思考のゴミ箱

あらゆるところに広がりそうな予感がしますが、ジャンルとしては分けにくいものを、まさに散文的に掲載していく予定です。将来的には、ある程度の資料が集まり次第まとめていきたいと思っています。

『精神の生態学』
G.ベイトソンの著書です。構成主義におけるシステム論や分裂症におけるダブルバインド理論が有名です。もっとも、社会福祉の欄で掲載している『ヒューマンサービス論』のなかで、ベイトソンに対する言説が乗っているところから読み始めました。
『ヒューマンサービス論』で捉えられているダブルバインドとこの著書で捉えられているダブルバインドは違うような気がするのですが、それは、おいおい考察していこうと思っています。

『フーコー』
講談社から出された現代思想の冒険者シリーズです。これも、システム論や構成主義の関連になっているものです。といっても、中核的な哲学的な思想であるという理由で読み始めました。
一応、学習し終わって、彼の柔軟な考え方から学ぶとしたら、確かに我々は見られること、そうすることによる自分自身を拘束することで生きているわけで、それから、がむしゃらにもがくことも必要かもしれませんが、より、スマートに軽やかに生きていくことができるとしたらいろんな見方ができること、一つの見方に囚われないこと、その可能性を模索することなのかもしれません。

『分裂分析的地図作成法』
久々に哲学書を読もうとしましたが、100ページを越えたところでギブアップしました。しかし、だいたいのニュアンスは「解説」に書かれているので、興味を持つ人がいれば・・・。ドゥルーズの思想を理解しないと読めない代物でした。ということで、しばらくしたら再開したい書物でした。

『生殖の哲学』
ドゥルーズの哲学の影響を受けている、未来志向の生殖について。クローン技術、生殖補助技術に付随する道徳や倫理を嘲笑いながら力強く希望について語っている。

2006年の出来事
本当に置き場所が無くてすみません。

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