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東京の昆虫レポート2011
”戻った暑さに”
シオカラトンボ、キバラヘリカメムシの幼虫と成虫
掲載:2011/9/9(5画像で構成)
強い陽射し、更に蒸し暑さも加わり、熱中症への懸念も生じる程の暑さになりました。
秋の空気への入れ替わりはまだ途中過程にある様です。
汗をかかずに歩けるのは、お彼岸の頃までお預けでしょうか。
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ぎらぎらと照りつける陽射し。水辺にはむーっとした湿気が立ちこめていました。
人にとっては不快。しかし夏型の昆虫にとっては、大いに歓迎出来る状況なのかも・・
減少傾向を感じていたシオカラトンボですが、多数が水辺に戻り賑わっていました。
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この暑さに後押しされて、待機中の小さな命も、さぁ生まれちゃおうとなったみたい。
ニシキギの葉では、キバラヘリカメムシの幼虫が続々と誕生中でした。
右側にあるのが卵。お隣さんが生まれたから僕もって言う感じの連鎖行動でしょうか。
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幼虫たちの主食はニシキギの実に含まれる汁。
孵化が続く葉の近くでは、一段階成長した幼虫がその食事を実践中でした。
あれだけ大量の幼虫が誕生中と言うことは・・ニシキギにとってはとんだ災難。
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沢山群れている様子は、ある意味グロで、どうもなぁですが、幼虫単体だとこの通り。
私の感覚では ”結構可愛いじゃん” ビニール製の玩具みたいな質感がユニークです。
私は、これを見る度に、ぷくっと膨らんだお腹を指でつまみたくなっちゃいます。
勿論やりませんが・・(撮影:9/2)
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参考に、8/27のレポートに掲載した成虫画像を再掲載します。
このカメムシの特徴は、多世代が一つの木に群れて同居生活すること。
この先、更に賑やかな光景を目撃出来そうです。

※コメントに日付を特記した以外の画像は9/9に撮影しました。
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Digital Camera: RICOH GXR with S10 Unit(2nd & 4th image) ,
OLYMPUS E-P3/M.ZUIKO DIGITAL 40-150mm(1st image),
/M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm IIR with MACRO Converter(3rd image),
OLYMPUS E-3/ZUIKO DIGITAL 35mm MACRO(5th image),
Exp.Date: 2011/9/9 (Ref. image: 8/27 & 9/2) at Tokyo(東京),
(c) 2011 Toshio Someya All rights reserved.
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