☆ 山中湖の近況報告49 ☆   更新日: 2011年03月28日
*** DELETE PICTURES (2016.12.05) ***
                                      
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☆ 2週間振りに山中湖に入りました: 2011年03月26日-28日

 26日(土)朝、ガソリンを満タンにして山中湖へ向かいました。高速道路を富士吉田で降りて、ガソリンスタンドの様子を見ながら国道を走ってみましたが、給油待ちの車はなく、スタンドは通常でした。ン枝野さんのように、”念のため”すぐにガソリンを補充しました。
 湖畔にはほとんど雪がないのに、ログキャビンについてびっくり!庭は一面雪に覆われていました。5cm以上は積もっていました。それでも春は近づいており、庭にはフクジュソウが雪の中から芽を出していました。いいですね!感激です!ほっとしますね!

 そうそう、15日(火)の静岡東部地震で山中湖もかなり大きな地震の揺れがあったと報道されていたので、被害がないか心配でしたが、11日の地震と同様被害というほどのものはありませんでした。棚の上に置いておいたワインが、予想通り落ちていましたが、クッションがあったためか、割れることはなく、床に少し傷が付いた程度で済みました。あとは壁の額縁が少し傾いただけで、ほっとしました。

 春が近いためか、野鳥もたくさん餌を食べにやってきました。常連のシジュウカラ、ヤマガラ、カワラヒワのほかにイカルも3羽ほどやってきました。アカゲラやこゲラが木の幹をつついているのも見られました。お礼にヒマワリの種をいっぱいあげました。
 3日間とも快晴だったのですが、27日(日)は午後から雪雲が出てきて、夕方まで雪が少し降りました。夕方6時ころ温泉に行こうとしたところ、雪がかなり降っており、車も薄っすらと白くなり、今夜は5cmくらい積もるのかなと思ったのですが、湖畔に出て石割の湯に向かうと雪が止んでるというか、星が見えるくらい晴れていました。きつねにつままれたような感じで、あらためて旭日丘は豪雪地帯であることを実感しました。

 26日(土)の夜はオサカベホームコンサートが開かれました。地震の影響で当初予定のさがみブラスアンサンブルが神奈川から来ることが出来ないということで、演奏が変更されました。代わって、ピアノと歌の夕べと題して、日本の歌曲、ドイツの歌曲とピアノの演奏がありました。出演者は、歌が小田隆之、小田まゆみ、笠井麻里子、ピアノが望月恭子、掛水惠でした。ハイネ作詞、シューマン作曲の連作歌曲「詩人の恋」(バリトン:小田隆之、ピアノ:望月恭子)、モーツアルト作曲オペラ「フィガロの結婚」(メゾソプラノ:笠井麻里子、ピアノ:掛水惠)などとてもすばらしい歌でした。また、ラヴェルの「水の戯れ」(ピアノ:望月恭子)の流れるようなピアノの旋律にはうっとりとさせられました。今年のオサカベホームコンサートには期待が膨らみますね。なお、4月3日に富士吉田市民ホールで予定されていた江口玲のピアノコンサートは、地震のため中止となりました。期待していたのでとても残念でした。

 26日(土)の夜は星空がきれいでした。ところがオリオン座や冬の第三角形が西の空低くなり、星の様子ががらっと代わってしまいました。おおくま座の北斗七星や春の第曲線が見えるようになってきました。土星もみることができます。また夜の楽しみも増えてきました。
 天気がよかったので、屋外工房で木工作をやりました。ひとつは、CDラック(2号機)で、完成しました。続いて、薪を入れる箱に取り掛かりました。こちらもすぐに出来ると思います。

雪に覆われた庭 フクジュソウの芽 餌台の屋根の上に留まるイカル CDラック(2号機)

