東京の昆虫レポート2011 タイトルバナー
フォト蔵Topへ
東京の昆虫レポート2011
”真夏まで後一歩”
セミの抜け殻、コバネイナゴ、オオカマキリ、ベニスジヒメシャク、キイトトンボ
撮影・掲載:2011/8/3(8画像で構成)
7月後半から続いている真夏らしくない空模様、月が変わっても依然継続しています。
この気象のぶれが、夏の昆虫達にどんな影響を与えているのか気掛かりなところです。
でも私の観察地では大勢に影響なし。秋に向け、順調に成長する姿を確認出来ました。
クリックで次へ
今日の雲。形はいいけど、強烈なコントラストを描く夏雲には後もう一歩と言う感じ。
しかし、真夏が次第に息を吹き返しているのは間違いない様です。
それを証明しているのがセミの合唱。木立の中から盛大に湧き上がっていました。
クリックで次へ
セミの世界は正に誕生ラッシュ。で、こう言う光景が目に飛び込んでくることも・・
所構わず生まれちゃえと言う感じでしょうか。
クリックで次へ
強引な感じのアブラゼミやミンミンゼミに対しニイニイゼミはあくまでも控え目。
抜け殻の姿を見てもそれが判ります。泥をかぶった小形の抜け殻がひっそり。
私としてはこちらを応援したくなりますが、形勢の逆転はもはや無理な様です。
クリックで次へ
イネ科の植物の大敵と言えばコバネイナゴ。実りの時に向けてここ迄成長しました。
身体の側面を走る濃茶色の筋模様は、立派に成長した成虫の証。
”さぁ、ばりばり食うぞぉ” と言う意気込みが感じられる逞しい姿です。
クリックで次へ
でも成虫の数はまだ僅か。現状ではこれ位のミニサイズが殆どです。
しかしその数は驚く程に多い。イネ科植物にとっての警戒警報発令は間違いなし。
クリックで次へ
各種幼虫にとっての大脅威も順調に成長中です。
今日見た中で最大級のオオカマキリがこれ。
翅の長さが今一つな点を除けば、もはや成虫として通用する逞しさを漂わせています。
持って生まれた気の強さが、カメラを睨むこの視線からも強く感じられます。
クリックで次へ
私の観察対象として後回しになりがちな蛾ですが、それじゃいけないと再認識。
今日出会ったこれはベニスジヒメシャク。絶妙な色合いの斑紋に思わずうっとり。
良く目を凝らせば他にも興味深い種が沢山居る筈。今後注目して行きたいと思います。
クリックで次のページへ
この観察地ではかなり以前に一度だけ出会ったキイトトンボ。久しぶりの再会です。
ネオンの様に目立つ黄色の体色が印象的。ふわっした飛び方もエレガント!。
この先もここでのお馴染みになれるといいねと念じながらシャッターを押しました。
このページの先頭へ
Digital Camera: OLYMPUS E-P3/M.ZUIKO 14-42mm(1st image),
/M.ZUKO DIGITAL 40-150mm(2nd image),
/M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm with MACRO CONVERTER(6th image),
OLYMPUS E-3/ZUIKO DIGITAL 35mm MACRO(other images),
Exp.Date: 2011/8/3 at Tokyo(東京),
(c) 2011 Toshio Someya All rights reserved.
前のページへ 昆虫レポート2011の表紙へ 次のページへ

昆虫写真館総合案内へ フォト蔵のTopに戻る