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東京の昆虫レポート2011
”置き土産続く”
アオスジアゲハ、ツバメシジミ、ベニシジミ、ショウリョウバッタモドキ、セミ抜殻
撮影・掲載:2011/7/23(7画像で構成)
大形台風の置き土産は真夏らしくない気温。引き続き今日もそんな一日となりました。
しかし、頭上からは一段とボリュームアップしたセミの声がなり止まず。
違和感のあるこんな状況も明日以降は元に戻るらしい。どちらがいいかは微妙ですが。
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他の草に巻き付いて繁茂するヤブガラシ。迷惑者と思えるけど虫達には人気抜群です。
盛りの時を迎えた花に多くの種類が集まっていました。アオスジアゲハもその一つ。
忙しく吸蜜を繰り返していました。翅を震わせながら、次はあの花にしようかな・・
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花が小さいので蜜の量はそれ程多くないみたい。一つの花への滞在時間はとても短い。この様に羽ばたきが止まるのはほんの一瞬だけです。何だかとても慌ただしい。
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ツバメシジミのカップルの熱いシーンを目撃しました。
カメラをかなり接近させても、この体勢を解いて逃げるそぶりを見せません。
固く結ばれた愛と言ったところでしょうか。
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熱いシーンが繰り広げられる一方、寂しい光景が目に飛び込んで来ることもあります。
葉っぱの上に横たわりびくともしないベニシジミ。既に息絶えていました。
外敵に襲われた形跡もないので自然死と推測しました。鮮やかな斑紋が逆に痛々しい。
さっきまで元気に飛び回っていたけれど、突然訪れた死に、ばたっと・・
ふとそんな情景を思い浮かべてしまいました。
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気温は上がらないけれど、バッタ系の幼虫の生育は順調な様です。
これはショウリョウバッタモドキの幼虫。
本家ショウリョウバッタに似ているけど、何かもう一つ勢いが感じられません。
有るのか無いのか判らない程に短い後脚のせいでしょうか。跳躍力も今一つかも。
外敵に襲われず無事成長することを願うばかり・・
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ニイニイゼミ、ミンミンゼミ、アブラゼミ、クマゼミ等の合唱がやたら騒々しい。
そんな場所で足下を探索すれば、こうした抜け殻を簡単に見つけることが出来ます。
本体の方は、まだ木のかなり高い場所に止まっている為、姿の目撃は中々。
数が増えて過密になれば、人の顔にぶつかる様なうかつな者も出てくるのですが・・
そうなるのはやはり8月に入ってからでしょうか。
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Digital Camera: OLYMPUS E-3/ZUIKO DIGITAL 35mm MACRO,
Exp.Date: 2011/7/23 at Tokyo(東京),
(c) 2011 Toshio Someya All rights reserved.
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