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ロンドンの食事(いつ来ても食べ物は何でこうなんだろう)

 ロンドンでの食事の不味さはよく言われることですが、今まであまり気にしたことがありませんでした。(要はどうでも良かった)でも今回改めてよく考えて食事をしないといかん思った次第です。最初の日は、外観につられてフラムロードのスペイン料理屋に入ってみたら、パエリヤはまあまあなのに、アサリのワイン蒸しは何だこれはと言う代物だったし、パブで出すステークアンドキドニーパイも毎日食えと言われるとうなってしまうし、フィッシュアンドチップスはまあ外れはないけど、それだけでも何だし。
 
 そういう訳で、レストランで食べるのではなく、結局自然にスーパーで買い込んできて、部屋で食べるようになってしまいました。子供が騒いでも特に気にならないし、買ってきたワインを飲みながらゆったりと食べることが出来るのは、やはり良いことです。

 買い物はグローサーロードの駅前(グローサーアーケード内です)にあるスーパー、ウェイトローズ(Waitrose 日本では大丸ピーコックが提携していた時もあったとか)ですべて揃います。ついでにワインとソフトドリンクも。この日は買いませんでしたが、デリカの一角にはヌードルバーがあり、ジャパニーズ、チャイニーズ、シンガポール、タイ、インドネシアンスタイルが全部揃っているという優れもののコーナーもありました。さすが、ウォルマートが来ても何の心配もない(と日経流通に載っていました)というだけの内容を持っています。しかし何でスーパーはちゃんとしているのにレストランはダメなのでしょうか。


ある日のディナー

という訳で、これがある日のディナー(?)の食卓。ポークパイ&エッグ、田舎風パテ、サーモンムース、ハムとパイナップルのピザ(冷凍ものです)、サラダはたっぷり3種類、それに何とお寿司詰め合わせ、というめちゃくちゃだけどなかなか美味しかったメニューでした。当然ワインと子供用のソフトドリンクと。
 あと、デザートにチーズケーキも買ってあります。(これは写っていません)

ここはどこでしょう

 正解は、キャナリーワーフ、ワンカナダプレイスの3階(向こうでは2階です)に新しくオープンしたmoshimoshi-sushiの店内です。玉村豊男氏が「回転寿司世界一周」なんて本を出版していますが、何故かロンドンでは回転寿司がブームになっています。それもモノトーンで決めたり、モダンな内装に凝ったりと、ちょっと日本の感覚とは違っている。でもここ「もしもし寿司」は目一杯日本の俗っぽさを出していてまた面白い。と思ったら、インテリアはナイジェルコーツ氏が手掛けたと、帰って暫くして出たブルータス誌には紹介されていました。
 こんな中で、スーツ姿のビジネスマン(何しろチャキチャキのオフィスビルの中ですから)がこういうインテリアの中で食べているというのも変なものです。
 でも親子4人で39ポンドだったから6600円と、そこそこいい値段になってしまいました。要はそれだけ食べたと言うことか。おーいエアコン並に15%還元してくれ。
ロンドンの食事