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東京の昆虫レポート2011
”ゆったり気分で”
ナミテントウ、ヒメカメノコテントウ、オオカマキリ幼虫、オオシロカネグモ
撮影・掲載:2011/6/6(5画像で構成)
たとえ晴れていても、多少は雨の心配をしなければいけないのが梅雨時の通例です。
しかし今日に限ってはその心配は全く不要。
ゆったり気分で観察出来たのがとても嬉しい。目を凝らして小物中心に探しました。
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ナナホシばかりが目立っていたテントウムシの世界も賑やかになって来ました。
クリの葉に止まっていたこれは二紋形のナミテントウ。
赤い目がじーっとこちらを睨んでいる様で、ある意味怖い斑紋と言えなくもない。
”並” とは言え、斑紋のバリエーションは豊富。この先大いに楽しめそうです。
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アカツメクサで交尾していたのはヒメカメノコテントウ。
ナミテントウやナナホシテントウに比べると、遥かに小さな身体つきで可愛らしい。
しかし食性はばっちり肉食性。アブラムシにとっては小さくても手強い宿敵です。
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クズの葉で戦闘ポーズをとっていたのは緑色タイプのオオカマキリ幼虫。
この観察地では今迄褐色タイプしか目撃していませんでしたので、今日が初遭遇です。
緑の繁茂に伴って、今後このタイプの数が更に増えて行きそう。
緑に紛れる擬態効果は抜群。小昆虫にとっては要警戒の日々がいよいよスタートです。
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勿論褐色タイプも元気いっぱい。ミスマッチとも言える緑の葉の上で待機中でした。
擬態効果なんかに頼ってはいられない。獲物を捕らえるのは己の機敏な狩猟能力のみ。
そんな自信に溢れたポーズでしょうか。いつ見ても本当に気が強そうです。
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狩猟の名手と言えば、様々なクモの存在も忘れることは出来ません。
それぞれが独特の糸の張り方で、獲物を待ち受け中。
背の高い草の間に水平に糸を張るこれはオオシロカネグモでしょうか。
まんまとこれに騙される昆虫の数も多い筈。今日の所は成果が今一つでしたが・・
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Digital Camera: OLYMPUS E-510//ZUIKO DIGITAL 35mm MACRO,
Exp.Date: 2011/6/6 at Tokyo(東京)
(c) 2011 Toshio Someya All rights reserved.
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