☆ 山中湖の近況報告50 ☆   更新日: 2011年06月28日
*** DELETE PICTURES (2016.12.05) ***
                                       
                                                   
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☆ 西丹沢の渓流(源流部)をたっぷり堪能: 2011年06月25日-26日

 25日(土)、26日(日)の2日間、山麓探偵団(団長:戸雅史)に参加し、西丹沢の渓流(源流部)をたっぷり堪能しました。参加者は団長を含めて9名です。25日の朝、喫茶室あみんに集合し、荷造り等の準備をして、10時過ぎに車で出発しました。天気は雨が予想されていましたが、出発時は曇り空で、かなり蒸し暑い感じでした。車で5、6分、平野の切通し峠登り口に到着しました。軽い準備体操をやって、出発です。
 峠までは15分くらいで、その後は西丹沢の日陰沢橋に向かってどんどん下ります。下るのは楽なのですが、明日の登り返しを思うと、あまり降りないでほしいと思ってしまいました。歩く林道は昨年の台風でめちゃくちゃにやられており、あちこちに木が倒れ、土砂が崩れ、あるいは道路が崩壊していました。12時30分過ぎに、ようやくこれから登る沢(名前は地図にはなく、忘れてしまいました)の入り口に到着しました。

 ヘルメットをかぶり、沢用シューズに履き替えて、沢歩きの開始です。私自身は丹沢などの涸れ沢を歩いたことはありますが、水の中を膝まで使って歩くのは初めての体験でした。ヘルメットは学生時代にかぶって以来久し振りでしたが、もちろん昔のような緊張感はありませんでした。みんな恐る恐る?沢のなかに入り、団長の後をふらふらしながら慎重に歩きました。子供の遊びのような感覚で、とても楽しいでした(転ぶと水濡れになるのではないかと思い、カメラはザックに入れてしまったので、写真がありません)。およそ300mくらい沢歩きをして、2時30分頃に渓谷沿いのちょっと開けた場所到着しました。
 
 今晩は、ここで野営です。早速大型のタープを4枚張り、食事の準備等が始まりました。予想された雨は全然降りませんでした。ワインで乾杯した後に、名コック?のSさんが次から次へとおいしい料理を提供してくれ、とても野営しているとは感じられないほど、贅沢なディナーを食べることができました。感謝、感謝です。夜の10時頃まで食べたり、話したりと、真っ暗で静寂?(実は滝の音が轟音を立てていました)な渓谷の夜をゆったりと過ごすことができました。

 私は、5、6年前に戸高さんが「山のなかでの人と人との自然な結びつきは、"量子力学”の世界に通じるものがある」と言われたことがあり、それがずっと気になっていたので(文言は正確ではありません)、この機会にそれがどういう意味なのか問うてみました。戸高さんは、「ある本で、量子力学の世界は振動(波動)で表現され、振動が共鳴して結合されるといった話を読んだ」と言われました。これは、おそらく”確率振幅”の”量子力学的共鳴”のようなものをいっているようであることがわかり、長年の疑念が少し解けました。目出度し!目出度し!

 翌朝は5時過ぎに眼が覚めました。天気予報とは違って、夜中も雨は降りませんでした。陽は射してはいませんでしたが、さわやかな渓谷の朝でした。もちろん滝の音が静寂などに浸ることは許してくれませんでしたが。ちょっと写真を撮ったり、周りを歩いた後、みんなとコーヒーを飲みながらゆったりとす渓谷の朝を過ごしました。名コックの提供する朝のブレックファストもとてもおいしく、感謝でした。9時30分に野営の片付けをはじめ、再度ヘルメット、沢用シューズをはき、さらに岩登りのための安全ベルトの装着を行い、10時30分頃に沢歩きを開始しました。少し歩くと、すぐに4、5mの滝が落ちる壁がありました。最初に団長がフリーで登り、その後それぞれがザイルを安全ベルトに付け、おそるおそる壁を登りました。足が届かないとか、滑りそうだとかわーわー言いながら、皆楽しく登っていました。その後しばらく歩くと、沢の源流部に着き、水が少なくなり、沢歩きは終わりとなりました。
 もう少し楽しみたいなという、残念な思いがありましたが、老人にはこの辺りが適当なのかなと考えて、装備をはずし、登山靴に履き替えました。お昼(おいしいカレーライスとサラダ)を食べていると、下から二人の釣り人が登ってきました。話を聞くと、イワナ釣りのようで、数匹の25cmくらいはありそうな釣ったイワナをみせてくれました。こんなイワナがこのような沢にいるのかと、驚きました(渓谷は砂防ダムなどがあり、魚は登れません)。

