神野新田資料館/2F  2Fテーマ<水>           
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★ 神野新田資料館は,平成5年に先人たちの偉業と精神を後世に伝承する証として,
 神野新田土地改良区が開設したものです。
  1階のテーマは<地>で,【神野新田紀徳の碑】【立体地形模型】【農業のジオラマ】
 【昔の農機具】【新田開発の恩人】などが展示されています。
  2階のテーマは<水>で,【牟呂用水の歴史】【13号台風の被害(ひがい)】
 【堤防(ていぼう)と人造石】 【四號樋門(よんごうひもん)の機能模型】などが展示されています。 
 
siryoukan24.jpg/牟呂用水/だあだあ橋 siryoukan10.jpg/自在運転樋
【牟呂用水/朝倉川/だあだあ橋】

牟呂用水が朝倉川と交差する地点では,
牟呂用水から余分な水が,
だあだあ橋から朝倉川に
放流されていました。
【牟呂用水/宇利川/自在運転樋
牟呂用水の水は,一旦宇利川の水と混じり,
再び,用水となっていたのですが,大水でこわれる
ことがしばしばでした。
そこで,宇利川の水量が多いときには,自然に
水門を開き,放流されるようにしたそうです。
siryoukan12.jpg/13号台風の被害 siryoukan13.jpg
【13号台風の被害】
昭和23年(1953年)9月25日の台風で,
4号堤防がこわれ,
三郷地区が海水に浸かりました。


siryoukan15.jpg/人造石 siryoukan22.jpg
【人造石】
神野新田の堤防には,服部長七が考案した人造石
が使われました。石灰に風化花崗岩(まさ土)を混ぜ,
水で練って,たたき固めたもので,「長七たたき」
とよばれました。
この長七たたきは,牟呂用水にも使われました。
【護岸観音】
明治28年(1895年)に,多くの篤志家の寄付により
33体の護岸観音が建立されました。
観音にお参りする入植者に,堤防の破損をはやく
見つけてもらう役目もありました。
siryoukan23.jpg/4号樋門模型 siryoukan21.jpg/樋門実物
【四號樋門(よんごうひもん)模型】

堤防内の排水したい水の水位が,海面より高くな
ると,樋門が自然に開いて排水し,逆になると
樋門が閉まります。
【海岸樋門/河川樋門】

 河川樋門の実物と海岸樋門の実寸模型です。

★このページの作成にあたっては,神野新田土地改良区職員の方からお許しをいただいています。
 展示物の写真につきましては,教育以外での利用はひかえていただきますようお願いします。
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牟呂用水/地域と自然
 ☆牟呂用水/流域紹介
  ●牟呂松原頭首工 
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  ●新川・松山    ●羽根井・花田 ●牟呂  ●神野新田  ●神野新田/稲刈り ●神野新田紀徳の碑