東京の昆虫レポート2011 タイトルバナー
フォト蔵Topへ
東京の昆虫レポート2011
”絶好の日和でも”
オオカマキリ、キタテハ、アキアカネ、コバネイナゴ、ハラビロカマキリの卵鞘
撮影・掲載:2011/11/17(5画像で構成)
澄みきった青空に浮かぶのは、刷毛で掃いた様な薄い雲。従って陽射しは豊か。
昆虫観察には絶好の日和なんですが、問題は昆虫の数でした。
拍子抜けする位に少ない。この時期に感じる寂しさは、例年通りと言う感じです。
クリックで次へ
さて出かけようかと、発車前の始業点検を励行。その過程で思わぬ出会いが・・
”私を遠くへ連れてって”と言いたげなオオカマキリが後輪に止まっていました。
虫身事故防止の為、指で摘んで退去して貰いました。猛烈に怒っていましたが・・
クリックで次へ
目的地に着いてまず出会ったのがキタテハでした。突然飛来して目の前の葉にふわり。
すぐに翅を全開にして日向ぼっこ体勢に突入しました。
翅に全然傷みが見られないことからも、このまま越冬を目指す個体の様です。
これからも、この場所で度々出会えそうな予感が・・
クリックで次へ
こちらも日向ぼっこ実行中ですが、こうしていられる日数はそう長くはない筈です。
アキアカネのオス。枯れ色の中で一際目立つ紅色が、逆に悲しげに感じられました。
クリックで次へ
日陰になった葉の上で出会ったのはコバネイナゴ。じっと静止したままでした。
左の後脚を失っています。これは今出会うイナゴの多くに見られる損傷です。
翅もすり減ってしまった感じだし・・イナゴに残された日数も僅かの様に思えます。
クリックで次のページへ
葉を散らした木の枝でハラビロカマキリの卵鞘を見つけました。(画像ほぼ中央)
随分高い場所に産みつけられています。少なくとも私が見た中では今季最高位です。
カマキリの産卵場所の高低で、その冬の積雪量を推測出来ると言う説があります。
この卵鞘の高さだけで判断すれば、この冬は厳冬で積雪量多し。
しかし地面すれすれの物も多く目にしますので、何とも言えない感じではあります。
このページの先頭へ
Digital Camera: RICOH CX5(1st image),
OLYMPUS E-520/ZUIKO DIGITAL 100mm MACRO(other images),
Exp.Date: 2011/11/17 at Tokyo(東京),
(c) 2011 Toshio Someya All rights reserved.
前のページへ 昆虫レポート2011の表紙へ 次のページへ

昆虫写真館総合案内へ フォト蔵のTopに戻る