 この後は、高指山まで300mほど、急な登りを強いられましたが、みんな頑張って、2時30分に高指山に到着。大きな富士山が迎えてくれて、みんな歓声を上げました。いやー、本当にすばらしい2日間の渓谷歩きでした。戸高さん、あみんさん(事務局)、ありがとうございました。

沢沿いの野営(タープ) 食事と歓談 野営地そばの沢1 野営地そばの沢2
慎重な沢歩き1 慎重な沢歩き2 迎えてくれた富士山(高指山から)

☆ うっとしい天気が続きますね: 2011年06月18日-19日

 今週末は、18日(土)が午前は曇り、午後から雨でしたが、夕方には雨が止みました。19日(日)は一日中曇り空で、時々霧雨が降った程度でした。とにかく、梅雨らしいうっとうしい日が続き、うんざりです。
 しかし、家にずっと停滞しているわけには行かないので、先週に続き梨が原を歩いてみました。とくに珍しい植物はありませんでしたが、ススキ草原に咲くアヤメがとても清楚できれいでした。そのほかには、ハタザオ、ニガナ、ウマノアシガタ、フジニシキウツギ?などが咲いていました。

 天気が悪いので、今週末も山中湖村蒼生庵の陶芸教室に行ってきました。第1回目の作品が完成していました。まあ今回は試行品ということで、出来栄えは今ひとつでした。今回製作した作品は、コーヒーカップと小花立、それにキノコ2つです。コーヒーカップは白い土です。これらの完成が待たれます。
 庭の草がとても元気がよいので、雨の中で草取りを敢行しました。しばらく、一進一退の攻防が続く予定です。
 
梨が原のアヤメ 第1回作品(完成) 第2回作品(乾燥中)

☆ 梅雨の真っ最中でも、大忙しでした: 2011年06月12日-13日

 今週末は、11日(土)夜が雨でしたが、12日(日)は雨も止み、何とか天気がもちました。しかし、夜は大雨となり、13日(月)も朝方まで降りました。昼頃になって何とか天気も少し回復してきました。
 2週間前に製作した陶器が焼成されたという報告があったので、蒼生館に行って、釉薬で彩色しました。来週には出来上がるそうで、完成が待ち遠しいです。12日(日)は梨が原の西側を散策しました。林の中にレンゲツツジが群落を作って咲いていました。とてもきれいでした。また林の中でギンランを一輪見付けて、大感激でした。その他に、アヤメ、ウマノアシガタ、ヤブウツギ、ミズキなどが咲いていました。車が結構入っていたのですが、わらびを採っているようでした。

 先週は「ヤマブドウXXX]がかなりGoodTasteであることを報告しましたが、今度はやはり市販のスチューベンブドウで2009年12月にXXしたXXXを試飲してみました。こちらは、うまいとはいえませんが、酢味もそんなに強くなく、発酵しているようでした。これで一昨年XXしたXXXは2本が何とか飲める状況であったということになります。とりあえず成功といってよいのかな??今年はもうやめようかと考えていたのですが、また今秋も頑張ってみようかという気持ちになってきました。

 先週も報告しましたが、隣の光明館の取り壊しが進んでいます。我が家の角にあった看板も撤去されました。13日は月曜日のため解体工事が行われ、騒音がうるさく、かつ地震が来たように家が揺れて、静かな休みが台無しでした。でも見慣れた建物が破壊されていくのを見るのは寂しいですね(光明館のおばさんは元気そうですが、心の中では辛いのかなと思っています)。

