朝市へ

 早起きして、朝市に行こうと思っていたのに、いかんせん寝た時間が遅かったのと、疲労(バイクに乗っていると、風をもろに受けながら走るので、意外に体力を消耗するのだ)のせいで8:30には起きられなかった。

 10:30にかろうじて起きて、ちゃっちゃと身支度して朝市へ。


 …やっぱり終わりかけてる(-_-;)。
 かろうじてやっているところを激写。本当は、狭い路地にまでびっしりと露店が建ち並ぶ。

 何と言っても勝浦は、石川県輪島・岐阜県飛騨高山と並ぶ、日本3大朝市の内の1つで、実は有名。そして、朝市(昔は「日々市」と呼ばれていた)の歴史も、400年余り、と長く由緒正しい。

 新鮮な魚介類と、採れたての野菜類が店先に並べられ、おばちゃん達が隣近所とわぃのわぃのとやりながら売っている。
 その他にも、かき氷やら、今川焼き(屋台で、1個70円で売っている。出来たてのあつあつがウマイぞっ!)やらが売っていて、1年中縁日のような様相を呈している。

 そこで、色んなものを値切りながら買うのが楽しい。
 山積みの玉ねぎ。…1日しか居ないから、そんなに食べきれない。「半分にしてっ!」って頼むと「いいよっ。これもおまけに持って行きな!」って、他のものも付けてくれちゃったりして。

 あと、この辺ではカツオやマグロ、季節によってはイカが捕れる。
 ぴかぴかで、つやつやの、目が透き通ってるのが、まるごと1本で氷水に浸されて売っている(この辺りが、バリとは衛生観念が違うなぁ、と感心させられる。って、当然か(笑)…)。

 うまそぉぉ!…が、もちろん2人じゃ食べきれないので、買えない。
 買う場合は、おいちゃんがその場でさばいてくれます。…それから、気に入ったお魚があれば、全国配送も可ですよ。すごぉぉい、安い。

 朝市に行って、私たちが必ず買うのは、青唐辛子の一種なのかな?ノブ一家はみんな「バクダン」と呼んでいる、写真の物体。
 醤油をつけて焼くと、獅子唐みたいで美味しいのだけど、当たると口の中や周りが痛くなるだけではなく、気管や胃まですぅぅぅっとする程の辛さ!口の周りは、間違いなくただれる。

 …で、懲りずに今回も買ったわけだけど、私は怖くて箸を出せなかった。
 ノブは果敢にもトライして「これ、全部当たりだぁぁぁっ!」って、目を白黒させてもがいていた(笑)。

 お、恐るべし…。

←back  next→ 

1.プロローグ?  2.勝浦へ  3.朝市へ  4.ごちそうだ!  EXIT!