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東京の昆虫レポート2011
”梅雨明けの日に”
チョウトンボ、ベニイトトンボ、ギンヤンマ、オンブバッタ幼虫
撮影・掲載:2011/7/9(5画像で構成)
関東甲信での梅雨明けが発表された日、それを実証する真夏の空がひろがりました。
いよいよ昆虫観察も気合いが必要。汗対策の為の着替えシャツを用意して歩きました。
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上空高くに掛る薄い雲が、重苦しい雨の季節の終焉を告げていました。
それをバックに優雅なひらひら飛翔を見せてくれたのはチョウトンボでした。
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ベニイトトンボ達にも熱い季節が到来しました。逆ハート形はカップル成立の証です。
赤いオスの腹部にある副性器からメスのお尻の生殖器に精子を移し替えている所です。
この後水面に降り立って・・
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下方のメスが、お尻を水面にさし込んで受精卵を産み落としています。
その間オスは、この様に直立してメスの首根っこを押さえつけるポーズを継続します。
産卵を確実に行わせると共に、他のオスにメスを横取りされない為の必死の体勢です。
か弱そうなイトトンボですが、やはりトンボ。やることはとてもダイナミックです。
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一方普段はダイナミックなギンヤンマですが、今日は度々この様なお休み体勢に・・
縄張りを守る為の巡回飛翔はいつも通りなんですが、暫く飛ぶと又こんな感じに。
気温がぐーんと上昇した今日は、さすがの強者もやや息切れ状態なんでしょうか。
”ちょっとらしくないね” と感じた光景でした。
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草むらのバッタの世界に目を移してみたら、こんな光景が目に飛び込んで来ました。
オンブバッタの幼虫が危機的状況に・・
草から草に張り渡された蜘蛛の網に気づかず、誤って着地してしまったらしい。
踏ん張りが効かないので飛跳ねることも出来ず、途方に暮れている感じでした。
幸いなのは、網の主がまだこの事態に気づいていないこと。
そーっと網から救い出してあげました。”これからも注意しないと危ないよ”
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Digital Camera: OLYMPUS E-3/ZUIKO DIGITAL 9-18mm(1st image),
/ZUIKO DIGITAL 35mm MACRO(5th image),
/ZUIKO DIGITAL 40-150mm(other images),
Exp.Date: 2011/7/9 at Tokyo(東京),
(c) 2011 Toshio Someya All rights reserved.
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