陶器(彩色前) 梨が原(レンゲツツジとギンラン(右)) 光明館の取り壊し

☆ 梅雨の晴れ間で、大忙しでした: 2011年06月05日-06日

 先週末は、気の早い梅雨入りで、うんざりでしたが、今週末は、5日(日)は曇り、ところが何と6日(月)は天気予報が外れて快晴となりました。おかげで、今週末は読書をと考えていたのが、新たな工作作業がを始めたり、草取りや庭の整備に駆り出されるなど、大忙しとなりました。
 作業の合間を見て、近所のNさんの庭や、Sさんの野草園を訪問しました。たくさんの花が咲いており、しばし眼を楽しませてもらいました。ついでに、我が家の庭にはない花をいただき、これには大感激でした。さっそく庭に植えましたが、来年が楽しみです(まだ生きていればの話ですが)。

 お隣の”光明館”の取り壊しが始まりました。観光バスの排気ガスなどで困ったこともありましたが、破壊される建物を見ると、ちょっと寂しいですね。”光明館”のおばさんからは、敷地のミヤマオダマキなどの花をたくさん頂き、感謝です。

 ところで、2009年12月にXXした”ヤマブドウXXX”のボトル(右写真)を開けて、一口飲んでみたのですが、これがなかなかいけるではないですか!いつもの酢のような味ではなく、少しですがXXXらしい味がしました。さっそく立ち寄られた近所のMさんにも飲んでみてもらったところ、色も良いし、味も何とか飲めるといった評価をもらいました。これは快挙です!!2010年度産は少し不安なのですが、来年まで我慢して待とうと思っています。

☆ 梅雨入りでうっとうしい季節になりました: 2011年05月28日-29日

 気の早い梅雨入りで、うんざりさせられた週末でした。27日(金)夜からずっと雨で、29日(日)は一日中かなり強い雨が降りました。おかげで農作業と草取りはストップ。29日(日)のロードマラソンも強雨の中たいへんだったと思います。

 29日(日)は、木村修さんのスケッチ教室に参加する予定でしたが、雨で中止となってしまいました。やむを得ず、屋外活動ができないということで、山中湖村の蒼生館で陶芸活動をしました(右写真)。粘土代1kg1000円で陶器製作ができ(作品はカップ程度で2個できます)、楽しい時間を過ごした。焼いて、色付け、その後再度焼成するので、完成までは少し時間が掛かります。待ち遠しいですね!

☆ 2週間たったら一気に新緑でした: 2011年05月21日-22日

 GW中は、まだ早春の頃だったのに、2週間後に山中湖へ来たら、緑がいっぱいで、初夏のような気候でした。21日(土)は快晴で、気温はぐんぐん上がり、Tシャツで過ごせるほどでした。この好天を逃してはいけないと考え、懸案のログキャビンの高層部分の塗装にチャレンジしました。事前に、アシナガバチの巣、5つを除去しました。それから先月買っておいた2連はしご(最長11mくらい)をとり出し、ドーマの壁と北側の屋根下の壁を塗装しました。10mを超えるとさすがに危険が増すので、家内にはしごの下を支えてもらい、慎重に作業をしました。結局作業は4時間くらいかかりました。作業は窮屈な姿勢を強いられるため、首や肩、腕、足、腰などが疲れ、終わったら体がぐったりとしました。でもその出来栄え?に満足し、ビールで乾杯でした。

 22日(日)は、つる性のキュウリやキヌサヤ等のために、畑に支持棒を立て、ネットを張りました。庭には春から初夏に掛けての花が咲き出しました。ヤマツツジ、ヤマシャクヤク、ヤマキケマン、ミヤマオダマキ、イカリソウ、タイツリソウ、シャクナゲ、ヤマブキ、スズラン、タイツリソウ、トウゴクミツバツツジ、キリシマツツジ、アヤメなどなどです。花の名札付けと草取りにも奮闘しました。午後からは、強い雨となり、体をようやく休めることができました。

