テケテケ珍道中 ベトナム料理十七選

<取材・文:福島 朋子>

町&バナナ売り

 みなさん、しばらくのご無沙汰です。しかも江戸バス旅行記ではなく、いきなりベトナム旅行記にとって代わっています。すいません……。もっともらしい理由なんかありません。でも、ベトナムの食文化は日本と同じ、主食がお米。そして料理の調味料としてなんでもかんでも使われているのが、しょっつるにも似たニョクマムと呼ばれる魚醤です。そんな訳で、ベトナム料理は、意外と日本人の口に合うかと思われます。タイ料理のように辛くないし……。
 今回は、そんなことから、「江戸料理百選」ならぬ、「ベトナム料理十七選」を敢行させていただきます。2月19日〜3月1日までの10泊12日ホーチミンの旅(随分前の話で、すいません)。フジオカぽん(身長168cm、図体はでかいが小心者の女子)なる初ベトナムツーリストを引き連れての勢いだけの「ベトナム食べ歩き珍道中」、よろしかったら、お付き合いくださいませ。
 
フォー
【フォー・ボー(牛)】
フォー・ボーにはフォー・ボー・タイ(牛肉が半生状態で上にのっているもの)とフォー・ボー・チン(完全に牛肉に火を通したもの)があります。フォーを頼むと、ライム、香菜(日本ではコリアンダーの名で親しまれている香りのきっついあのハーブ)、もやしなどが別皿に山盛りもられるので、これらをガシガシ入れて食します。麺は南のホーチミンでは乾麺を戻して使い、ハノイなどの北では、どうやら生麺を使っていて、こちらの方が少しコシが出る感じ。ちなみに私は北部の麺の方が好きです。だいたい、6000ドン〜1万ドン(60円〜100円)で食べられます。

 

 

探し求めてガー、ガー、ガー!
 ベトナムと言えば「フォー」。最近ではインスタント商品が日本でも売られるくらいメジャーになった、あの米から作った麺を鶏ダシスープ、もしくは牛ダシスープで味わう麺類。ベトナムでは、そこら中にフォーの屋台やら店があって、どれもグレードが高い。えっ、と思うくらい粗末でそこらへんのおばちゃんがけだるい感じで商っている屋台でも、日本だったら、長蛇の列ができてしまうこだわりのラーメン屋に匹敵するほど、スープのダシが濃ゆくとれていて旨いのです。中でも好きなのはフォー・ガー(鶏)、ちなみに牛は「ボー」と言います。一見あっさりとしたダシの味わいの中にガシガシ後からくる濃厚な鶏ダシスープがたまりません。しっか〜し、2月19日〜3月1日という日程を見てお気づきになったことはありませんか? あの当時、「鶏インフルエンザ」が猛威を振るっていた真っ盛りだったのでした。ベトナムなんて震源地! ハノイはおろかホーチミンでも死者が出はじめ、日本からのツアーなどは取りやめになっていたほど。それでも「どうせ、現地に行っちゃえば、庶民は鶏を食べているのでは?」とタカをくくっていたのですが、これが、鶏自体流通していなかったのですねぇ。いつもおせわになっている ホーチミンのミニホテルに到着するやいなや「ガーはあるの、あるの?」と聞くものの、ホテルのかあさんに「トモコ、ガーはダメ」と言われ、翌日からは、毎朝顔を合わせるたびに「トモコ、ガーはダメよ、ダメダメよ」と念押しされる始末。まあ、食べようにも流通してないんだもん。それでも諦めきれない日本人の大小2匹のお猿は、しばらくガーガー、ガーガー、とむなしく鳴く日々を送ったのでした。
焼そば フー・ティウ
【ミー・サオ・メム】
日本の焼きそばとほぼ一緒。麺はちょっと硬め。ただし、味付けはニョクマムとレモングラスが効いていて、やっぱりアジアンチック。これを食べた店は屋台ではなかったのでちょっと高め、2万5000ドン(250円)程度でした。
【フー・ティウ】
フォーとは麺がひと味違う南部の麺類。麺はさらにコシがなく軟らかく、具にはレバー・エビ・豚肉・つみれ?などがのります。甘みがあるスープなんですが、レバーなどが入っているせいかちょっと生臭い。好き嫌いがあるかと思われます。ちなみに私は断然フォー派。こちらも6000ドン〜1万ドン(60円〜100円)。

