バッチ(.bat)
下記のDOSバッチプログラムは、バックアップを行った後、シャットダウンを行うものです。
寝る前等に、このバッチジョブを起動させれば、バックアップを行い、バックアップが完了した後、パソコンをシャットダウンし、
電源を切ってくれます。
このバッチプログラムは、Windows XP用です、Windows Vista や Windows 7 ではタスクスケジューラで設定することができます。
バッチプログラムを記述するのに用意するものは、メモ帳や秀丸、さくらエディタなどのテキストエディタだけです。
保存ファイル名は、何でも構いませんが、それと分かるような名前に、.bat の拡張子をつけます。
あと、勉強したい人は、DOSコマンドの本や、インターネットで調べてください。
DOSバッチプログラム動作説明:
※ rem は、コメント行です。
1.dateコマンドで得られた日付(例:2011/01/06)から、/を除いた、年月日を取り出す、
set yyyymmdd=%date:~-10,4%%date:~-5,2%%date:~-2,2%
※他のOSでは、年月日の前に、曜日が出力されるものも有るので、汎用的に使えるように、後ろから数えて取り出す。
-10や-5は後ろからの桁位置を表しています。
%date:~-10,4%は、dateコマンドで出力された日付から年(例では、2011)を取り出しています。
2.timeコマンドで得られた時間(例:<スペース>7:23:06.12)から、<スペース>を0に置き換える。
set hhmmss00=%time: =0%
次に:を除いた、時分秒を取り出す。
set hhmmss01=%hhmmss00:~0,2%%hhmmss00:~3,2%%hhmmss00:~6,2%
3.日付と時間を含んだバックアップファイル名を作成
set fname=bkfc%yyyymmdd%_%hhmmss01%.bkf
※例では、変数 fname には、bkfc20110106_072306.bkf と言う文字列が格納されていることになります。
4.バックアップを実行
ntbackup backup "c:\" /f "k:\%fname%" /m normal
※ntbackup backup:バックアップコマンド名、c:\:バックアップするドライブやフォルダ、
/f k:\bkfc20110106_072306.bkf:バックアップを保存するパスおよびファイル名、
/m normal:バックアップの種類、
他のパラメータは、インターネットや本で調べてください。
5.シャットダウンを実行
shutdown -s -t 0 -f
※ -s:シャットダウンを指定、-t 0:0秒待つ、-f:他のタスクの強制終了
-r:再起動を指定、 -t 30:30秒待つ、
他のスイッチは、インターネットなどで調べてください。
※下記プログラムをコピーし、テキストエディタを起動させて、ペーストして、.batの拡張子をつけたファイル名で保存して
使用できます。
rem ntbackup backup command batch
rem use command prompt window
set yyyymmdd=%date:~-10,4%%date:~-5,2%%date:~-2,2%
set hhmmss00=%time: =0%
set hhmmss01=%hhmmss00:~0,2%%hhmmss00:~3,2%%hhmmss00:~6,2%
set fname=bkfc%yyyymmdd%_%hhmmss01%.bkf
ntbackup backup "c:\" /f "k:\%fname%" /m normal
shutdown -s -t 0 -f