つる性野菜のネットを構築 ヤマツツジとヤマブキ ヤマシャクヤク トウゴクミツバツツジ

 お隣の宿泊施設光明館がいよいよ解体されることになりました。4区画のうち、宿泊棟のある3区画について、更地にするようです。光明館の奥さんから、解体前に庭の草花を持っていってもよいと言われたので、ミヤマオダマキなどの草花を一輪車いっぱいに頂戴し、庭の一区画に移植しました。きっとすばらしい花が咲くのではないかと期待しています。
 13日(金)から16日(月)、先月に続いて花を観るために、新潟・佐渡の山を歩いてきました。ドンデン山から金北山を縦走する予定でしたが、縦走途中の吹きさらしの尾根で富士山のような強風に煽られて、立って歩くこともできず、風に飛ばされ、さらには体温低下となり、危うく遭難しそうになり、途中で引き返す羽目となりました。多くの団体ツアーグループも引き返していました。それでも、吹きさらしの尾根以外では(かなり残雪もありました)、早春の花をたくさん観ることができでき、感激でした。観察できた花は、ミスミソウ、キクザキイチゲ(白、薄青)、シラネアオイ、カタクリ(角田山のように群生していました)、ナガハシスミレ、マルバスミレ、エゾエンゴサク、ミヤマカタバミ、キバナノアマナ、ニリンソウなどでした。木本では、タムシバ、ムスカリ、クロモジ、オオヤマザクラ、ナニワズなどが花を咲かせていました。
佐渡金北山と加茂湖 ミスミソウ キクザキイチゲ シラネアオイ

☆ GWは春の山を満喫(2): 2011年05月03日-08日

 GWの後半3日間は、おおむね好天に恵まれ、最後の週末は、7日(土)は雨、翌8日(日)は快晴となりました。4日(水)は、道志の今倉山(1,487m)と二十六夜山(1,297m)を歩いてみました。登山客はまばらで、静かな早春の山を満喫できました。ここはエイザンスミレがたくさん咲いていました。ヒゴスミレやマルバスミレ?などスミレが多い山でした。フジザクラやミツバツツジ、アブラチャンなどが咲いていましたが、新緑にはまだ早いようでした。
 3日(火)には、近くのMさんに誘われて、陶芸教室に参加し、陶器製作に励みました。先生は、”近況報告:2月5日−6日”で紹介した”炎の里・富士見窯”の先生です。2時間ほど製作に専念し、作品を2つ作りました。その後はビールと軽食で歓談し、おおいに楽しみました。すばらしい?作品は完成したらご紹介したいと思います。
 また、近所の人を誘って、茶屋の段の”野草園(Sさんの庭)”を訪問しました。今年は寒かったため、まだ花には早かったようですが、早春の植物のカタクリや、ツルシロガネソウ、ショウジョウバカマなどが咲いていました。

エイザンスミレ マルバスミレ? ショウジョウバカマ(野草園) 今年初のバーベキュー
 連休中は、山歩き以外では、庭の整備と畑の苗植え、種蒔きと畑の周りのネット囲い作業に忙殺されました。でも努力の甲斐があって、苗植えと種蒔きはほぼ予定通りに完了しました。植えた苗あるいは蒔いた種は、ホウレンソウ、カボチャ、ジャガイモ、レタス、キュウリ、ナス、スイカなどなどです。私自身が考えても、とても欲張った感じがしますね。夏以降の収穫が楽しみです??
庭に咲いたニリンソウ ネットで囲まれた畑 レンギョウの生垣と植えたお花 ネットで囲まれた野草園

☆ GWは春の山を満喫: 2011年04月29日-05月01日

 GWの前半3日間は、29、30日は晴れでしたが、1日は強風で大荒れの天気となりました。GWの好天を逃してはならいと、30日(土)は大月・笹子峠近くの笹子雁が腹摺山(山梨100名山、1,358m)、米沢山(1,357m)、お坊山(1,421m)を歩いてきました。そんなに高い山ではないのですが、尾根はアップダウンが激しく、またアプローチが悪いので、全行程は7時間ほどかかりました。里山の花がたくさん見ることができ、とても楽しい山歩きでした。観察できた花は、木本ではミツバツツジ、アブラチャン、クロモジ、フジザクラなど、草本ではヒトリシズカ、エイザンスミレ、マルバスミレ、タチツボスミレ、ハシリドコロ(群落)、カタクリ(群落)、ニリンソウ、ワチガイソウなどでした。

