「八王子車人形と説経節」
演目 「日高川入相花王(ひだかがわいりあいざくら)」
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「日高川入相花王」
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説経節・三代目若松若太夫
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頭と手の操作の解説
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ろくろ車と人形の足の解説
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名称: 八王子車人形 | 日時: 06年01月21日(土) |
車人形・指定:東京都無形民俗文化財・国選択 | 説経節・指定: 東京都無形文化財 |
県市: 東京都八王子市 | 地区: |
保存団体: 西川古柳座 | 問い合わせ先: 八王子市 |
芸能解説 : 「西川古柳座の前身は、明治5年、瀬沼時太郎(二代目西川古柳)が初代西川古柳に弟子入りしたことに始まる。江戸の最後の人形遣い吉田冠十郎、文楽の吉田文昇らの指導を受けた。さらに江戸の伝統的な車人形の操法を基礎として新鮮な工夫を重ね独自の用具なども考案し、現在は新作の上演も可能にしている。」(説経浄瑠璃鑑賞会パンフレットからの引用です。:解説・小野寺節子氏)
文楽は三人遣いだが、車人形は一人遣いで、人形の大きさは文楽で使う人形と同じくらいの大きさ。ろくろ車というものに座り自分の足の指で人形の足を操作し、右手で左右の手を操作し、左手で頭を操る。
現在の西川古柳師は国立劇場の文楽研修生で、相模人形芝居などの指導もしており、海外公演もたくさんこなしている。
座員は十数名。定期公演あり問い合わせ先は郷土資料館か古柳座へ。 [以上文責国さん]
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アクセス: 西川古柳座:東京都八王子市下恩方町1566
[バス]→高尾より恩方車庫、宝生寺団地行きバスで約10分。「川原宿大橋」バス停下車、徒歩10分。
JR八王子・京王八王子からもバス便あり。
関連ホームページ: 八王子車人形
八王子市郷土資料館
川野車人形
竹間沢車人形
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撮影メモ : 板橋区教育委員会主催:説経浄瑠璃鑑賞会−説経節と八王子車人形の共演− で撮影。(撮影許可必要)
写真は「日高川入相花王(ひだかがわいりあいざくら) 恋闇路清姫怨霊段」(花の王だからサクラ)デジタルカメラに消音ケースを付けて撮影。ISO400相当 f2.8 1/60位
成増アクトホールでの公演。 毎年定期公演・説経節(若松会)と他の芸能との共演。
詳細は板橋区教育委員会または区立郷土芸能伝承館へ
車人形座はほかに奥多摩町川野に川野車人形、埼玉県三芳町に竹間沢車人形が伝承されている。
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