 
鍋
【ボー・ニュン・ザム】
高級な店で食べれば、盛りつけも美しいのですが、庶民の店ではこんなもの。決して、日本のしゃぶしゃぶのように肉質は良くないのですが、一度食べてみても損はありません。(この日は、ビール4、5本飲んで、鍋を食べて、二人で1000円もしなかったかな)
エビ&カニ
【トム・ザム・ムォイ (エビの炒め物) 】
  【クア・ザン・ムォイ (カニの炒め物) 】
こういった店では、ちょっと高級な海鮮料理も味わえます。といっても日本では考えられないほど安価ですが……。カニもエビも揚げた上にニンニク、塩こしょうの効いた甘辛ダレであえてあって美味しい。店によってホント値段が違うのですが、10万ドン(1000円)前後。日本円で考えると安いのですが、現地に行くと躊躇してしまうんだな、これが。
鍋は旨いが、姉さん、大変です!!
 思うに、ベトナムはスープ系のものは何でも旨い! 麺類にしろ、鍋にしろとにかくスープのダシにインスタントのものを使わず(インスタントダシという感覚がないのだろうな〜。あっ、「味の素」はガンガン使ってますが……)きっちり、牛なり鶏から煮出しているのがわかります。このベトナム版しゃぶしゃぶと言える「ボー・ニュン・ザム」もそう。ニンニクを利かせ、香味野菜を投入した牛肉でとったスープ(鶏が解禁されたら鶏でダシをとっているかもしれませんが……)に、牛肉やら、モツやら、エビ、イカなどをしゃぶしゃぶし、ニョクマム(魚醤・あの腐ったような強烈な臭いで嫌う人も多し)のたれにつけて食べるのですが、旨い! こちらの牛肉は赤身で結構カタく、決して良質のものではないけれど、スープの味がしっかりしているので、なかなかの味になります。ちょっと、酢が入って酸味が利いているのもポイント。最後には、フォーの太いバージョンの麺やラーメンを入れて締めくくる。ハマる味です。
 しっかし、このボー・ニュン・ザムを食べた店、面白いのが日本で言う「バドガール」みたいなお姉さんがいること。お店の従業員とは別にビール会社のまわし者がいて、「わたし、サンミゲール(ビール名)の女の子なのん、だから、お願いサンミゲールを飲んで、うふっ」ってな感じで、色目を使われます。あっ、しかしここはベトナム。バドガールのような露出度の高いカッコはしていません、男性の方あしからず。それでも、「この鍋はね、こうして、先にお野菜を入れて、ちょっと待って、それからお肉をすこししゃぶしゃぶしてね……」なんて、こまやかなお世話をされてしまうと、あなた、頼まなければならなくなるではないですか。たとえそれが飲みたくない銘柄のビールであっても……。こうして、ついうっかり一度姉さんの銘柄のビールを頼んでしまうと、ちょっとでもグラスのビールが減っているものなら飛んできて、ビールをつぎたし、「うふっ」と微笑まれ、違う銘柄を! と頼めなくなる悪循環にハマリます。勇気を出して「おいらっち、サイゴンビア(ベトナムのビールで一番好き。ちょっと甘くてくせになる味)が飲みたいぜ」なんて言っても、とんでもなく切ない顔で「そんなこと言わないでぇん」と上目遣いをされるので、勝てません。
 ちなみに、数日後、またまたボー・ニュン・ザムが食べたくなったのですが、あの姉さんがいるといけないので、わざわざ店を変えたものの、入ってびっくり、いるではないですか、違う店なのに、同じサンミゲール姉さんが!! 敵もさるもの、私たちの顔を覚えていて、満面の笑みを浮かべすっとんでくる。そうして結局、テーブルの上には、飲みたくなかった銘柄の空き瓶が並ぶ羽目になるのでした……。

