2024 10月 October 神無月 時雨月
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*24/10/02(水)晴
前ヶ崎田んぼの様子を見に行った。
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写真:田んぼの小川(前ヶ崎)斜面林側から水が流れの小川になって田んぼ脇を流れている。ここでアキアカネを見た。
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自宅→北小金→富士川土手→前ヶ崎田んぼ・・→
前ヶ崎→富士川土手→幸田→大金平→自宅
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写真:田んぼの小川(前ヶ崎)細い小川で両脇から草が伸びてほとんど覆われている。
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(富士川・前ヶ崎)10:00−
田んぼは乾いたままだと思うが、こんな時アカネはどうしているのだろうか?
林縁のアカネは産卵の準備万端という風に見える。
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写真左:アキアカネ♂(前ヶ崎)
写真右:アキアカネ交尾(前ヶ崎)
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自転車で直接富士川に行った。
前ヶ崎の田んぼ道をあみだくじを辿るように自転車で走りアカネがいないか探した。
昨年水が溜まっていた畑脇のシートは乾ききっている。
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写真左:ウスバキトンボ(前ヶ崎)
写真右:アオモンイトトンボ交尾(前ヶ崎)
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道路に出て次の田んぼ道を折り返したとき、小川の脇に赤いトンボが舞った。
自転車を止めて小川を覆う草の上を探すとアキアカネの♂が止まった。
カメラを取り出して構えると小川の上をアキアカネのタンデムが舞った。
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写真:前ヶ崎田んぼ(前ヶ崎)ひこばえが伸びた田んぼでは枯草が焼かれていた。
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こんな狭い小川でアキアカネの産卵が見られるとは思わなかった。
しかし草の覆われた狭い小川で連結しながらの産卵は極めてやりにくそう。
草の陰で撮れないし、ペアもすぐに飛び去ってしまった。
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写真:ナツアカネ交尾飛翔(前ヶ崎)草陰に交尾して止まっていたナツアカネペアがそのまま舞った。
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小川を何度か行き来し、草に止まる♂は撮れたものの産卵の光景は撮れなかった。
ここで産卵するならば水溜まりのポイントにも飛んで来るだろうと思った。
水溜まりのあるポイントに向かう途中、ナツアカネがいないかひこばえの伸びた田んぼに寄った。
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写真:ナツアカネ産卵飛翔(前ヶ崎)
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田圃ではおばちゃんが枯草を燃やし脇の道には軽トラが止まり通り抜けできない。
自転車を下りて田んぼ脇を歩いて様子を見た。
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畔に生えた草陰に交尾して止まっているトンボのシルエットが見えた。
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写真左右:ナツアカネ産卵飛翔(前ヶ崎)草の間を縫うように舞い打空産卵する。
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急いで撮ろうとしたがピントが合わない。
撮ろうと四苦八苦していると交尾ぺは羽舞い立ちゆっくり舞った。
ナツアカネだ。
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写真左:ナツアカネ産卵飛翔(前ヶ崎)
写真右:ナツアカネ♀(前ヶ崎)連結から離れた♀はしばらく周辺を舞っていた。
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直ぐに交尾を解いて淡で見になり周辺をゆっくり舞った。
マニュアルでピントをとりながら何枚も切る。
まさかいきなりナツアカネの産卵が見られるとは思っていなかった。
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ペアは暫く尾繋がりのまま行ったり来たりを繰り返した。
草陰に見え隠れするナツを撮るのは難しいが数多く切ったので何枚かは撮れていると思う。
やがて転結を解き♀がホバリングする近くを♂が防衛飛翔した。
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写真:ノシメトンボ♂(前ヶ崎)
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田んぼの中に立っている棒の先に何かが止まっていた。
成熟したノシメトンボだった。
ノシメもどこかで産卵しているのかもしれない。
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写真:アキアカネ産卵飛翔(前ヶ崎)
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ソーラーパネル脇の田んぼの水溜まりに行った。
近くの稲にアキアカネが止まっているのが見つかった。
水溜まり付近には2ペアが産卵場所を探しながら飛び回っていた。
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写真左右:アキアカネ連結打数産卵(前ヶ崎)
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ザックを下ろし畔にしゃがみ込んでアキアカネのペアにレンズを向けた。
やや逆光気味なので鮮明に撮るのが難しい。
産卵中のペアにショウジョウトンボがスクランブルした。
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写真左:ショウジョウトンボ♂(前ヶ崎)狭い水辺に3尾の♂が縄張りを見張っていた。
写真右:ショウジョウトンボ♀(前ヶ崎)単独打水産卵。
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何か別のトンボが単独で産卵した。
ショウジョウトンボ♀だった。
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ここの水溜まりにはいろんなトンボが集まっている。
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写真:ナツアカネ産卵飛翔(前ヶ崎)
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田圃の様子をちょっと見する目的だったが予期せぬ成果だった。
アキアカネはともかく、ナツアカネの産卵も撮れた。
歩かないと始まらないとの教訓を再認識させられた。
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