マドラスまで14時間(結局17時間かかった)強行の夜行バスを控えているため、朝からハガキなど書いてのんびり過ごす。もっとも早朝、早起きをしてインド洋から浮かぶ日の出を見ようとしていたのだけれど、曇っていたために見れなかった(カニャークマリは、インド亜大陸の最南端。太陽が海から昇り、海に沈むインド唯一の場所である)ということもあった。
ところで、カニャークマリはどこへ行っても飯がまずい。それだけならまだしも料金が高いとはちょっとふざけている。あまり長居をする気のしない町だ。
出発1時間前にホテルに荷物だけ預かっておいてもらって、昨夜のうちに見つけておいた郵便局(インドの郵便局はなかなか見つけられない)へと行き、ハガキや贈り物の★を渡そうとするが、★の形が不定形であるため、ちゃんとした包装をしなければならないという。てっきり郵便局でやってもらえるのかと思っていたら、ここではできないという。仕方なしに、いったん郵便局を出て、包む紙をもらいに果物屋へ行き、包んだ紙に封をするために洋裁屋まで行った。なんでこんな苦労をせにゃならんのだ?(^^;;
バス停にはどうにか出発10分前には到着。ちょっと焦った。バス停内のレストランで、遅めの昼食を取るべきかどうか迷ったが、まずくてもミールスを食べておいてよかった。なぜなら、その後、14時間(17時間)、ろくな食べ物にありつけなかったからである。 |