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9月最終週後半は予報程には天気の崩れもなく、まずまずの観察日和に恵まれました。
出会う昆虫達も秋の陽射しを受け、それぞれのキャラクターを存分に発揮中。
この先もこんな天気が長く続けばいいなぁと強く感じます。 |
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陽射しがあれば気温もそれなりに上がるのが道理。
でも真夏並みの猛烈さはありません。それを物語っていたのがこのアオドウガネ。
以前は葉陰に隠れて昼寝するスタイルだったのですが、今や堂々と青天井の下。
それにしても良く寝るなぁ。ちょっと夜遊びが過ぎるんじゃないの?。 |
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立派に成長したオオカマキリ。こちらは昼寝なんてしている暇はなし。
鋭い目つきで獲物を待ち受け中でした。カメラを睨みつける眼力も迫力十分。
持って生まれた気の強さにますます拍車がかかった感じです。 |
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夏場には殆ど見かけなかったナナホシテントウですが、ここに来て頻繁に目にします。
良く見かけるのがエノコログサの上。アブラムシ退治に大忙しと言う感じです。
カマキリの眼力にたじたじとなった後、これに出会うと本当にほっとします。 |
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オンブバッタのキャラクターも癒し系です。
細い草につかまり、夫婦揃ってゆらゆらと風に揺れていました。
殆どがこんな組み合わせ。メスとすればオスは軽量級であることが絶対条件らしい。
この先ずーっとおんぶしなきゃいけない相手が重かったら、やってられないからね・・ |
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郷愁を誘うアキアカネですが、肉食性昆虫の残忍さと言う側面も併せ持っています。
このメスは、捕らえた蛾の一種を美味しそうに(?)平らげていました。
様々な昆虫が登場し賑わいを増す秋の草むら。
避暑地から戻ってくる理由はこの辺にもありそう。現実的過ぎる見方ですが・・
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