雁が腹摺山からの富士山と黒岳 満開のミツバツツジ マルバスミレ ハシリドコロ
 29日(土)は、家の棟木(米ヒバ)にでてきたカビ取りや、冬の間に落ちた枯れ枝の掃除をやりました。
 まだ山中湖は肌寒い気候ですが、レンギョウとフジザクラがようやく満開となりました。シデコブシ、クロモジ、トサミズキ、ヒュウガミズキなども花を咲かせています。先週整備した畑には、ちょっとまだ寒いと思ったのですが、キャベツ、ブロッコリー、アオジソ、カボチャの苗を試し植えしてみました。ジャガイモも種芋を植えました。連休明けから本格的な苗植えや種蒔きをしようと考えています。

レンギョウとフジザクラ(右後方) シデコブシ(白) シデコブシ(ピンク)

☆ ようやく早春の花が咲き始めました: 2011年04月22日-24日

 今年の山中湖は寒かったようで、家の生垣のレンギョウがまだ咲きません。山の緑も見られません。それでも、山中湖にも春の兆しが見えてきました。コブシが白い花をいっぱい咲かせています。黄色のアブラチャンもあちこちで咲いています。庭では、オキナグサや、ショウジョウバカマ、クリスマスローズなどが咲き始めました(先週報告したミスミソウはイノ君?に食べられたようで、跡形もありませんでした。残念・・・)。

 シイタケが大きくなったので、食味をしました。焼いて、醤油を少しつけて食べたのですが、肉厚でとても美味しかったです。ところで、2年前に原木にシイタケ菌を食菌したのですが、今春もキノコが出てきません。原木は東京から持ってきたコナラとクヌギなのですが、山中湖の空気に合わないようです(棒でたたいたのですが、それでも目覚めてくれません)。あるキノコ栽培の人から、原木は移動するとだめだということを聞いたことがあります。釈然としないので、再挑戦のため、菌を買ってきて、その原木に食菌をしました。2年後にはどうかな???

 23日(土)は大嵐で、一日中強い雨が降りました。しかし、翌24日(日)は快晴となり、これを逃しては大変と、0.8アールの畑の土起こし、施肥、畝作りに励みました(ホウレンソウだけは種蒔きを済ませました)。シカ君やイノ君に入られないように、畑の周りにはネットを張り巡らせました。来週のGoldenWeekには種蒔きや苗植えをやる予定です。今年の豊作を祈念しました。うふふふふ・・・

 22日(金)には、オサカベホームコンサート(長谷川清司と仲間達によるジャズの夕べ)がありました。Drums:長谷川清司、Piano:板垣光弘、Bass:えがわとぶおトリオ+Vocal:沖野ゆみの演奏でした。楽しいジャズを堪能しました。

ネットで囲まれた畑 ネコノメソウ オキナグサ クリスマスローズ

☆ 突然夏のような暑さでしたの季節です: 2011年04月16日-17日

 16日(土)、17日(日)の両日は快晴で、日中は20℃くらいまで上がり、とても暑いくらいでした。2週間前の頃の寒さが信じられないくらいです。今回で水抜き作業は終わりで、ほっとしました。
 好天のため、早速畑の土起こしを始めました。一生懸命頑張って、ようやく0.8アール(1アール=100u)ほどの畑の4/5くらいまで耕し、苦土石灰を蒔きました。一部ではまだ凍土となっており、鍬を入れるとカチンと音がしました。山中湖では野菜の苗を植えるのは来週以降のようです(ジャガイモの種芋と野菜の種だけは購入しておきました)。その他に庭の整備をやりましたが、腰にきたりして、とても疲れきってしまいました。
 庭には、フクジュソウ、ミスミソウ、フキノトウ、シイタケなどが顔を出してきました。気ではダンコウバイが咲き始めました。いよいよ春ですね。すばらしいですね。うれしいですね。わくわくしますね。今年も春を満喫したいと思います。
 残念なことに、今冬は寒さが厳しかったようで、シャクナゲ、ベニカナメモチ、ヒイラギナンテンなどがかれてしまいました。

