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東京の昆虫レポート2011
”秋色の河岸で”
トノサマバッタ、ショウリョウバッタ、オナガササキリ、モンシロチョウ
撮影・掲載:2011/10/8(6画像で構成)
秋の昆虫ラッシュの特徴は立派に成熟した個体が顔を揃えること。
春や夏のそれとは違う意味で目を楽しませてくれます。
秋色に染まる河岸で出会った昆虫も、皆アダルトな雰囲気を漂わせていました。
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枯れ草の道を進む度に、翅をはばたかせて飛び去るバッタの数多し。
その殆どはこれでした。堂々たる体躯のトノサマバッタ。
こちらが彼らの警戒区域外にいる時は、この様に周囲に溶込んで固まっています。
しかし警戒区域内に足を踏み入れた途端、間髪をおかずに、さよならーっと。
その変わり身の素早さが何とも面白い。
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周囲の環境に溶込む擬態術は抜群。これは緑色と褐色の混合タイプです。
その体色にずばり適合する場所で、こちらの動きをじーっと監視中でした。
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逃げ足の早いトノサマバッタに比べてショウリョウバッタはツーテンポ遅れ気味です。
カメラマンにとってはもっけの幸い。こんなポートレートも楽に撮影出来ちゃいます 。それにしても随分立派に成長したもんだなぁ・・
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オナガササキリの主食はイネ科の植物の筈。でも今日は変な所に止まっていました。
もぐもぐやっている口元を良く見たら、植物ではなくて小さな昆虫でした。
たまには動物性蛋白も食べないと栄養バランスが・・と言うことらしい。
もしかして食べるものによって顔つきが変わる?。何だか怖くなっていました。
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穏やかな秋の陽を浴びながらモンシロチョウが交尾していました。
右側の個体の翅にはかなりの傷みが見られます。
深まる秋。繁殖の為に残された時間はもうそれ程長くないのかも知れません。
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様々な昆虫に出会えたのは、自然豊かなこの河原でした。
ヨシやススキの穂が川風に揺れて、秋本番を強く実感させられました。
この先、昆虫の数の減少と引き換えに、冬鳥たちの飛来が盛んになって行きそうです。
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Digital Camera: RICOH CX3(4th image),
OLYMPUS E-3/ZUIKO DIGITAL 40-150mm(other images),
Exp.Date: 2011/10/8 at the bank of Tamagawa, Tokyo(東京 多摩川河岸),
(c) 2011 Toshio Someya All rights reserved.
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