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<雨、曇り、晴れ。不安定>
子供たちは熟睡してくれた。
しかし、次男は6時過ぎに、長男は7時過ぎに起きてくれた。こっちはのんびり寝ていたかったが、どうもダメみたい。
昨日PICに遅くまでいたため、ツアーデスクに今日の予定を申し込めなかった。
ツアーの申し込みは前日の16:30までとなっている。
しかし、天気がわからないからなあ。
朝から雨が降ったりやんだりで、天候は思わしくない。さあどうしよう。
取りあえず、ホテルの朝食を食べることにする。ミールクーポンがあるから。
その前にツアーデスクを覗くと、9時前だったがすでに人がいたので、話を聞いてみる。ANAのツアーデスクは、日本人のおねえさんとおばさん。
グラスボートかサンセットクルーズのいずれか、あわよくば両方とれるか聞いてみる。幸いにして、どちらもとれそうだ。しかし、雨でもキャンセルは出来ないと言う。ここは、晴れ男のジンクスを持つ長男に期待し、両方とも申し込む。朝食だ。前回食べた物は敬遠し、違うものを選んで食べる。
クラブハウスサンド風にハム・チーズ・レタス・トマトをパンに挟んで食べる。やはりPICの方がまともである。明日はコーンフレークにするかな。
次男は、昨晩はほとんどラーメンを食べなかったので、すごい食欲だ。
取りに行く係の私と食べさせる係の妻は、自分の分をゆっくり食べている暇がない。ミールクーポンは自分で2枚切り取って、伝票に挟んでキャッシャーに出した。
途中、山の方へ上り、Pacific War 記念展望台に寄る。眺めの良い場所に、取って付けたような戦争のレリーフを飾りました、という建設中の展望台。アプラ港が一望できる。先の方には海軍のステーションがあるらしい。
グラスボートの乗り場は、ハーバーの先端。ロックンロールな船長がお出迎え。
やはり、晴れ男のおかげで天気がいい。晴れた日にのんびり船に乗るのは気持ちが良い。
グラスボートは晴れた日に乗るべきである。
ハーバーへ着く。やはり待ってた。写真屋だ。1枚$15。何せ、4組しかいないから、買わずにこっそり逃れるわけにも行かず、諦めて買う。
再び、GMのワゴンでホテルへ。途中から雨が降りだした。全く大した晴れ男だ。
さて、食事をどうしよう。
ホテルの下の階の方に、空調かボイラーの施設があるらしい。ベランダはダクトからの音がかなりうるさい。外は、晴れたり曇ったり雨が降ったり忙しい。
タモン湾内に双胴船が一隻浮かんでいる。どうやらあれが、サンセットクルーズの船らしい。第一ホテルとフジタホテルの間あたりにあるようだ。
4時過ぎになっても、子供たちは起きない。そろそろハウスキーパーが来る頃だ。
ドアベルがなる。やはり、ハウスキーパーのお出ましだ。ノーチラスのグラスボート
妻の友人が昨年来たときに乗って、子供連れでも楽しめるとのことで、乗ることにした。
行程が2時間半と言うので、ずいぶん長いのかと思ったら、ホテルを出てから戻るまでの時間であった。大人$47x2+子供$35x1 = $129
ホテルのロビーで待っていると、GMのバンで迎えに来る。南のアプラ港のハーバーまでいく。我々を含めて4組計11人。なんだすいてるんだ。
父の叔父は、開戦日に上陸する際、ここで亡くなったそうだ。
道中の山あいの家は、熱帯系の植物の中に点在している。コンクリートとトタンを組み合わせたような作りだ。どこかで見たような光景だ。ジャマイカの山沿いも、こんな感じだったなあと思い出した。あまり立派そうな家は見られない。
乗るときに、1組づつ写真を撮ってくれる。ああ、後で写真を売りつける例のパターンだな、と思いつつポーズ。
目的地まで、デッキの上で景色を眺める。子供たちが海に落ちないか、結構心配。ちらしに、サンダル履きはご遠慮下さいとあったのはそのせいか?
目的地のリーフに着く。そこに船を係留し、我々乗客は覗き窓の付いた船底へ。
ダイバーが餌をまいて魚を集めるが、魚は船が来ただけで寄ってくる。毎日何回も来るわけだから、魚の方も覚えているのだな。
鯛の仲間のようなやつや、縞の入ったやつ、サヨリ、エンゼルフィッシュなどが、数え切れないほどいる。
日がさしているときは、魚の色も海の景色も鮮明できれいだ。しかし、ときおり曇ると、色が沈んでぼんやりする。
ダイバーが、覗き窓の外を行ったり来たり繰り返す。ときおり、ナマコやヒトデを拾ってきて見せてくれる。
子供たちはだんだん飽きてきた。長男は船内にある舵のハンドルで遊びだす。次男は、日本語の上手な、説明係のチャモロ系のおねえさんに愛想笑い。ロックンロールな船長さんにも笑顔を振りまく。私も手持ちぶさたで、ビデオを流し取りしている。
ダイバーが持って入った餌がなくなり、餌付けが終わる。それでも魚達はあたりにたむろしている。
船がハーバーへ向けて動き出し、我々は再びデッキへ。そこでドリンクをくれる。
長男が突然、お魚さんにバイバイしなかった、とぐずりだす。途中で飽きて、見もせずに遊んでたくせに。遠くの方を指さして、あそこにいるから一緒にバイバイしよう、となだめる。
ベランダで、ごんぶと
部屋に帰ると、やはりベッドメイクしていない。そういうものだと気にしないことにする。
サンセットクルーズは5時集合なので、取りあえず、昼寝をさせる。
持参したトーマスの本を読む。無事寝たようだ。もう2時近い。
昨晩食べずに残っていた、ごんぶととビールがある。
ベランダにて景色を眺めながら食べるべく、ミネラルウォーターをポットで沸かす。
雨上がりには、虹がかかる。しかし半円の1/3位しかない。そこだけ日が差し、かつ雨が降っているのだろう。
子供が寝ているので、後でと頼む。でも、もう帰ってしまうのかなあ。
まあ、ベッドメイクがなくても、タオルそのままでも良いけど。一日くらい。
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