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長袖シャツ一枚だけでは、吹く風が少し冷たく感じられた日。
夏から秋への大気の入れ替えがほぼ完了した様に思えます。
草むらも秋型に衣替えを済ませ、秋の昆虫達の活躍ステージが完璧に整いました。 |
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ちょっと小さめの赤とんぼ。秋本番を告げる様に真っ赤に染まっていました。
去年は沢山目撃出来たのに、今年はどうしたの?と心配していたトンボとの遭遇です。
マイコアカネのオス。このトンボの場合は前面に回り込まないと特徴が判りません。
と言うことで、驚かさない様にゆっくりと・・ |
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で、お決まりの顔面ショットを一枚。
このトンボのユニークさは鼻面の色合いにあります。結構鮮やかな水色です。
この色が京都祇園の舞妓さんのお化粧に似ていると言うことで、付いた名前が舞妓茜。
オスがこれだから、メスはもっと華やかかなと思えば・・ |
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メスはずばりこれ。小さくて可愛らしいけれど、何とも素っ気ない色合いです。
派手なオス、地味なメスと言う昆虫界によく見られる傾向そのものと言う感じ。
このメスに出会ったのはオスがいるエリアの極く近く。カップル成立も時間の問題か。
この分だと、来年この草むらでの再会も期待出来そうです。 |
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アオイトトンボは秋の草が大好き。
こんな風に、身体を立てて翅休めするのがこのトンボの定番ポーズです。
細長い葉を持つものが多い秋の草は、まさに打ってつけと言う感じ。
葉っぱと共にゆらゆらと風に揺れていました。 |
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ツユムシも秋の草の特徴をフル活用中。
脚が長いとこんな器用な格好も出来ちゃうんですね。 |
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ドングリが実った木のてっぺんにウラギンシジミが止まっていました。
ゆったり休憩中の様に見えますが、実際は逆の状況です。
他の蝶が近づくと緊急発進で追い払います。身体は小さくても気の強さは超一流。
蝶だけならまだしもアキアカネまで追い払っていました。 |