BEHRINGER
Ultra high precision DEQ2496

べリンガー
デジタルグラフィックイコライザー DEQ2496

その2:アナログレコードのイコライジング

 2016/12/10 改定

2台のBERINGER DEQ2496 と DACのエソテリックD-02x

 

 

I. LPの方はどうすればよいのか

 DEQ2496の導入によって、部屋に起因する左右非対称な特性が補正され、CDの定位と音場は画期的に改善されました。

 この事実を知ってしまうと、アナログレコード(LP)の音が魅力的な面があるとは言っても、DEQ2496のイコライジングを経ない音ではもはやだめです。

 そこで、ADコンバータを介して、96kHzでDEQ2496にデジタル入力することで、デジタル調整を可能としました。

 ADコンバータは、昔から使ってきた1998年製のDAT(デジタルオーディオテープレコーダー)パイオニアD-07aのADCと、最新鋭でプロ用ADコンバータ、RME-ADI2を、音によって使い分けています。あたかもカートリッジを変えたかのような変化をするので、どちらかを選べないのです。D-07aは「真空管+SPU」のような暖かく太い音で、ADI2はハイレゾのような最新鋭の音で鳴ります。まあ、96kHzですから本当にハイレゾですけど。

 DEQ2496への配線は以下のごとくにしてあります。



 

II. アナログストレートとの比較

アナログディスクの音を

●プリアンプのC46を通して直接(8素子トーンコントロールを使用)
●フォノイコライザ→A/D変換→DEQ2496→エソテリックD-02x→C46(トーンoff)

で聞き比べますと、定位感のあまりの差に驚愕します。二度とDEQ2496なしに戻れないでしょう。

 一般には、なかなか聞く機会がないので、デジタル化とデジタルイコライザで音が劣化しないのか、という心配はもっともですが、私の実感としては、この膨大な音の差を聴けば、どちらが優れているかなんて、迷う余地もないです。

 DEQ2496では部屋の影響を調整しているだけなので、定位感を別とすれば、DEQ2496の有無で音のエネルギーバランスそのものはあまり変化しないです。
 CDの場合、風のような超低域は、補正によって驚異的に出ますが、アナログディスクでは、低域ノイズが多くて、ここはあまり出せません。

 この方法で聴き始めたのは2007年のことですが、この新しいアナログレコードの再生方法で聴く音は、驚異的によいです。同じ録音のLPとCDを両方持っている曲も少なからずあるのですが、CDよりLPの方がいい音のことも少なくないのです。

 CDからも最大の情報を引き出す高性能DAC、D-02x、になってからは、さすがに「LP圧勝」なものは減りましたけれど、LPもD-02xを通るので、音はD-02xマジックで改善され、まるでLPが負け、ということは、まずないです。
 弦楽器などは、まさに陶酔させられる音です。しかも、ADCの変更で微妙に変わるのが、また楽しい。
 
 

 

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