東京の昆虫レポート2011 タイトルバナー
フォト蔵Topへ
東京の昆虫レポート2011
”弱肉強食始動”
キリギリス、ハラビロカマキリ、マメコガネ、キタキチョウ、クサギカメムシ
撮影・掲載:2011/7/24(5画像で構成)
フルメンバーが揃った草むらでは、弱者強者の関係が一層はっきりして来ました。
残酷に感じることもあるけれど、それぞれの種が生き抜いて行く為の切実な行動です。
目をそらさずに・・とは言っても、やはり辛いシーンが度々。
クリックで次へ
幼虫の頃は草食性だったキリギリスも、成長と共に獰猛な肉食性に変化しました。
今日出会ったこの個体も、甲虫らしき獲物をくわえていました。
しかしよく見れば、この強者自体、後脚の片方を失っています。
何らかの外敵の攻撃を受けてしまった様です。上には上がいると言うことですね。
クリックで次へ
カマキリ幼虫たちの獲物捕獲スキルが一段とアップして来た様です。
このハラビロカマキリ幼虫がキャッチしたのは小さなハエ。
レンズに向かって ”横取りはさせないぞ” と言う威圧の視線を投げかけて来ました。
クリックで次へ
昆虫たちにとって最も警戒すべき相手が各種の蜘蛛。
固い殻をまとっている甲虫も、彼らの魔の網に掛ってしまえばなす術がありません。
ここではマメコガネがジョロウグモの餌食になっていました。
クリックで次へ
殺伐としたシーンを見た後で、こう言う光景に出会うとほっとします。
キタキチョウ。小さな翅を羽ばたかせて、あっちへ行ったり又こっちに戻って来たり。
”蜘蛛の巣に気をつけて!” と声をかけたくなる様な頼りない飛び方でした。
暫く目で追っていたらこうなりました。お尻をくいっと曲げて産卵の開始です。
ひらひら飛翔は、やがて生まれる幼虫の為の食草探しだったんですね。”偉い!”
クリックで次のページへ
久しぶりにカメムシらしい形のカメムシに出会えました。
いかにも頑丈そうなこれはクサギカメムシの幼虫です。
名前にあるクサは臭いの意味かは?ですが、刺激を与えると凄い悪臭を放つらしい。
今日のところは大丈夫でした。そう言えば今年はあの匂いをまだかいていない気が・・
勿論かがずに済めばそれに越したことはありませんが・・
このページの先頭へ
Digital Camera: OLYMPUS E-3/ZUIKO DIGITAL 35mm MACRO,
Exp.Date: 2011/7/24 at Tokyo(東京),
(c) 2011 Toshio Someya All rights reserved.
前のページへ 昆虫レポート2011の表紙へ 次のページへ

昆虫写真館総合案内へ フォト蔵のTopに戻る