日本の旅・桜と花火の「フィールド博物館」
茨城県土浦市

 

ハイカラな土浦。旧土浦中学校本館
 
 
ここは、真鍋地区

 
 まち歩きの舞台は、駅から約2km離れた「真鍋」地区に移ります。ここにも、古い建物やまちなみetc.が残っています。ここは城下町のエリアから少し外れているため、中城地区や亀城公園付近とは趣が少々異なります。

 

筑波鉄道・新土浦駅跡
 '87年3月限りで廃止になった筑波鉄道の駅の跡で、現在でもホームがそのまま残る一方、線路であったところはサイクリングロード(つくばりんりんロード)になっています(注:左写真はサイクリングロード建設中当時のものですが、現在は完成しています)。元祖「土浦」駅が健在で、「新土浦」駅のほうがなくなってしまったのは何とも皮肉。すぐ近くに親会社であった「関東鉄道」の本社が建っていて、これが目印になります。駅歩25分。
 
 
下手っぴな写真だなぁ(爆)
筑波鉄道・新土浦駅跡(右写真の駅舎の窓のあるあたりから撮ったもの) 87年当時の新土浦駅。コンクリート造りの駅舎は、現在はない。

 
善応寺(ぜんのうじ)・照井の井戸
 善応寺は江戸初期に創建された寺で、1670(寛文10)年、時の土浦城主・土屋数直は土浦城の鬼門除けのため、ここに観音像を寄進しています。
 寺のすぐそばにある「照井の井戸」はかつては水戸街道(陸前浜街道)を通る旅人ののどを潤してきた井戸。またここから土浦城へ木樋で通水、土浦における上水道の始まりといわれています。この井戸はいわば「土浦のおいしい水」であり、今でも水を汲みに近所の人が訪れています。
 土浦駅から散策すると、ちょっと歩きつかれたころにここに到達しますので格好の休憩地点となります。休憩後、真鍋のまちなみ(右写真)を眺めながら坂を上りきると、旧土浦中学校本館に到達です。駅歩30分。バスの場合は、関鉄観光バスで「真鍋」バス停下車すぐ、または「まちづくり活性化バス(100円バス)・キララちゃん」Aコース(市民会館循環)で「善応寺」バス停下車すぐ。 
 
 
善応寺 真鍋のまちなみ
 
 
旧土浦中学校本館                          
 1904(明治37)年に建てられたゴシック様式の建築物で、国指定重要文化財。旧土浦中学校は、現在の土浦第一高等学校です。外観の見学は自由ですが、授業や部活の邪魔にならぬように注意。この建物は、現在でも部室などとして使用されているため、館内は通常非公開ですが、月に1〜2日程度一般公開する日があります(公開スケジュールについては、土浦第一高等学校の公式サイトに載っています)。駅歩35分。バスの場合は関東鉄道バス・関鉄パープルバス・関鉄グリーンバス・JRバスで土浦一高前下車すぐ、または「キララちゃん」Aコース(市民会館循環)で「真鍋宿通り」バス停下車徒歩5分。 
 
真鍋の桜
  旧土浦中学校本館(土浦一高)から徒歩5分、真鍋小学校グラウンドにある桜。詳細は下記 「春が楽しみ!さくらたび」のコーナーで。(こちらに戻るときは、ブラウザのバックボタンで!)
 
春が楽しみ! さくらたび 真鍋の桜

 

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 真鍋地区(現在地)
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 亀城公園付近
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 ここが玄関 土浦駅周辺

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