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ここ数日の中では、最も見応えのある青空がひろがりました。
雲のベールが取り払われた為陽射しも強烈。真夏の予告編と言った感じの一日でした。
昆虫達も真夏への準備を着々と整えている感じ。熱いシーンもちらほら目撃しました。 |
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ショウジョウトンボの翅にも真夏の輝きが・・
更に温度が上がると、お尻を持ち上げるポーズも見られる筈ですが、今日はここ迄。 |
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水辺の草はとっくに人の背丈を越しています。
その向こうにひろがる空も、梅雨時の鬱憤を吹き払ってくれる様な爽やかさでした。 |
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空の爽快さとは裏腹。草むらにはむーっとした草いきれが立ちこめていました。
そんな中で出会ったヤブキリ。ここ迄伸長した翅を持つ個体を見たのは今季初です。
草むらの奥に潜んで ”鳴く虫”の本領を発揮し始めるのも、もうすぐと思われます。 |
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これ迄超スローな動作ばかりだったオジロアシナガゾウムシも、今日は本気モードに。
熱いシーンではありますが、鳥の糞に擬態している者同士なので見栄え的には今一つ。 |
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こちらはカツオゾウムシの熱いシーン。
鰹節そのものと言った質感がみものですが、象虫の名に恥じない鼻の長さも見事です。しかし比べてみると、背中にのったオスよりもメスの鼻の方が長いのが何とも・・ |
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ひさしぶりに出会えたヤマトシジミ。派手過ぎない質素な斑紋は中々に味わい深い。
東京では極く普通種の筈なのですが、今季は目撃機会が極端に少ない様に思えます。
幼虫の食草であるカタバミに強力な草刈りの影響が出てしまったのでしょうか。
この先の動向がとても気になります。 |