 *大内さんのホームページをチェックしていたら、1月末に平野地区で氷上ワカサギ釣りができたとの報告がありました。私は今年は氷上に乗れるほどの結氷はなかったとばかり思っていました。ワカサギ釣りを逃して少し残念でした。

畑の土起こし ミスミソウ フキノトウ シイタケ

 春の暖かさに誘われて、久し振りに梨が原(土丸尾地区)を歩いてみました。今回、いつも通る演習場内の道路が地図には載っていないのが判明しました。これからは梨が原を歩いて、地図の補強をしてみようと思っています。道路わきには、アブラチャンやヤマハンノキ、ハシバミ、バッコヤナギなどが花を咲かせていました。
アブラチャン ハシバミ(雄花と雌花) バッコヤナギ(雌花)

 先週末(10、11日)は花を観るために新潟の角田山へ行ってきました。角田山は私の故郷の近くの低い山ですが(弥彦山の右隣)、近年まで春の花(スプリング・エフェメラルド)が咲き誇る山とは知りませんでした。10年くらい前に出版された田中澄江の「週刊花の百名山」で一躍有名になったようで、3月末から4月中旬の週末は大勢の登山客が押し寄せるようです。今回も高尾山のようにたくさんの登山客が来ていました。
 期待通り、カタクリ、オオミスミソウ、キクザキイチゲをたくさん見ることが出来ました。特に、カタクリは山の尾根の斜面一面に(数百mくらいの長さにわたって)これでもかといわんばかりにたくさん咲いているのは壮観でした(右写真)。こんな花の大群落を見るのはもちろん初めての経験です(以前、上高地でニリンソウの大群落を見たことがありますが、それ以上でした)。そのほかには、コシノコバイモ(以前甲府の滝戸山で見ただけです)、コシノカンアオ(初めて見ました)、イナニワズ(木本で黄色い花。初めて見ました)、トキワイカリソウなどが観察できました。

カタクリ オオミスミソウ コシノコバイモ コシノカンアオイ

☆ 三寒四温の季節です: 2011年04月04日

 2日(土)はとても暖かく、18度くらいまで気温が上昇しました。ところが一転、翌3日(日)は気温が上がらず、日中で3、4度くらいで、午後には雪がちらつきました。本当に三寒四温といった様子です。

 2日(土)は、ひょっとしてモモの花が咲いているかと思って、中央高速の釈迦堂PAに寄って、PAの外へ出てみました。桃の里(一宮)を1時間ほどぶらぶら歩き回りましたが、モモの開花にはちょっと早いようで、満開は2週間後のようでした。その後御坂道を通って河口湖へ向かいましたが、昔の猿園の上辺りから河口湖大橋手前まで新しい道路が開通しており、とても快適でした。
 富士河口湖町勝山にショッピングモールがオープンしたということで、ショッピングモールへも行ってみました。ぶらぶらと広いモール内を歩き、とても疲れました。食品館(MaxValue)と資材館(ダイクマ?)が隣り合っていて便利な感じがしましたが、山中湖からはちょっと遠いので、しょっちゅう行く所ではないように思いました。

 庭の雪が融けたので、薪割りに励み、空いた薪棚を埋めました。久し振りに頑張ったので、やや腰にきてしまいました。庭ではフクジュソウが咲き(2日は開いていたのですが、3日は寒くて萎んでしまいました)、カタクリやミスミソウが葉を出し始めました。山中湖もようやく春が訪れ始めたようです。

モモの花芽(一宮) フクジュソウ(寒くて萎んでいる) 出たぞ!カタクリの新葉


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