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東京の昆虫レポート2011
”秋は急ぎ足?”
ハラビロカマキリ、キンケハラナガツチバチ、ツバメシジミ、アキアカネ
撮影・掲載:2011/10/10(6画像で構成)
うんざりする程長かった夏。爽やかな秋も同様に長くなることを望みたいけれど・・
昆虫観察で目にする光景も、秋の次の冬を思い起こさせるものが多くなって来ました。
日暮れの早まりもそんな感じを増幅しているのかも知れません。少し焦ります。
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新しく産み落とされたハラビロカマキリの卵鞘を多く見かける時期になりました。
冬の更にその先の春に生まれる小さな命を守る為、見るからに頑丈そうな構造です。
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樹上生活が主体のハラビロカマキリ。卵鞘の多くは木の幹や枝に産みつけられます。
天敵の小鳥に見つかり難い安定した場所探しが、親カマキリにとっての重要な課題。
私は卵鞘を目撃する度に ”なるほど上手い所を見つけたなぁ” と感心し通しです。
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褐色形のメスがクヌギの木の葉影に止まっていました。
産卵の時が迫っていることは、ぷっくりと膨らんだお腹からも明らかです。
いま正に、産卵に適した場所探しに知恵を絞っている段階と思われます。
邪魔をしない様に早々にこの場所から離れました。
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今草むらを賑やかにしているのがセイタカアワダチソウ。
今日も多くの昆虫が集まっていました。これは大形のキバラハラナガツチバチ。
ハチの中でも特にこの花を好む様で、頻繁に目にすることが出来ます。
所でこの画像、良く見るとハチの右側に小さなクモが止まっていました。
流石の狩りの名手もこの大物に手を出すのは躊躇したみたい。何事も起こらずでした。
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同じセイタカアワダチソウにツバメシジミが来ていました。
見るも無惨にと言いたい程に、壊れた翅が痛々しい。
秋の昆虫ラッシュもそろそろ先が見え始めたと言うことでしょうか。
当の蝶は、まだまだ行けるよって言う感じで元気にはばたいていましたが・・
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アキアカネ。傾いた秋の陽にくっきりと浮かび上がりました。
早くも晩秋を思わせる光景です。でもこの様な情緒を味わうのはもう少し先でいい。
そう思うのですが、さてこの先の季節の進み具合は?・・
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Digital Camera: OLYMPUS E-3/SIGMA 105mm MACRO(3rd & 6th image),
/ZUIKO DIGITAL 35mm MACRO(other images),
Exp.Date: 2011/10/10 at Tokyo(東京),
(c) 2011 Toshio Someya All rights reserved.
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