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雨の心配をしないで歩ける昆虫観察散歩は気分がゆったり。
出会う昆虫たちも秋の陽射しを受けて大いにリラックスしている感じでした。
極力邪魔をしない様に気をつけているけれど、カメラの接近はやはり迷惑かなぁ・・ |
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アキアカネの翅休め場所は木のてっぺん。こうして見上げる形が多くなります。
爽やかな秋空も楽しめるので一挙両得って言う感じ。今日の空も高いなぁ・・ |
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秋の草むらの主役は何と言ってもバッタ系。
これは胴長体形のショウリョウバッタモドキです。
このバッタに限っては、こんなアングルで撮影させてくれる機会が非常に少ない。
臆病な性格で、人の接近を感知すると、くるっと葉っぱの裏に隠れてしまいます。
でも今日は・・ |
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いつもの通り隠れましたが、そこにいるのはバレバレ。
斜めから射し込む秋の陽射しはとても意地悪です。折角の隠れ技も台無しでした。
勿論こうなったら気づかないふりで遠ざかるのがマナーです。彼の努力に酬いてね。 |
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虫を見つける上で大事なのは、なんか変だなぁと気づく観察眼です。
この場合は、葉っぱから突き出した水平の出っ張りに違和感を感じました。
何かいるなと言うことで、裏に回り込んで見たら・・ |
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そこにいたのは、面白い形のトリバガの一種(蛾)ヒルガオトリバガでした。
この草むらでは毎年今の時期になると必ず目にすることが出来ます。
どう見てもおかしな形です。枯れた草の切れ端あたりに擬態しているのでしょうか。
そんな変な形の翅で飛べるの?と思いますが、大丈夫。しっかり飛びます。 |
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ツユムシのメスが葉っぱの上でおかしなポーズをとっていました。
後脚の先端を口の所に持って行ってもぐもぐ。汚れた脚をお掃除中の一コマでした。
レディーのたしなみに怠り無しなんですね。 |
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水草の上にいたコバネイナゴも一寸変なポーズでした。
水草の穂を抱きかかえてむしゃむしゃ食べていました。
葉っぱを食べている場面には良く出くわしますが、こう言う食事風景は初めて。
たまには変化を付けて麺類(?)も頂きますって言うことの様です。
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