☆ 山中湖の近況報告8 ☆     更新日: 2001年09月30日
*** DELETE PICTURES (2006.06.04) ***

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☆  2001年09月15(土)−09月16日(日) :

15日(土)朝山中湖に向かったのですが、八王子料金所まで大渋滞ということなので、久しぶりに府中(四谷)、八王子(鑓水)、津久井湖、三ケ木それから道志道の道を通るコースを取ってみました。案の定、津久井湖に入る手前から渋滞になり、時間を費やしてしまいました。中央道は本当に夜から早朝にかけて出かけないとだめですね。
山中湖は、また小雨がぱらつく曇り空でした。やむを得ず?、近所を散歩して、秋の野草を探してみました。新発見?は、カラハナソウ(ホップの仲間)、キンミズヒキ、コカラマツソウ(アキカラマツソウ)です。図鑑で判明したときは、とてもうれしくなります。その他には、ヤマジノホトトギス、キセルアザミ、テンニンソウ、ミゾソバ、ヤマゼリなどを見つけました。
20日(日)は、午前中晴れ間が出たので、湖でウインドサーフィンの練習をしました。でもこんなことをしているのは私だけでした。
ところで、平野のゲートボール場の隣の湖岸でウインドサーフィンの準備をしようとしたところ、「この場所は県から
”芙蓉荘”が管理を委託されているところなので、”立ち入り禁止”であり、直ちに出ていってくれ」と言われました。言ってきた当人は”芙蓉荘”の関係者か宿泊者(”芙蓉荘”は古河電気健保組合の保養所を兼ねているようである)のようでした。車を入れたり、バーベキューをやってはいけないということなら分かるのですが、”立ち入り禁止”とはとても納得がいきませんでした。これでは、完全な”プライベート・ビーチ”となってしまいます。湖岸では他にそんな所はないように思います。とても不愉快でした。
午後は二十曲峠まで車で行き、そこから石割山方面へハイキングしてきました。途中で雨がぱらつき始めたので、石割山は断念しましたが、道はよく整備されていました。尾根筋を歩くので、展望も開けており、ハイキングには良いようです。ここでも、秋の野草をたくさん見つけました。アキノキリンソウ、タチフウロ、グンナイフウロ、カワラナデシコ、テンニンソウ、クサボタン、ノコンギク、ヒゴタイ、クサアジサイ、フシグロセンノウなどでした。特に、草原の中でオレンジ色のフシグロセンノウ(たぶん間違いないと思いますが)が咲いているのを見つけたときは感動でした。

☆  2001年08月31(金)−09月02日(日) :

31日(金)は、朝方まで大雨で、朝にはようやく上がりましたが、一日中曇り空でした。本当は、鳳凰三山へ行く予定でしたが、断念しました。それで、夕方’紅富士の湯’へ行ったのですが、もちろんガラガラに空いていました。
9月1日(土)、とうとう夏休み?も終り、秋に突入です。まわりのナナカマドは、赤い実をつけ、紅葉も始まりました。ヤマボウシは赤い大きな実を空に向けて突き出しています。コブシの木の下には、赤い実が落ちていました。今日も曇り空でときどき薄日がさす程度の天気で、もちろん富士山は見えません。

フジアザミ ナンバンキセルとフジテンニンソウ(右)

午前は、フジアザミを見に籠坂峠からアザミ平まで行ってきました。ところが、アザミ平は昔の面影はまったくありませんでした。フジアザミは10株も咲いていたかどうかといったぐらいで、後は根生葉だけといった状態です。更には、根ごと盗掘された跡がいくつかありました。とても残念に思いました。でも、山道やアザミ平のまわりにはたくさんの花が咲いていました。主だったものだけでも、次のようなものがありました。
フジアザミ、フジテンニンソウ、ヤマホトトギス、ナンバンキセル、ハナイカリ、マツムシソウ、ツリフネ、ミズヒキ、アカソ、ツユクサ、ゲンノショウコ、トリカブト、カワラナデシコ、シオガマギク、モミジガサ、ツルニンジン、クサボタン、ツリガネニンジン、ヒメノガリヤス、シモツケソウ、ヤマハハコなどです。特に、ツルニンジン、クサボタン、フジテンニンソウ、ハナイカリは始めて見ましたので、大感激です。またフジテンニンソウがたくさん咲いているところはとてもきれいでした。

午後は、息子の友人らが来て、ウィンドサーフィンの練習をやっていたので、少し仲間に入れさせてもらいました。セールは3.3uの小さいものです。久しぶりだったので、てこずってしまいましたが、何とか動けるようになりました。これから精進する?つもりです。また、2年振りにカヌーを出し、思いっきり漕いでみましたが、とても気分爽快でした。湖は、釣りボートもほとんどいなく、セールも数艇と、とても寂しい湖面でした。山中湖の夏も今日で終ったような気がします。(私はもう少しがんばります)


とても若々しいですね?

