神野新田 ●米作りの様子は→神野新田の風景/稲刈りへ

神野新田分水工


牟呂用水から神野新田に用水は分かれて流れていきます。
神野(かみの)金之助は,神野新田を開発するとともに,
暴風雨で壊れた賀茂用水を修復し,牟呂用水としました。
写真の正面が神野新田方向です。

牟呂中学校付


牟呂用水と分かれた水路は,しばらくすると牟呂中学校の
脇を通ります。
牟呂中学校では,毎年牟呂用水の浄化運動を実践しています。


レノ割付近分水工

神野新田には,イノ割とかロノ割というふうに地番がつけ
られています。
この分水工は,レノ割付近のもので,東から西へ流れて
いる水路(大用水)の流れは,ここで北へ分かれて流れ
ていきます。

神野新田風景(5月田植えがすんだ水田)


神富山圓龍寺


神野新田の中心,三郷には圓龍寺と,
神富神明社があります。
この2つの社寺は,新田開発で入植した人々の
心の支えとなりました。



国道23号大水路交差点

国道23号線豊橋バイパスは,
豊橋港(三河港豊橋地区)や
臨海工業地域の工場へ向かう大動脈です。
東三河地区は,
トヨタ自動車田原工場の進出とともに
大きく変わろうとしています。

晩秋の神野新田

神野新田は,
豊橋の遠浅の海を干拓して耕地にしたところです。
明治の入植当初は,
塩分が強くて作物がよく育ちませんでしたが,
入植者の努力により,
今では豊橋一の美田が広がっています。
この地域は,早場米地帯で,
8月の下旬には稲刈りをしてしまいます。
遠くに見える山は,本宮山です。

大用水最終樋門

神野新田を流れてきた大用水の最終地点です。
この樋門の先は,遊水池になっています。
遊水池の向こうには,神野新田の堤防が見えます。
堤防の先の海は,現在では埋め立てられ,
神野埠頭となっています。
この埠頭から,ススギの自動車が船積みされます。
また,豊橋港は外国車の輸入が最も多い港です。
フォルクスワーゲンやメルセデスベンツなどの車の
整備工場もあります。

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