☆ 東北関東大地震の被災者にお見舞い申し上げます: 2011年03月20日

 東北関東大地震の被災者の皆様にお見舞い申し上げます。悲惨な被災生活を見ると心が痛む思いです。また、支援活動をする能力のない自分に少しがっかりさせられます。
 先週報告したように、山中湖のログキャビンは11日の大地震では被害がありませんでした。ところが、15日(火)の夜、東北関東大地震のテレビニュースを観ていたところ、静岡東部で大きな地震があり、山中湖、忍野、、富士吉田でも震度5だったとのニュースが流れました。東海地震ではなさそうだし、東北関東大地震とも直接関連はなさそうだし、どうして山中湖に地震がと思ってしまいました。
 翌日、「あみん」さんにメールで問合せしたところ、震度は11日の大地震と同じくらいの揺れだったとのことでした。ログキャビンの被害も心配ですが、ガソリンの入手が困難なため、山中湖へ確認に行くことも出来ずにおります。来週までにはガソリンを確保して、何とか山中湖に入ろうと考えています。

☆ 雪がたくさん積もっていてびっくり!: 2011年03月13日

 11日(金)の東日本大地震のため家を留守にするのも心配で、山中湖へ行こうかどうか迷ったのですが、12日(土)の夜に山中湖に入りました。家に入る前に温泉にでも入ろうと紅富士の湯へ行ったのですが、門が閉じて暗くなっていました。それで石割の湯に電話をかけると、そちらでは営業しているとのことだったので、家に寄ることなく石割の湯に直行しました。受付の人に聞くと、電力消費を抑えるために紅富士の湯は早めに営業を閉じたとのことでした。富士吉田や忍野、山中湖では停電や断水などがあったとのことで驚きました。
 入浴後ログキャビンに向かいましたが、被害が出ていないかやや心配で、急ぎました。到着してみると、家は大丈夫でした。棚などが揺れて物が落下したところもあったようです。一方庭は雪が15〜20cmくらい積もっており、雪かきをしないと、車も中に入れないくらいでした。道路は除雪されていて全く問題はありませんでしたが、またまた雪かきを強いられました。

 朝起きると、庭は真っ白でした。付近を散歩をしたのですが、別荘地にはあまり人が来ていないようでした。しかし、たくさんのシカさんに会うことが出来ました。10頭くらいのグループや2,3頭のグループなど、立派な角をもった牡鹿も含めてたくさんのシカと対面することが出来、とてもハッピーな気持ちになりました。原子力発電所の放射能漏れが心配なので、朝のうちに東京へ戻りました。

*先週末は、北八ヶ岳の北横岳を歩いて(軽アイゼンとスノーシュー)きましたので、その写真を掲載します。とてもよい天気で、南アルプス、中央アルプス、御岳、乗鞍岳、北アルプス(奥穂高から白馬岳まで)、浅間山などの山々がとてもよく見えて、興奮しました。

庭の雪 主峰赤岳と阿弥陀岳 蓼科山(背景は後立山連峰)

☆ 久し振りの星空に感嘆!: 2011年02月26日-27日

 25日(金)の夜に山中湖に入ったのですが、久し振りに星がたくさん見えて、感嘆しました。北東の空高くにおおくま座(北斗七星)が大きく見えびっくりしました。もちろん北極星もよく見えました。冬の星座オリオン座と冬の大三角形(シリウス、ペデルギウス、プロキオン)は大きく西に傾き始めています。ぎょしゃ座のカペラがやや西に傾き、代わってふたご座(ポルックスとカストル)が天頂で輝くようになりました。東の空にはしし座のレグルスやうしかい座のアルクトゥルスがよく見えるようになってきました。星の世界も春が近づいてきているのですね。
 26日(土)は、朝は−3℃となりましたが、快晴だったので、中の茶屋付近の林道を歩き回りました。道は雪で覆われていましたが、暖かくて気持ちよく歩くことが出来ました。もちろんこんなところを歩いている人は一人もいませんでした。富士山の山頂部分が雪庇が張り出しているように見えて、写真を撮ってみました。こんなことにも初めて気付き、驚きました。
 翌27日(日)はやや雲が出ていましたが、天気がよいので、先週歩いた山中湖村の鷹丸尾の続きを歩きました。最後は紅富士の湯の近くにたどり着きました。山中湖村にも大きな溶岩流が流れたことが実感できました。
 我が家の庭にはまだ雪がかなり残っております。それでも木々は着実に花を咲かせる準備に入っているようで、花芽が大きくなってきています。

