2024 10月 October 神無月 時雨月
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*24/10/24(木)曇り
昨日は終日ぐずついた天気だったので多少は田んぼが湿ったか?
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写真:野々下田んぼ(野々下)ナツアカネの産卵が見られないか期待しているが、このところ見張り♂の姿もみられない。
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(野々下)
今年は周期的にぐずついた日和があるもののたっぷり雨が降る日がない。
9月以降田んぼに水が浮く状態は1度あっただけだった。
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写真:造成工事(野々下)去年まではナツアカネなどの産卵ポイントだったが造成された。掘り起こされた造成地に水溜まりができアキアカネの産卵場になっている。
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こんな状態なので来年のアキアカネの発生が減るのではないかと心配してしまう。
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全体的に曇っていたが一部に青空が透けて見える状態で明るい光だった。
500oのレンズだけをもって10時前に出て古間木に向かった。
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写真左:コノシメトンボ♂(野々下)造成地脇の路上にコノシメが見張っている。
写真右:アキアカネ産卵(野々下)田んぼに水がないので産卵する場所は造成地にできた水溜まりしかない。
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中央水路脇の古間木田んぼと野々下田んぼを見て回るが、アキアカネが散見される程度でいつもより少ない。
田んぼ脇の小川を覗き込んだがアキアカネの姿はない。
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造成地脇の水溜まりを見に行くと今日もアキアカネのペアが舞っていた。
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写真:アキアカネ産卵飛翔(野々下)
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合成地脇を眺めながら歩いていくと今日もコノシメの♂が路上から見張りをしていた。
水溜まりで産卵するアキアカネを数枚撮ってから暫く水溜まりを眺めていると、直ぐ近くでコノシメのペアが産卵した。
♂がいるので何処かで産卵することは想像していたもののまさか目の前で舞うとは期待していなかった。
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写真:コノシメトンボ産卵飛翔(野々下)
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慌ててレンズを向けるがなかなかピントが合わない。
しかしコノシメペアはあまり飛び回らずにすぐ近くの一角で産卵を続けてくれた。
ピントを確認しつつ何枚も撮った。
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写真:コノシメトンボ産卵飛翔(野々下)
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コノシメ産卵を今季何度も見ているが思いがけなく最大の撮影チャンスになった。
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ただ期待していた田んぼの水溜まりではなく、そう整地の水溜まり。
ここで産卵しても孵化して育つ確率は極めて低い。
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写真左右:コノシメトンボ産卵(野々下)
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来春もこの状態で水溜まりがあるとは考えにくい。
やがてここは埋め立てられ整地されるだろうと思う。
そんなことを考えるとレンズを向けながら複雑な気分になった。
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写真左右:コノシメトンボ産卵(野々下)
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コノシメペアがやがて何処かに飛び去り見えなくなった。
辺りを見回すと、アキアカネのペアの産卵が続いていた。
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*24/10/22(火)> *24/10/24(木)> *24/10/30(火)> *24/10/31(水)>