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東京の昆虫レポート2011
”動機は単純”
キマダラセセリ、シャクガ幼虫、オジロアシナガゾウムシ、キリギリス系の幼虫
撮影・掲載:2011/6/9(6画像で構成)
草むらの昆虫観察もいよいよ蒸し暑さに耐えながらと言う感じになって来ました。
そうまでして何故?と、我ながら思うのですが・・
今日こそはあれに出会えそうとの予感につき動かされて・・動機は実に単純です。
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毎年この時期になると登場するキマダラセセリ。予感ずばり的中で出会えました。
地味な色のイチモンジやチャバネを見慣れた目には刺激的に感じられる翅色です。
吸蜜時には決まってこの様に翅を開きます。
天敵である鳥への何らかのアピールなんでしょうか。例えば毒があるよとか・・
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ギシギシの葉で見つけた不思議な物体。シャクガの幼虫いわゆる尺取り虫です。
見つけた時はくねくね動作をしていましたが、カメラを向けた途端このポーズに。
全身硬直状態で固まってしまいました。我は植物の一部なりって言いたいらしい。
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緊張感を維持するのって疲れるだろうなぁと思っていたら案の定。
だいぶ危なっかしい雰囲気になって来ました。気の毒なので撮影はここまで。
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いつもながら緊張感ゼロと言う感じだったのは、オジロアシナガゾウムシ。
よたよたと言う感じでクズの茎を伝い歩きしていました。
カメラに気づいても尺取り虫みたいに巧妙な擬態でかわすことは一切なし。
ぽろっと転げ落ちて姿を隠すだけ。何とも安直な生き方を貫いています。
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別の茎で見た不思議な光景。オジロアシナガゾウムシが団子状態になっていました。
トータル数は4匹でした。
交尾しようとしたけど、何やらややこしい事になってしまったのかも。真相は?です。
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そろそろ帰ろうかなとカメラバッグを持ち上げようとしたら・・
ショルダーベルトにこれがぽつんと・・キリギリス系の幼虫でしょうか。
透き通る様な体色から見て、生まれて間もない赤ちゃんに違いありません。
さんざん目を凝らしても、中々見つけられないのが昆虫観察の難しさ。
でもチャンスが向こうからやって来ることもたまには。”ありがとね” で一枚。
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Digital Camera: RICOH CX4(1st & 5th image),
OLYMPUS E-510/ZUIKO DIGITAL 35mm MACRO(other images),
Exp.Date: 2011/6/9 at Tokyo(東京)
(c) 2011 Toshio Someya All rights reserved.
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