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奥武蔵 堂平山
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)及び数値地図50メッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号平16総使、第597号)」 地図作成に関しましてはDAN杉本様のカシミール3Dを使用させて頂きました。

@ちょっと山まで <堂平山 875.8m>
<場所> 埼玉県東秩父村
<所要時間> 約4時間
<レベル> 体力☆☆ 技術☆ (5段階の☆評価 易☆⇒難☆☆☆☆☆)
<地図> 25000分の1: 安戸

小川町駅(東武バス 0:50)⇒白石車庫バス停(1:00)⇒白石峠(0:15)
⇒剣ヶ峰山頂(0:20)⇒堂平山山頂(0:15)⇒笠山峠(0:25)
⇒笠山山頂(0:40)⇒萩平集落(1:00)⇒和紙センター(0:05)
⇒学校入口バス停(東武バス 0:20)⇒小川町駅

先週に引き続き、東秩父の山を紹介します。堂平山(どうだいらやま)は、
今回登る笠山(かさやま)、先週の大霧山(おおぎりやま)とともに比企三
山と呼ばれています。山頂には国立天文台堂平観測所があり、ドームのある
山として知られています。

先週と同じく、小川町駅(東武東上線、JR八高線)から白石車庫行きの東武
バスに乗り、終点の白石車庫バス停で降ります。バスの本数が少ないので、
事前に運行時間を確認してください。バス停があるのは定峰峠との分岐点で
す。萩殿橋を定峰峠方面に渡ったところにトイレがあるので、ここで水を補
給しておきましょう。

槻川源流沿いに林道白石線をたどって歩き始めます。夏なら近くの河原での
んびり沢遊びをすることもできます。白石キャンプ村を右手に見ながら進む
と、林道笠山線を左に分けます。やがて登りがきつくなりますが、沢が消え
かかったあたりで視界が開けてきます。ひたすら登ること1時間で、白石峠に
着きます。

さらに15分ほど登ると、中継塔のある剣ヶ峰山頂(875m)で、ここからは大
霧山、笠山をはじめとした秩父の山々が一望できます。山頂からは丸太の階
段を下り、一度車道に出ます。林道を緩やかに登ると堂平山山頂です。山頂
に建っている大きな観測ドームが国立天文台です。頂上付近は芝生になって
いるのでノンビリと休憩しましょう。天気が良ければ、都心の高層ビル群を
見ることができます。特に今頃は空気も澄んでいるので、展望を楽しむのに
ちょうど良い時期でしょう。

堂平山からは雑木林の中をしばらく下ります。下り切ったところが七重峠
(ななのえとうげ)で、更に行くと笠山峠に出ます。西側の展望が良く、特
に両神山が目を引きます。ここから左へ林道笠山線を下っていくと、50分ほ
どで出発点の白石車庫に降りることができます。笠山峠から笠山までは尾根
道を再び登り返すことになります。傾斜が緩やかになり、西峰に着きます。
笠山の最高点にあたるのは東峰で、ここには笠山神社が建っています。笠山
はその容貌から「乳房山」とも呼ばれていますが、山頂からは関東平野が眼
下に広がり、日光連山、赤城山、榛名山、上越国境の山々を望むことができ
ます。

笠山からは雑木林の中を下りますが、滑りやすいところがあるので注意して
ください。やがてなだらかな見晴らしの良い斜面を、前方に二本木峠、登谷
の山並みを見下ろしながら下っていくと萩平集落です。ここから皆谷バス
停にショートカット(約25分)することもできます。萩平から和紙センター
へは七峰縦走の逆コースの指導標を頼りに歩きます。アップダウンを繰り返
し、約1時間で東秩父村「和紙センター」に着きます。更に5分ほどで学校入
口バス停です。

<問合せ先>
東武バス小川町出張所 0493-72-0076
↓東武バスのサイト
http://www.tobu.co.jp/bus/

小川町商工観光課 0493-72-1221
↓小川町のサイト:観光案内のページにハイキングコースの紹介あり
http://www.town.ogawa.saitama.jp/

東秩父村役場振興課 0493-82-1223
↓東秩父村のホームページ:寄居駅から和紙の里へのバス時刻表あり
http://www.vill.higashichichibu.saitama.jp/
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@白石キャンプ村
白石車庫バス停から約5分、槻川の川辺にあります。シーズンになると家族連
れで賑わいます。バンガロー、テント、シャワーが完備され、地元で採れた
山菜、川魚、椎茸、そばなどを楽しむことができます。
(東秩父村役場 0493-82-1221)

@東秩父村「和紙のセンター」
小川町と並び、和紙の里として知られる東秩父村にある、手漉き和紙の伝統
工芸を今に伝える貴重な施設です。伊豆、天城から運ばれてきたという直径
1mほどの杉がふんだんにつかわれた日本建築の同センターでは、手漉きの体
験もできます。売店、食堂あり。
(0493-82-1468 毎週火曜定休)
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@下山祝い<青雲酒造>
小川町は「関東の灘」の別名を持つ醸造の町です。秩父山系を源にする良質
の水と、盆地特有の温暖な気候が酒作りに適しているといわれています。今
も三軒の造り酒屋が盛業中ですが、なかでも「青雲酒造」は酒蔵見学が可能
で、仕込み水で喉を潤すこともできます。

電話 0493-72-0055
青雲酒造のホームページ
http://www.kumagaya.or.jp/~seiun/

*山の状況は変わっておりますので、表示ルート・内容が異なる場合もございます。
地域の山小屋、観光課などにお問合せの上、自己責任において登山を行なって下さい。
東武バスのサイトへ

 

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