お買いもの&砂を食べる(2日目のできごと)


南の次郎目次へ
1日目のページへ *2日目のページ* 3日目のページへ 4日目のページへ 5日目のページへ

<晴れ時々曇り>

部屋のベランダからの眺め

朝食はホテルのカフェ(バイキング形式)

今朝はのんびり起きて9:30頃に、ホテルのラウンジで朝食。
バイキング形式で、長男はオレンジ・次男はスイカを食べる。クロワッサンから、味噌汁や目玉焼きまで、いろんな種類がある。
ハッシュドポテトを食べたが、どうも油に当たってしまったらしい。胸焼けがする。ジュースも薬っぽい。どうもこのホテルの食事は×のようだ。明日から考えよう。
ウエイターがやってきてミールクーポンを要求。冊子ごと渡したら、4枚切り取ってレシートに挟んだ。
まったく子供の分まで取るのか、と帰りにキャッシャーのおばさんに文句を言ったら、かのウエイターを呼んできて、違うよとたしなめてくれた。
あれだけ子供たちが食べているところを見られては(同じ年頃の子供たちよりも良く食べる。特に次男は)、クーポン4枚取られてもしかたないかなと半分はあきらめていたが、2枚返してくれた。ラッキー

マイクロネシアンモール

モールとホテル街を回るバスで行く。バスに乗る際に、一人$3.00で往復チケットを買う。子供達は不要。モールは郊外のダイエーみたいなところだ。

まずはおもちゃ屋へ。その後、いろいろ歩き回っているうちに、長男が抱っこという。眠くなったのだろう。持参のベビーカーにはすでに次男が収まり、ほとんど寝ている。
仕方がないので、20ドルのデポジットで、ベビーカートを借りる。ずいぶん車輪が大きくごつい。じきに、長男も寝てしまった。これならお昼寝タイムを節約できる。
ついでに、モール内にあるペイレスマート(スーパーマーケット)で水やビール、果物などを仕入れる。
Pay-Less:直線的な名前だ。確かにセブンイレブンよりは安かった。果物や野菜は秤売りのものが多く、たくさんの秤が置かれていた。辛いもの好きな私は、赤や緑のペッパーが数多くあったのをチェックした。

昼食はフードコーナーでバーガーキング。
ワッパーセット($4.85)x2、ダブルワッパーセット($5.60)x1で、$16と店員のチャモロ系高校生風おねえさんが言う。
おかしいというと、今度は$11という。
安いから黙って払う。
しばらくして、他の店員に指摘され、残り$4.20を払って下さいという。
ちゃんと計算しなさい。
巨大なワッパーなので、3つのセットで子供含めて4人で充分(普通は食べきれない)。

ハウスキーパー

4時前に部屋に帰ると、ベッドメイクされていない。チップも置いたままだ。
来てないんだ、忘れているなあ。
断水はしていない。昨日だけだったのか。
子供の熱をはかったり、薬を飲ませたりしているうちに、ハウスキーパーが来た。ずいぶんのんびりしているなあ。

海岸まで行くので、ベッドメイクしているハウスキーパーのおばさんを残して出かけた。帰ってみると、照明のスイッチになっている、カードキーを入れるところに、マスターキーがささったままだ。
全くのんきだなあ。
このホテルの人たちのどこか抜けたところは、島民性なのだろうか。取りあえず、そう思うことにする。

Hotel前のビーチ

ホテル前の海へは、プールの横から行く。案内は見かけなかったが、何となく行ってみたらすぐ海岸だった。

プールを見たら、長男は入る入ると言い出した。部屋で熱をはかったら、長男は7度弱、次男は7度強あったので、着替えずに出かけていた。
取りあえずなだめて、海岸へ。

海岸は遠浅で、波がない。足をつけて遊ばせる。きっと行くところまで行くんだろうと、うすうす予感しながら。

あああ、座っちゃった。

しょうがないから好きにさせておこう。

現地の人が釣りをしていて、子供たちに釣った魚を見せてくれた。大概の釣り人は、釣った魚を人に見せたいものである。

その後も、かの釣り人は子供の相手をしてくれた。砂浜の砂で山を作ったりする。 釣り人は、長男にゼスチャーでコミュニケーションするものの、
ちゃんと言わなくちゃわからないでしょ、
と長男。日本語を話さない人が世の中にいることを、まだ気が付いていないようである。

と、目をはなした隙に、次男の口が砂だらけに。

あちゃあ、砂食べてる!

何でも口に入れる年頃ではあるが、塩味がきいてておいしいのか、その後も目を盗んでは食べていた。
次の日の朝、おむつには砂混じりのうんち。海で砂遊びした後のようにおむつが砂だらけであった。ずいぶん食べたんだなあ。








夕食(トニーローマ)

午後の昼寝をさせる機会を逸してしまったが、食事に出かけた。もちろんホテルは敬遠し、しかし遠出は大変なので、近くにあるリブステーキの店・トニーローマに行く。
ほぼ満席。お尻の大きな白人のウエイトレスのおねえさんは、とっても忙しくてすいませんと各テーブルで言っていた。見ると、他のウエイターやウエイトレスはあまり忙しそうではない。きっと、忙しがりやさんなのだろう。
子供たちは、空腹と眠気で機嫌が良くない。

ようやく注文した物が来た。噂通りに、巨大なプレートからはみ出さんばかりにリブステーキがのっていた。しかし、ようやくまともな食事にありつけたような気がする。

隣のテーブルには7〜8人の日本人グループ。次男をいろいろあやしてくれて助かった。次男が愛想を振りまいたからだ。そうしたら、彼らが帰り際にアイスクリームを2個注文してプレゼントしてくれた。そこまでしてもらってはなあ、と返そうと思ったら、
ありま、長男がもう食べてる。
しょうがないので、ありがたく頂いてしまった。子供連れの日本人はうちだけではなかったのにね。愛想振りまいた御利益か。
ただ、頂いておいてこんなこと言うのも何ですが、アイスクリームのお兄さん、日本にいるときにはそんな事しないんですよね?きっと、海外で気持ちが大きくなっていたのですよね?その大きな気持ちに素直に感謝。

わが家の旅行では、食事は重要なエンターテイメントと考えている。
今晩のトニーローマで、やっとまともな物を口に出来た。しかもワインのデカンタ込みで全部で$45。ファミレス的ステーキハウスではあったが、それまでの空振りを考えると、とても幸せな気持ちになれたので、お尻の大きいおねえさんにチップを$10と奮発をした。

夜中に次男が寝ぐずって、眠りを妨げる。私の場合少々、妻は2時間以上つきあわされた。砂なんか食べるからか?


1日目のページへ *2日目のページ* 3日目のページへ 4日目のページへ 5日目のページへ

 南の島の次郎目次  たつのおとしごホームページ  ご意見・ご感想をどうぞ