中の茶屋近辺の林と倒伐材 富士山吉田大崩源頭部 クロモジの花芽 トサミズキの花芽

☆ ヒレンジャクにようやく出会えました: 2011年02月19日-20日

 14日(月)の夜に降った雪が、庭一面に積もっていました。積雪は15〜20cmくらいと思いますが、屋根からの大量の雪で玄関までの道が塞がれていました。それで着くなり除雪作業となりました。でも久し振りの雪との戯れ?はとても楽しいかったです。日中は3,4度あり、暖かくて、水道の凍結もありませんでした。庭のクロモジやトサミズキ、ダンコウバイ、シデコブシなどの花芽が大きくなってきました。シャクナゲは雪を撥ね退けて、芽を大きく膨らませています。山中湖もあと1か月くらいで春を迎えるでしょう。待ち遠しいですね。

 20日(日)は、久し振りに山中湖村の林の中を歩いてみました。場所は鷹丸尾の溶岩流です。地図でも鷹丸尾の溶岩流は確認できるし、時々辺りをか歩いているのですが、村落の近くに高さ7、8mもある丸尾の”台地”を発見して、富士山噴火の巨大さに改めて驚かされました。丸尾は広葉樹林に覆われており、シカやリスを見ることも出来ました。それに、ようやくヒレンジャクを見つけることも出来ました。丸尾の端のケヤキ(ヤドリギがたくさん寄生している)に数羽が群れていました。遠くて写真がうまく撮れませんでしたが、とてもラッキーな気分でした。

雪に覆われた庭 雪の中のシャクナゲ 鷹丸尾溶岩流の崖 ようやく出会えたヒレンジャク

P.S. 19日(土)は山麓探偵団恒例の青空雪上レストランがあったのですが、私は毎年参加しているのに、今年は失念してしまいました。雪が降り、天気も良かったので、素敵なレストランができたのではないかと思うと残念でたまりません。アルツハイマーの予兆がでてきているのではないかと、ちょっと心配しています。

 耳寄りなニュースがあります。以前オサカベホームコンサートでも演奏した世界的ピアニスト江口玲さんが、富士吉田の市民会館でピアノリサイタルを開くとのことです。私は、オサカベホームコンサートでのピアノが忘れられず、当然今回も参加しようと思っています。皆さんもいかがですか。

☆ 冷え込みますが、日中は暖かいです(3): 2011年02月05日-06日

 今年に入ってから毎回同じタイトルですが、本当に今年の山中湖は雪がほとんど積もっていないせいか(我が家の庭はまだ残雪がありますが、湖畔にはほとんどありません)、寒く感じません。朝はマイナス7℃に下がりましたが、日中はとても暖かく感じました。

 今回もヒレンジャクを観察するために長池方面へ行ったのですが、ダイヤモンド富士の撮影が始まったようで、たくさんのカメラマンが湖畔に群がっており、駐車する場所がありませんでした。湖畔と反対側にカメラを向けている人はいないようだったので、ヒレンジャクはあきらめました。もう飛び立っていったのかもしれませんね。やむを得ず、みさきに車を止めて、湖岸を散策しました。みさきからママの森方面まで立派な遊歩道が出来つつありましたが、まだ途中でストップとなっていました。途中でオオバン(黒くて、鼻?の頭が白くて、くちばしは黄色)を見つけました。歩き方がカモと違ってよたよたと歩いていました。図鑑で調べたら、クイナの仲間だそうです。マガモも見かけましたが、何となく水鳥が少ないような感じがしました。実は、家の周りでも、今年は野鳥がとても少ないように思っています。

 6日(日)は、御殿場の陶器製作場である”炎の里・富士見窯”を見学してきました。実は、山中湖で昨年の春、ここの先生に家内が陶芸を教えてもらったので、先生の製作場を見学しようと思った次第です。道に迷いながらようやく探し当てた場所は、御殿場郊外の川が側を流れる静かな場所で、いかにも陶器の製作場といった感じでした。ここの自慢?は、”富士見窯”という大きな登り窯です。写真のように斜面を3段になって上へ登っていく巨大な窯は壮観で、圧倒されました。年に2回しか火を入れることはないそうですが、大量のアカマツを燃やして1200度から1500度くらいまで温度を上げて陶器を焼くとのことでした。是非一度見てみたいものと思いました。

