日本の旅・桜と花火の「フィールド博物館」
茨城県土浦市

 

春の土浦城(亀城)・西櫓(にしやぐら)

 
ここは、亀城公園付近
 
 中城地区(桜橋の跡)から、土浦駅を背に亀城(きじょう)通りを2分も歩きますと、ほどなく左手に濠(ほり)が見えてきます。ここが土浦城跡=亀城公園で、4月上旬には、桜と復元された櫓(やぐら)がよくマッチした光景を見ることができます。

 

亀城公園
 土浦城本丸(&二の丸の一部)跡で、櫓(やぐら)門などが残存、'91年に西櫓、'98年10月に東櫓が復元され、市民の憩いの場としての機能を果たしています。「櫓」とは物見や武器庫など、防衛の拠点としての役割をもった建物のこと。また、通称「亀城」の由来は、幾重にも堀に囲まれて低地に築かれたこの
城が、まるで水に浮かぶ亀のように見えたからだといわれています。なお、復元された東櫓は市立博物館の付属展示館として使用。駅歩15分。

土浦市立博物館
 東櫓を付属展示館として使用しているのは上のとおりですが、博物館本館は、亀城公園に隣接して立地しています。開館9:00〜16:30、月曜・祝日(祝日が月曜の場合は翌日)休。入館105円(博物館・東櫓共通)029-824-2928

 

東櫓(ひがしやぐら) 櫓門(やぐらもん)
 
 
新川
 「新川」は、下に挙げる「桜川」の河口付近が分かれる形で霞ヶ浦へ注ぐ川です。この川の両岸は桜が植わっており、また新川は川幅が狭いので、シーズンには川が桜のトンネルの中になります。ちなみに川岸はどちら側も道路沿いなので「宴会花見」というよりはむしろ、ゆっくり歩きながら桜を愛でる、静かな花見に向いています。駅歩25分(亀城公園を経由した場合。もし直行する場合はマイナス5分)。

桜川
 岩瀬町を源流にして霞ヶ浦に注ぐ(旧・筑波鉄道にほぼ並行)、JR土浦駅から常磐線上り電車に乗るとすぐに渡る川。その名のとおり土浦市内の両岸の堤には桜がずらり並んでいて、4月上旬はピンク色に染まります。土浦市内での桜川の川幅は広く開放的で、同じ川岸の桜でも「新川」とはかなり雰囲気が異なります。また、この川の南岸は、10月の土浦全国花火競技大会の打ち上げ場所となっています。

 
 
新川の桜 桜川(ただし、夏の風景)

 
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 真鍋地区
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 亀城公園付近(現在地)
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 中城地区
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 ここが玄関 土浦駅周辺

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