東京の昆虫レポート2011
”秋の陽燦々”
アキアカネ、オンブバッタ、ホウジャク、コスカシバ
撮影・掲載：2011/9/28（5画像で構成）
明日からは天気が下り坂の様なので、今の内にといつもの観察地を歩きました。
澄みきった青空の下、燦々と降り注ぐ秋の陽に昆虫たちも活き活き。
眺めるこちらも元気づけられる感じでした。昆虫観察はやはり晴れ日に限るなぁ・・
”赤とんぼ止まっているよ竿の先”って言う情景がそこここに。
減少が懸念されるアキアカネですが、今の所去年を上回る盛況ぶりです。一安心。
アキアカネに似合うのは何と言っても秋の斜光。今日の陽射しは正にぴたりでした。
面白い形の草に止まった瞬間を一枚。
陽射しが強いとシルエットもくっきり。葉っぱの向こうにいるのはオンブバッタです。
でも嫌に太っちょだねぇ。確かめてはいませんが、背中に誰かをおんぶしてるのかも。
鮮やかなホバリング体勢で、小さな花に次々と口吻を伸ばしていたのはホウジャク。
天気がいいと蜜の出もいいみたい。忙し忙し・・って言う感じでした。
私はこれに出会う度に ”君はほんとうに蛾なのかねぇ” と声をかけたくなります。
実に見事なハチへの擬態ぶりです。お手本はスズメバチあたりでしょうか。
漢字表記もすばり ”蜂雀” です。
クズの葉の上にいたこれも蛾。透き通った翅が特徴のコスカシバです。
これもハチへの擬態で身を守ろうと言う算段ですね。
それにしても見事な迄の翅の透け方です。しばらく見とれてしまいました。
Digital Camera: NIKON D90/AF-S DX MICRO NIKKOR 40mm(1st image),
/AF-S MICRO NIKKOR 105mm(2nd, 3rd & 4th image),
RICOH CX4(5th image),
Exp.Date: 2011/9/28 at Tokyo(東京),
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