夜は久しぶりに「オサカベ邸ホ−ムコンサート」に参加してきました。江草啓介のピアノ、和田弘志のベースで、「ラブサウンド・コンサートの夕べ」と名打って、「枯葉」、「春の海」、「星に願いを」、「オルフェのサンボ」などなど、たくさんのポピュラーな名曲を聴きました。とても素敵な秋?の夜でした。
2日(日)は、息子の友人を’富士風穴’へ案内しました。探偵団以外で富士風穴に入るのは初めてであったので、最初はちょっと緊張しましたが、地形はなんとなく記憶していたので、危険はありませんでした。およそ30mほど奥の大広間?まで往復してきました。奥の床は氷が張っていましたが、石筍は見られませんでした。2パーティ(1つは子供の団体、もう一方は家族連れ)が、我々の前後にそれぞれ入っていきました。ここも本当にポピュラーになりつつあるようです。その後、いつものブナの森に行き、ミズナラの大木とブナの大木に挨拶をしてきました。森には誰もいなく、本当に静かな森でした。本当によい森です。

☆  2001年08月26(日) :

今週は、先週の事故で破損した車の修理が終ったので、日曜の朝、道志村に向かいました。中央高速はやや混んでいましたが、大渋滞というほどではありませんでした。
山中湖の天気はまた曇りで、富士山はまったく見えません。お昼に新しく出来たそばや’四季彩’に行ってきました。場所は前に’ペンションママの森’があったところです。晴れていればガラス越しに富士山が大きく見えるはずです。値段も手ごろで、なかなかおいしいそばでした。
家の回りを散歩して、クルマツクバネソウ(暗紫色の実をつけている)を見つけました。感激です!!その他ヤマユリやキリンソウが咲いていました。
以前にも話題に挙げましたが、山麓探偵団団長の伊藤さんがNHKと協力して撮影した’青木が原樹海’が、NHKハイビジョンで再放映されます。9月9日(日)の12時45分?からかと思います。是非見逃さないように!!

☆  2001年08月18日(土)、19(日) :

山中湖の近況とは直接関係ありませんが、17日金曜日の夜11時半頃、道志の道を通って山中湖に向かっていたところ、運悪くスピードを出した対向車が、ゆるいカーブでセンターラインを越えて私の車に突っ込んできました。幸いにも車の側面を斜めにぶつかってきたため、あまりショックもなく、けがもありませんでした。車は右のタイヤが壊れ、車軸が曲がり、ドアが半分しか開かない状態になってしまいました。エンジンは動くのですが、車軸が曲がったため、すんなりと走ることはできなくなってしまいました。相手方(若い男)も車の前方が大きく破損しましたが、負傷はしませんでした。車はレッカー車で工場へ持っていってもらい、我々はレッカー車のドライバーの好意で山中湖まで連れていってもらいました。2時過ぎにようやく到着でした。。
とにかくけががなくてほっとしましたが、道志の道は道路が比較的空いているため、スピードを出して飛ばす車が多いようです。今回は、相手方の言うところによると、ブレーキを使いながら山道をスピードを出して下ってきたため、ブレーキが利かなくなり?、カーブを回り切れなかったとのことです。まったくのはた迷惑です。
スピードは出し過ぎないように!!
話しは変わって、今週も天気がすっきりせず、午後には雨も降り始めました。昨日の事故もあり、気分はすぐれません。でも車がないと生活もできないので、レンタカーを借りました。車はトヨタの’WILL'で、シンデレラのカボチャの馬車を模したで、とても
かわいい車です。でもおじさんが乗るような車ではなく、通る車を見て、女の子が「カワイー」などと言っているのが聞え、おかしくなってしまいました。観光地だからまあ乗ってしまいましたが、東京ではちょっと乗れませんね(レンタカー会社にはこれしかないと言われました)。昼過ぎに食事と買物に出かけましたが、かなり道路は渋滞しているものの、とにかく動くので、なんとかなるといったところでしょうか。
19日は、私のHPで知り合ったAさんが、ご家族といっしょにウインド・サーフィンをするために山中湖に来られました。私も、先日腰を痛めたことも忘れ、Aさんのボードを借りてトライしました。ロングボードだったので容易に乗ることができたのですが、しばらく乗っていなかったので、センターボードを出すのを忘れていました。そのため、クローズ・ホールドで走れず、沖合いに流されるばかりで、戻ることが出来なくなり、慌ててしまいました。出発点からはかなり遠い所でしたが、とにかく湖岸に到着、たいへん疲れてしまいました。今週もウインドをやる人はほとんど見かけませんでした。
午後は、Aさんご家族とバーベキューをした後、裏のパノラマ台から鉄砲木の頭までハイキングに行ってきました。曇り空のため展望はききませんでしたが、高原のさわやかな風がとても気持ちよく感じられました。また途中には、ツリガネニンジン、オミナエシ、ハナウド?、ワレモコウなどが咲いており、目も楽しむことができました。赤紫色の
ナンバンキセルと思われる珍しい花を見つけましたが、ちょっと確認できません。

