将軍川林道

2005.09


【将軍川林道】
和歌山県、日置川町市鹿野と古座川町添野川を結ぶ将軍川沿いにすすむ全長27kmの長い林道。
途中「きのくにふるさと林道」という無謀とも思える高規格道路を、両端の短い区間を作りかけている。
山深い場所に狭い道が延々と続く整備された舗装路なので、自然を楽しみつつゆっくり走行するのに適した林道です。

←この周辺の林道をひととおり走破すべく、どうしても気になる名前なので、走行しました。

 (1)日置川町市鹿野
 (2)きのくにふるさと林道
 (3)日置川町上露〜古座川町添野川

【安川大塔川林道】 別ページ→
【ホイホイ坂林道】  別ページ→
【本山谷平井林道】
【R371不通区間】 
別ページ→
【県道229号】 別ページ→

地図(Mapion)
日置川町市鹿野 〜古座川町添野川

大文字”R”は国道、小文字”r”は県道の路線番号


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西から 日置川町 市鹿野
【県道分岐・市鹿野橋】
橋を渡り、丁字路を右折すると県道221号に入る。
【県道すこしだけ】
県道221号が市鹿野のGS、派出所あたりで終る。

【市鹿野】
郵便局・派出所・学校も見える。
いい雰囲気の集落から別れ、南に直進する。
【起点】
このさき、ヘアピンカーブの辺りに、「将軍川林道」の白い標識が道の傍らに刺さっている。

【いつもの山坂道】
ヘヤピンカーブ、林を過ぎて、これから進む方向の山々が見えてくる。
【支線分岐】
キレイな舗装の全長1kmの支線が伸びる…ピストン林道だから無視して本線を直進する。でも後で戻ってくる…
【視野が開ける】
紀伊山地の山々が広がり、自然を満喫できる。でも左下には…
【見下ろせば、いい道が出現】
地図にはない、立派な道と立派なトンネルが眼下に広がる。なんだろう?

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きのくにふるさと林道 将軍川線 (高規格道路)
【なんだろう?】
さらに本線を進める。左手には立派な橋が見える。謎が深まるばかり。
【この高規格道路は!】
橋の下に行ってみる。こんな道必要なのだろうか?

【上露集落から立派な陸橋】
山の中の静かな集落に、不思議な風景が広がる。
集落を過ぎると陸橋と林道本線と繋がる。工事看板には「きのくにふるさと林道 将軍川線」と記載されている。将軍川林道のバイパス林道なのだ。
【行ってみました】
南斜面にへばりつく30軒程度の上露集落が見渡せる。
【市鹿野トンネル】
西に戻る方向で、ふるさと林道を進む。200mの上露トンネル、その先の市鹿野トンネルは1km越えるが照明はない。
下り
西の終点から脇道へ】
トンネルを過ぎると立派な道は終る。脇道があるので、どこに繋がっているか行ってみる。
【さっきの分岐に戻った】
1km先に、林道本線との分岐に戻る。支線はきのくにふるさと林道に繋がってるのだ。工事用道路だろう。
の終点】
再び東へ戻る。3kmほど進むと集落の東で立派な道は終る。

看板「通り抜け不可」があるが、地元車輌も使ってるはず。
工事看板がある。休日のため?運良く通行できたが、普段は工事してるのか…その気配がない。

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日置川町 上露 〜 古座川町 添野川

【これまでの林道に戻ります】
この集落を繋ぐ専用道路を通り終え、いつもの狭い林道に戻る。
「車線減少→」とあるが、車幅は半分以下となる。
【大瀬僻地集合所】
既設の将軍川林道を進むと、こんな看板がある。川に下りていく薄暗い道を歩いてみる。
【そこは廃校】
廃校を示すように、玄関右の石碑には校歌が彫ってある。現在は避難場所で、しっかり電線が通っている。だれか雨どいを直してください。
【延々続く…狭い山道】
川と平行にひたすら1.5車線の道幅を進む。行き交う車も皆無。
【将軍川】
この辺の川は澄み切っている。

【将軍神社】

将軍川沿い、将軍山の南にある「将軍神社」と鳥居にある。
鳥居をくぐり、湧き水で手を清め、鈴を鳴らし、何か拝んだ。

たぶんこの辺→地図(Mapion)
将軍が奉って…地名っす。

【添野川沿い】
古座川町境の峠道を越え、添野川沿いに進む。
【ふるさと林道 工事】
古座川町でも、ふるさと林道建設中。
でも、遠くて様子がうかがえない。
【終点】
古座川側の終点。起点より1時間半かかりました。紀伊山地の林道は長い道ばかりで感動だ。
【田園風景】
添野川の集落はのどかな田園が広がる。この風景と同様、自然豊かな林道にとても癒されました。

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