 
ホビロン・ホビロン抜粋
【ホビロン】
こんな風に、ホビロンはサーブされます。これをスプーンでカツン、カツンと殻の頭をたたくと、コニャニャチワ〜とあひる君が顔を出します。塩をかけて召し上がれ。
1個 2500ドン(25円)とかかな〜。いつも酔っぱらって食べるのでよくわかりません。
カエル料理
【カエル料理】
ごめんなさい、料理名すらわかんない。しっかし、スパイシー。ビールとよく合います。
殻の中から「コニャニャチワ〜」
 その他、本当にベトナム料理は、安くて旨い! 最近はホーチミンでは物価が上がってますが、それでも、二人以上なら一食500円も出せば、ゴージャスに食べられます。向こうではヤギもメジャーで、「ヤギ焼き肉」や「ヤギ鍋」も絶品。なんてことない空芯菜の炒め物もニンニクとニョクマムが利いていて、シャキシャキと美味しい。ちょっと小腹がすいたな〜と思えば道ばたで生春巻きやバインベオ(餅米を蒸かしてニョクマムをかけるツルツルのおやつ)もちょっとつまめる。甘いものが欲しければ、チェーというコップ入りのフルーツ、小豆、寒天、なんでもありのごちゃまぜデザートを何十円かで楽しめます。とにかく一日中食べていても、珍しく、美味しい物にこと欠きません。
 そんな中で、ちょっとゲテモノですが、お勧めするのが、「ホビロン」と「カエル料理」〜。ホビロンは有名ですが、あひるの有精卵をゆでたもの。つまり孵化する寸前、しっかりとすでにあひるの形になり血管が浮き出た雛が、殻からこんにちは〜って出てくる日本じゃ考えられない卵。でもこれが美味しいんです。初めはもちろん、抵抗ありました。でも馴れちゃうと、コリコリした軟骨と、まだちょっと残っている卵白のドロリ加減の合わせ技がなんとも言えなくって、形容しがたい旨さ! それに、このホビロンは夜しか売ってません。チャリか歩きで兄さんが町中を流していて、どっかの屋台で飲みながらいると、「どーよ、ホビロン、どーよ」と売りに来るのを「んじゃ、一個くらはい」と買うものなので、絶対的に薄暗い所で食べます。だから、血管も容姿もあんまり気にならないシチュエーションが準備されているのです。ちなみにこのホビロンは精力がつく食べ物だそうです。そして消化が悪いから、一緒に添えられる日本で言うタデ(ちょっと苦めのハーブ。『タデ喰う虫も好きずき』のタデです)を一緒に食べないといけないそうです。
 もう一つのカエル料理。これは、今回初めて食べました。けっこう、ストリート店(一応、厨房などは、家の中にあるのですが、道ばたにテーブルを出して営業している店を勝手に私はそう呼んでます)ではメジャーらいしいのですが、そんな店には英語のメニューはあるわけもなく、食べようとも思ったことがないので、いままで知らずにいました。しかし、ベトナム人の友人のお薦めで有無を言わさずテーブルに並べられた日には、あなた、のけぞりました。だって、見た目が単なる「カエルの姿焼き」で、野菜のデコレーションもほとんど役に立ってないんだもん。けど、これが食べてみるとスパイシーでイケます! 使っているスパイスなんて、せいぜい黒こしょうとニンニクくらいのもんなんでしょうが、これが、ケンタッキーも真っ青の何十種類ものスパイス配合チキンに匹敵する旨さ。そりゃね、ジャングルでがんばってこられた小野田さんなんかもカエルはチキンみたいだと言っておりますが、食べてみたら鶏より淡泊だけど、けっこうしっかりムチムチした肉がついてて美味しいのですよ。

