そろそろお中元の季節。煎酒中心のギフトセット
 この夏の新商品。江戸の製法を今に受け継ぐ「大門素麺」(350g 840円)
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★ この夏はギフトで勝負!!
さらに、この夏、三河屋が特に力を入れているのがお中元ギフト。「暑く湿気の強い日本の夏。どうぞ健やかにお過ごしください」-----そんな贈る側のこまやかな心遣いが先方に伝わる理想的なギフトとして、さまざまなセットを準備中のようです。
主力選手の煎酒をはじめ、三河屋のコンセプトそのものが「江戸のヘルシーフード」なわけですから、先方の健康を願う立場からすれば、三河屋の商品は非常に「使える」ギフトです。実際、煎酒が気に入った私の友人は、煎酒+佃煮セットを地方の友人に送って、とても喜んでもらったと報告してくれました。
こうした充実のラインナップの中で、特に夏のギフトとしておススメできそうなのが、この5月から取り扱いが始まったばかりの「大門素麺(おおかどそうめん)」。シンプルなパッケージが印象的で、リニューアルされた店内でも特に目を引いた一品です。
この「大門素麺」は、江戸後期、加賀藩の発祥です。冬の厳寒期(11〜3月までの4か月)の間、じっくり寝かせた生地を、終始手作業で一本の糸のような細さまで延ばし、半乾きの状態で丸髷状に丸め、紙にくるんでから自然乾燥を行うという当時の製法を、今に至るまで一貫して続けている「完全なる手延べ素麺」です。手延べ製法が全国的にも希少になりつつある現在、「大門素麺」をつくる農家も、富山県砺波地区の21軒のみ。小麦の甘さを含んだ、きめが細かくコシのしっかりした麺は、一度食べたらやみつきになる特別なおいしさです。一本がとても長いので、茹でるときにはぐわっしゃと丸髷を手で割らなければならないのですが、それもまた、夏の贅沢な楽しみとなるかもしれません。
「市販の素麺つゆに煎酒をちょっと足してもおいしいですよ」と、神谷さん。この夏、顔の見えるギフトをお考えの方は、大門素麺と煎酒のセットなんてのもオツな選択ではないでしょうか。
なお、三河屋のHPも、開店当時に比べて非常に充実。サイトからの注文ももちろん可能ですので、気になる方は是非、訪ねてみてくださいね。(柚木ぽん)
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