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東京の昆虫レポート2011 ”肌寒い日に” | ||
ウラナミシジミ、ヒメクロホウジャク、ヨモギハムシ、ハラビロカマキリ | ||
撮影・掲載:2011/10/19(5画像+参考1画像で構成) |
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全国的に見ると結構いい天気だったみたいですが、東京に限っては全く駄目。 雲が掛り続け、早くも晩秋の雰囲気さえ漂う肌寒い一日となりました。 目にする昆虫の数も少なく、活気がありません。 秋の昆虫ラッシュはまだまだ継続中の筈。好天の復活を強く望みたい気持ちです。 |
冬間近とさえ感じられる暗い空。北からの風に水草がざわざわと揺れていました。 |
今日の気温は、蝶の活動可能リミットをかなり下回ってしまった様です。 草の繁みに潜むシジミチョウの仲間を数多く目撃しました。これはウラナミシジミ。 好みの花の開き具合も今一だし、今日はこのままじーっとしていようと言うことかも。 |
何時もはせわしない飛び方で花巡りに多忙なヒメクロホウジャク(蛾)もひっそり。 飛翔する姿はハチを思わせるユニークなものですが、止まっている姿はこの通り。 疑い様もなく蛾そのものでした。別の日に撮影した飛翔シーンを下に掲載します。 |
参考画像 (Ref.image):10/11に撮影したヒメクロホウジャクの飛翔シーンです。 |
今日出会った中で、ちょっぴり活発さの感じられたシーンがこれ。 ヨモギハムシの繁殖行動。毎年この時期になると頻繁に目撃する光景です。 この種のメスは、翅に収まり切らない程に肥満したお腹を持つことが特徴です。 今日のもずばりその通りでした。 |
肥満したお腹と言えば、ハラビロカマキリのそれも見事と言う他ありません。 ところでこのメス、先日来この大きなお腹で同じクヌギの木に止まっています。 時期的に見てそろそろ頃合いだと思うのですが・・のんびり屋のお母さんかも。 ※10/23版昆虫レポートにこのカマキリに関するフォロー記事があります。こちら。 |
Digital Camera:
RICOH CX4, OLYMPUS E-P3/M.ZUIKO DIGITAL 40-150mm(4th Ref.image), Exp.Date: 2011/10/19 at Tokyo(東京), (c) 2011 Toshio Someya All rights reserved. |
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