合い言葉は「トイレットペーパー、プリーズ!!」
 その他、本当はもっともっと紹介したい料理があるのですが、諸事情(詳しくは 暗黒編で……)とスペースの都合上ご紹介できないのが残念。まあ、それにしてもとにかく、食べまくりました、ベトナム料理。ここでみなさん疑問が起きません? 生の野菜やプチゲテモノ料理を食べていて、お腹は壊さないんか……? と。
 ベトナムは屋台の貝料理も絶品です。おいしい。しかし、それらが採れるのはあの、とんでもない褐色のメコン川。しかも屋台なんて、泥水(川の水か?)で平気で食器を洗ってます。そりゃね、きますわね、腹痛が……。幸い、私はもはやベトナムの抗体ができているのか、「ちょっと、お腹がゆるいんちゃうの〜?」という日はあっても、ほとんど支障はありません。しかし、初ベトナム旅行者のフジオカぽんは、きてました、きてました。なぜか、私が泊まるミニホテルには、いつもトイレットペーパーが、ストック1個しかありません。しかも巻きが日本のものと比べてあまいの。紙が厚いとも言うの? とにかく、お腹を壊すと一晩でトイレットペーパーが恐ろしいほど消費されます。そうなると、私たちは、朝、まず目覚めたら「トイレットペーパー、プリーズ〜!!」としょうもないフレーズで、ペーパーの芯を片手にフロントまで出向く羽目になるのです。トイレットペーパー難民を始めて2日目には、ベッドメーキングの後、私たちの部屋には常時3ロールが配備されておりました。ありがとう……ホテルのみなさん。
 それでも、食べずにはいられないほど、ベトナム料理は旨いっす。どんなに、トイレを気にしながら街を徘徊しようとやめられません。現地で会う、バックパッカーの方々に言わせると、ベトナムの腹痛なんてたいしたことじゃないそうです。インドなどの「おりゃ〜、脱水症状起こして死ぬんちゃうの?」という生死をかけるのかと思うほどの攻防戦に比べたら、ベトナムは無菌に等しいと思えるそうです。
 なので、みなさん、ベトナムを訪れた際は、安心してガシガシ屋台に出かけ、多少お腹を壊しながらもベトナム料理を堪能してくださいませ。