よちよち歩きのオオバン 氷上で休む?マガモ 御殿場・”炎の里”の登り窯 登り窯と説明をする先生

☆ 冷え込みますが、日中は暖かいです(2): 2011年01月21日-22日

 21日の朝から山中湖に入りました。この日は今年初めての山麓探偵団活動に参加しました。団長は伊藤浩美さんで、忍野の杓子山の下にある高座(たかざす)山を散策しました(右写真)。ここは、毎春野焼きが行われるところで、連休にわらび採りに来ます。真冬にもかかわらず、山道の凍結はなく、逆にこの晴天続きで山道は乾燥しており、歩くとすごい砂埃が立ち上がる始末で、衣服が埃まみれになってしまいました。
 朝や夜は大分冷え込みます。10日(月)の朝は−8℃でした。それでも天気は快晴で、日中は陽が照り、風もないので、とても暖かく感じました。
 朝は少し寒かったのですが、日中は風もなく、陽がさしてぽかぽか陽気(10度くらい)といったところで、青空を眺めながら寝転んでいると、まどろむような気持ちになりました。下の3枚の写真は、散策途中で見つけた蛾のまゆです(名前は教わったのですが、忘れてしまいました。高座山からの富士山と南アルプスがとてもきれいでした。

蛾のまゆ1 蛾のまゆ2 蛾のまゆ3 高座山からの富士山
 21日山中湖に入ったときは、庭にまだ雪が残っており、小動物の足跡があちこちに見られました。連日の氷点下の気温で、風呂場の蛇口とシャワーのホースが凍ってしまっていました。お湯をかけて何とか解凍することができ、ほっとしました。注意しないといけませんね!!

 22日はマイナス10度まで下がりましたが、体が慣れるとあまり寒く感じません。平野では湖が少し凍り始めていました。長池のケヤキ並木にヤドリギの実を食べにヒレンジャク(冬の渡り鳥)がたくさん来ているというので、行ってみました。長池駐車場には10名くらいのカメラマンがカメラを富士山と反対の方向に向けて構えていましたが、ヒレンジャクはまったくみられませんでした。残念!!次回の楽しみとしてとっておこうと思います。
南アルプス赤石岳と荒川岳 薄く凍結した山中湖(平野)

☆ 冷え込みますが、日中は暖かいです: 2011年01月09日-10日

 9日の朝から山中湖に入りました。朝や夜は大分冷え込みます。10日(月)の朝は−8℃でした。それでも天気は快晴で、日中は陽が照り、風もないので、とても暖かく感じました。

 日中が暖かいので、昨年遣り残したタスク、薪などを入れるボックスの製作に取り掛かり、ようやく完成しました(右写真)。これから、もう一段上に積むボックスを追加しようと思っています。
 10日(月)、久し振りに温泉に入りながら紅富士でも見ようと思って、早朝に起きて紅富士の湯へ行きました。ところが起きるのがやや遅かったため、建物に入る直前に富士山が紅色に染まってしまい、温泉からは普通の朝富士となってしまいました。あと10分早く行動すべきでした。それでも湯に浸かって雄大な富士山を眺めるのは気分が最高ですね。ちなみに、元旦と違って温泉は比較的すいていました。

☆ 明けましておめでとうございます: 2011年01月04日

 明けましておめでとうございます。本年も「わんだふる山中湖」をよろしくお願いします。

 4日(火)朝に、年賀状を取りに山中湖へ向かいました。高速道路から富士山の真っ白な雄大な姿が見られましたが、山中湖について見ると、残念ながら富士山は雲に覆われて見ることができませんでした。前夜に小雪が舞ったようで、庭や屋根は薄っすらと雪に覆われ、家の前の道路は凍結していて、危うく滑って転びそうになりました。なお、湖畔の周りは道路が少し濡れている程度で、まったく問題はありませんでした。天気は快晴で、朝の気温は−3℃くらいでしたが、太陽が昇るにつれて暖かくなってきました。

 東京で私用があるため、薪割りを少しやってから、年賀状を持って早々と帰りました。


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