☆  2001年08月11日(土)、12(日) :

11日の朝は曇り。11時頃から雨となってしまいました。近くのテニスコートからの女子学生の甲高い声がやんでしまいました。本当に、今年は週末の天気が悪いようです。昼過ぎには雨も止み、また学生のテニスなどが始まりましたが、夕方再び大雨になり、雨でずぶ濡れとなったランニング姿があちこちに見られました。天候が悪いにも関わらず、夕方の湖畔の道路は少し混んでいましたが、たいしたことはありませんでした。
夜中は大分雨が降ったのですが、12日の朝になってようやく上がりました。9時頃は日も差し始めたので、思いっきり須走五合目まで行ってきました。予想どおり、アザミラインの入口から深い霧でした。最初グランドキャニオンに寄ったのですが、深い霧でほとんど壁が見えませんでした。ただひとつ発見。グランドキャニオンの下部には、フジアザミ(花はもう少しのようです)が群生していました。
五合目の駐車場も霧に覆われあたりはほとんど見えませんでした。駐車場は満杯で、道路の片側に何十台も駐車しており、びっくりしました。小富士を往復したのですが、時々木漏れ日が差し、ルリビタキガきれいな声で鳴いており、いい小散歩ができました(小富士からの展望はもちろんだめでした)。山道には、カニコウモリが白い花を咲かせて、群生していました。タケシマランの赤い実も見つけました。駐車場近辺にもたくさんの花がありました。オンタデ、メイゲツソウ、ムラサキモメンズル、イワオウギ、アキノキリンソウ、シモツケソウ、それにフジアザミなどです。ガクウツギのアジサイのような花が咲いていました。
それにしても、この夏の週末の富士山麓の天気は悪いですね。快晴の空がなかなか見られません。

☆  2001年08月04日(土)、05(日) :

4日の朝は快晴となりました。早朝、近くのテニスコートから女子学生の甲高い声が聞えてきて、目が覚めてしまいました。山中湖平野の民宿やロッジはテニス合宿の学生で満員のようです。もちろん、テニス以外にもサッカーや音楽などの合宿をしている学生もいます。昼からは雲が出て、富士山も見えなくなりましたが(夕方にはまた姿を現していました)、日中は29度くらいまでいったでしょうか。やや蒸し暑い一日でした。先週に続いて、ホタルを見に行きました。夜もやや蒸し暑いので、ホタルの群舞が見られるかと期待したのですが、先週と同様に20匹くらいしかいませんでした。
山中湖も夏本番を迎えていますが、以前に比べ車や人は少ないような気がします。道路は大渋滞ということはないようで、お昼に湖岸の道路に出たのですが、普段の日曜日と同じでした(以前は一度出ると、家に戻ってくるのが大変でしたが)。夜も学生などが多く出て、アイスクリームなどを食べながら歩いていますが、昔に比べ少ないような気がします。夜は大きな花火も鳴っていましたが、年のせいか、湖岸まで出かけて行く気が起こりません。1日の報湖祭は、にわか雨があったり、霧がでたりして、今ひとつだったようです。
5日は、またまた曇り空です。朝方は雨もぱらつき、日中でも25度くらいで、涼しいというよりは、肌寒い日でした。朝の7時45分から、NHK総合第一テレビで、
山麓探偵団団長の伊藤さんの映像(青木が原樹海)を見ました。いつもはテレビの映像は、自分とはそんなに関わりのないものとして漠然と見ていますが、今回はよく出かけて行って、伊藤さんからいろんなお話を聞いている場所だったので、とても映像が身近に感じられました
昼頃、近くの裏山などを歩いてみました。夏なのでそんなに花は咲いていないだろうと思って行ったのですが、たくさんの夏の花などに出会いました。シシウド、ウド、ウバユリ、タケニグサ、チダケサシ、コバノギボウシ、ツユクサ、ホタルブクロ、ヒメジオン、ミズヒキ、オオマツヨイグサ、オダマキ、オミナエシ、ツリガネニンジン、ノジトラノオ、ヌスビトハギ、アカソ、ツルフジバカ、マボタンヅル、イヌゴマ、ヘクソカズラなど本当にたくさん咲いていました。その他にキイチゴ?が大きな赤い実をたくさんつけていました。アザミはまだでしたが、オオヤマボクチはもうすぐ咲きそうでした。道路脇には、コスモスやヒマワリ、オオハンゴンソウなども咲いています。そうそう、ハナイカダの葉の上には黒い実が付きはじめていました。夏も目が離せません。



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