東京の昆虫レポート2011 タイトルバナー
フォト蔵Topへ
東京の昆虫レポート2011
”穴場にて”
クルマバッタモドキ、トノサマバッタ、ショウリョウバッタ、ヨツモンキヌバコガ
撮影・掲載:2011/7/8(7画像で構成)
東海地方までの梅雨明けが今日発表されましたが、東京は一寸遅れをとった感じです。
しかしもう秒読み段階に入ったことは確か。
夏の主役バッタの子供達も色とりどり。元気に飛跳ねて既にスタンバイ完了です。
クリックで次へ
梅雨明けをお預けにした曇り空。
それを見上げていたのはクルマバッタモドキの幼虫でした。
クリックで次へ
近寄ってみました。甲冑をまとった様ないかめしい姿で、小さいながらも迫力十分。
褐色系のボディも渋目で、いい味を出しています。
クリックで次へ
近くにいたトノサマバッタ幼虫は緑色系でした。
何故褐色や緑色のが混在しているかと言えば、それは目撃したこの場所に理由があり。
クリックで次へ
バッタたちが跳ねていたのはここ。私が昆虫観察の穴場スポットとしている所です。
公園の除草作業により刈り取った草の集積地で、いわばゴミ捨て場とも言える場所。
枯草が堆肥となり緑の草の成長も速い。結果、緑と褐色の混合ゾーンが出来上がる訳。
ここに住むバッタは、必然的に何れかの色への擬態を迫られると言う訳ですね。
クリックで次へ
このショウリョウバッタは、枯草への擬態を選んだので、こうなりました。
この様に緑の葉に止まってしまうと、逆に目立っちゃいますが・・
クリックで次へ
こちらは緑色系。色だけでなく、しなった身体のラインも草の葉にそっくりでした。
ショウリョウバッタ幼虫の身体も、揃って大きくなって来ました。
お盆の頃、華々しい成虫デビューを果たすことは間違いなさそうです。
クリックで次のページへ
草の成長が速いこう言う所は、バッタに限らず、他の昆虫にとっても魅力的な筈。
ごく限られたスペースですが、意外な程多くの種類を目にすることが出来ます。
今日はこんな怪しい斑紋を持つ蛾にも出会えました。名前はヨツモンキヌバコガ。
ぽーっと光る感じの斑紋に、季節柄ホタルのイメージを重ねてしまったのですが・・
このページの先頭へ
Digital Camera: RICOH CX4(7th image),
OLYMPUS E-3/ZUIKO DIGITAL 35mm MACRO(other images),
Exp.Date: 2011/7/8 at Tokyo(東京),
(c) 2011 Toshio Someya All rights reserved.
前のページへ 昆虫レポート2011の表紙へ 次のページへ

昆虫写真館総合案内へ フォト蔵のTopに戻る