 
バインミ 生春・生春ケース ブンチャー
【バイン・ミー・ティエット】
ベトナム版サンドイッチ? フランスパンをざっくり切ってチーズをぬったくって、中にレタスもどき、胡瓜、トマト、豚肉の薫製やらさきイカもどきを入れます。もちろん、香菜もトッピングして、仕上げはニョクマムを振りかけて……。たいてい屋台でトッピングしたいものを指させばオーダーOK! 1個6000ドン〜8000ドン(60円〜80円)くらい。マジで、ベトナムNo.1の食べ物と言いたいくらい旨い。
【ゴイ・クォン(生春巻き)】
エビ入り生春巻き。最近は観光客用に高級店でも出すようになったが、元はおやつ的なストリートフード! ライスペーパーにサニーレタスちっくな野菜とそうめん的なフォーと、香菜などが入って、1個2000ドン(20円)くらい。きったないガラスケースにラップもせず並べられていますが、衛生面は考えないことにすれば、とびきりおいしい!
【ブン・チャー】
日本で言う「つけめん」? そうめん的に細い麺をちょっと酸味の利いたニョクマムテイストのつゆにつけて食べます。甘酸っぱくて、ニョクマムがダメな人でもこれなら割とマイルドでハードルが低めかも。やっぱり1万ドン(100円)くらいで食べられます。
バインベオ 貝・貝調理 コム
【バイン・ベオ】
なんだろう、日本で言えば「くず餅」か? 原料は餅米をすりつぶして蒸したもののようです。これに、ヌクチャム(ニョクマム、ライム汁、砂糖、水、唐辛子を混ぜたもの)をかけて食べる。モチモチして旨い。
(本当に、おやつなので5000ドン《50円》くらい。元は中部フエの料理だそうです)
【貝料理】
ベトナムの屋台では貝料理が美味しい。高級店で食べるよりも絶対的に小汚い屋台の方が旨いです。写真はアサリのでかいような貝にレモンハーブとニンニクを利かせたニョクマムベースの炒めもの。このほか、ベトナムではピーナッツをくだいて上からかけた貝の炒めもクセになる味。値段は本当に屋台次第、1皿結構入って5000ドン(50円)くらいからあります。
【名もない料理】
よくわかんないけど、「コム」と呼ばれる日本の大衆食堂的なとこでは、店頭にずらりと総菜が並んでいて、指さしすれば、おかずを盛ってくれます。肉も野菜も炒め物や煮込みがメインですが、ニョクマムが効いていておいしい。醤油味みたいなもので日本人には合うと思います。
おかずの量によって違うけど、一皿1万ドン〜1万5000ドン(100円か〜150円くらい)。
バインセオ断面・バインセオ(全体) 焼き肉 空芯菜
【バイン・セオ】
ベトナム版お好み焼きとよく紹介されている料理。けど、お好み焼きとはちょっと違う?
 薄い卵アンド小麦粉使用の皮に中に主にもやし、ちょっと豚肉などを入れてオムレツ風にサンドしています。結構脂っこいので、元気な時に食べましょう。
【ラウ・ゼー(ヤギ鍋)】
ごめんなさい、写真はヤギ焼き肉です(ヤギ鍋写真がなかったんです)。どちらにしても、ベトナムでは牛よりヤギの方が美味しい気がします。沖縄のヤギ汁などとは違って、鍋のスープはコッテコテだし、焼き肉もかなり味がついているので臭みは感じません。しかもやっぱり安いです(二人で、ヤギ焼き肉〜鍋とコースをたどっても一人500円くらいで済みます)。
【ザウ・ムォン・サオ・トイ】
長い名前ですが、早く言えば空芯菜のニンニク炒め。ニョクマムとよく合って美味しい。ただし、これは店によって味がかなり違うので、美味しいところを探す努力が必要……。1万ドン〜1万5000ドン(100円〜150円)程度。
さとうきびジュース店・さとうきびジュース マンゴ店 河童河童
【サトウキビジュース】
路上で、不思議なロール状圧縮機でガシガシ生サトウキビをしぼり、単にジュースにしたもの。もうちょびっとドロリとするかな〜と思ったら、サラサラして、さっぱりしてほどよい甘さのよい飲み物。サトウキビってこんなに旨いんすね〜と思うほどの絶品。しかし、この店のおばさんが恐ろしく顔がイカツくて、声かけるのがはばかられました。オーダーすると無言でウィン、ウィンとサトウキビを絞ってくれて、味は確かだったよ。ベトナムのおばさんは、こういった怖いおばさんとやたらフレンドリーなおばさんに二分化されています。
(いくらで飲んだかな〜5000ドン《50円》くらいだった?)
【マンゴージュース】
ベトナム行ったら、飲んでください。ホントホント。単にマンゴーと氷をガシャガシャとジューサーにかけたもの。しかし、死ぬほど旨い。天然の甘さが最高。ドンコイ通りなどの高級店では高い割に、水を入れたりして薄くなってイマイチなので、データム通りのバックパッカー街で飲むのが一番!!
(マンゴーの他、パパイヤなども一律1万ドン《100円》だったはず、もっと安かったかな?)
【ヨー&プリン】   
写真がなくて残念……。ベトナムでは、日本の「かち割り氷」みたいにちっちゃなビニールに入ったヨー(ヨーグルト)、そして、プラスティックコップにすくって盛られるプリンなどが、屋台で売られています。ヨーグルトは単にヨーグルトを家の製氷器で凍らせたような味。プリンは卵密度の高い濃厚な味、苦みの利いたカラメルとなぜかかち割り氷を混ぜて食べます。さっぱりしておいしいよ。
(どちらも2000ドン《20円》くらい)

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