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東京の昆虫レポート2011
”重い空気の中 2”
ヤブキリ幼虫、アリグモ、ハラビロカマキリ幼虫とアリ
撮影・掲載:2011/6/19(5画像+参考1画像で構成)
すかっとした梅雨晴れは今日もお預け。重い空気の中、汗をかきかき歩きました。
人が不快に感じる高い湿度も、昆虫にとってはそれ程苦手なものではないのかも・・
厳しい あるいは 微笑ましいシーンを見せてくれました。
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クズの葉の上で見つけたヤブキリの幼虫。丸々と太った立派な体形です。
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キリギリスやヒメギス程敏感ではないので、かなり接近してじっくり観察出来ました。
随分貫禄が出て来たなぁと感心。この体格から察して既に肉食性に移行済みの筈です。
背中の翅がまだ寸足らずですが、体形としては成虫一歩手前に辿り着いた感じです。
参考に、約2ヶ月前に見た幼虫の姿を下に掲載します。
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比較のため、4月15日のレポートに載せたヤブキリ幼虫の画像を転載します。
この時期は至る所にその姿ありと言う感じでしたが今はそう簡単に見つけられません。
自然の淘汰原則は、大量に誕生した幼虫にもそのままでの成長を許さなかった様です。
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自然界の厳しい淘汰シーンを、今草むらの至る所で目にすることが出来ます。
これはアリに擬態したアリグモが、アリそのものを捕獲したシーンです。
昆虫の数の増加に合わせ、色々な蜘蛛がそれぞれの手法で狩りに精を出しています。
それについては、別の企画で取り上げようと思っています。
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残酷なシーンの後は一寸微笑ましい光景を・・
小さなアリが、ハラビロカマキリ幼虫の脚にちょっかいを出しています。
幼虫はこの時点では気づいていなかったけれど・・
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脚の先に何か違和感を感じた様です。やおら振り返りました。
”おいおい、何やんてんだよ!”・・いたずら好きのアリはすごすごと退散の一幕。
大事にならずに済んだけど、アリも注意しないとね。下手をすると食われちゃうよ。
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Digital Camera: RICOH CX4(2nd & 4th image),
OLYMPUS E-620/ZUIKO DIGITAL 35mm MACRO(3rd Ref. image),
PENTAX K-7/PENTAX 50mm MACRO(other images),
Exp.Date: 2011/6/19 at Tokyo(東京), 3rd Ref. image: 2011/4/15,
(c) 2011 Toshio Someya All rights reserved.
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