☆ 山中湖の近況報告33 ☆   更新日: 2007年04月03日
*** DELETE PICTURES (2013.01.30) ***
                                      
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☆ 春の大嵐と夏日? : 2007年03月31日−04月01日 

 31日(土)夜は、今年初めてのオサカベコンサートに参加しました。演奏は加納麻衣子さんのピアノ独創とその仲間のヴァイオリンとチェロとの合奏でした。もちろんクラシックですが、私には曲が難解??で、ただ聴いているだけといった感じでした。でも、暖炉の暖かさの中でクラシックを聴くのは、理屈抜きでリラックスし、ゆったりとした気分を味わうことが出来ました。オサカベ夫妻には感謝、感謝です。
 コンサートを聴いている間に雨が降り始め、夜中はまたまた大嵐となりました。今年も本当に雨にやられっぱなしです。イライラ・・・
 でも春は着実にひたひたと近づいてきました。写真のように、庭にはユキワリソウ、ネコノメソウ、ハコベなどの早春の花が咲き始めました。例のイノ君にやられたと思っていたヤマシャクヤクの芽もたくさん出てきました。トリカブト(これはイノ君は食べないようです)の葉もあちこちに出始めました。ニワトコの木には、例のブロッコリのような花が咲き始めました。うれしくなってきました。
 4月1日(日)は、前夜の大嵐も収まって、朝は快晴となりました。しかも朝から気温は高く、日中は恐らく25度近くまで上がったように思われます。Tシャツ姿で外にいても寒くないくらいでした。暖かさに誘われて?、畑を耕し、肥料(苦土石灰)を施し、ジャガイモを植えました。今年も収穫が楽しみです。
ユキワリソウ ネコノメソウ ヤマシャクヤク芽 ハコベ ニワトコ

☆ 春の大嵐 : 2007年03月24日−25日 

 24日(土)の午後から25日(日)の午前中まで、山中湖は大嵐となり、土砂降りの雨と強風に見舞われました。これでまた、週末の降雨の交信記録が伸びてしまいました。せっかく週末を山中湖で過ごそうと楽しみにしてやってくるのに、まったく気持ちが沈んでしまいます。ややイライラしております。
 またまた庭にイノ君が来訪したようです。私はイノ君が来るのは冬の間だけかと思っていたのですが、どうも一年中遊びに来られるようです。こちらは歓迎していないので、ご遠慮願いたいものです。他に野鳥が訪問するのですが、こちらは大歓迎です。今週はカワラヒワがすうわ群れてやってきました。驚いたことにカケスが2羽やってきて、えさ大のヒマワリの種をついばんだのには驚きました。
 24日(土)は、久し振りに昨年末以来の山麓探偵団に参加してきました。行き先は、珍しく箱根仙石が原の”箱根湿性花園”でした。探偵団という名前からはちょっと違和感がありましたが、春一番に咲く野草(スプリング・エフェメラルド)がたくさん集約されて栽培されており、まとめて観察するには好都合とのことでした。主な花の写真を掲載します(自宅に図鑑がないので、名前はっきりしないものがあります)。天気が崩れてきて、急に寒くなり、風も強くなって、じっくりと観察できなかったのがちょっと残念でした。

カワラヒワ カタクリ アズマイチゲ? キクザキイチゲ? キンレイカ
コシノコバイモ ミスミソウ オキナグサ ミズバショウ ザゼンソウ

☆ 春の淡雪とフキノトウ : 2007年03月17日−18日 

 16日(金)の夜に山中湖に入ったのですが、山中湖に入るなり雪が降り始めました。2月に比べればかなり寒いため(といっても零度前後)、少し雨模様となると、旭日丘では雪になってしまいます。翌17日(土)の朝はあたり一面が真っ白くなりました(道路は積もりませんでした)。1月始め以来の降雪で驚きましたが、朝日が出ると11時ころまでに融けてしまいました。
 久し振りに?イノ君が来訪したようで、庭がまた荒らされていました。山にはえさが少ないようですね。庭を歩いていたら、足元にフキノトウを発見。感激でした。前回報告したフクジュソウも写真に撮りました。それから、オニシバリ(ナツボウズとも言う)の花も発見しました。黄緑色の4弁花をたくさんつけており、ちょっと地味ですが、なかなかきれいな花でした。
 17日(土)は、曇り空が多く、日中も時々小雪が舞っていましたが、夕方からまた雪が降り始めました。翌18日(日)朝、どのくらい積もっているか見たところ、昨日と同じくらいで、日中にはすぐに融けてしまいました。朝の気温はやや寒く、マイナス5度くらいでした。快晴となったので、富士吉田の中の茶屋から富士山に向かって林道を歩いてみました。こちらも昨夜の雪が残っており、気持ちのよい散策でした。人には会いませんでしたが、オジカを一頭見かけました。うれしかったですね!
春の淡雪?(18日朝) フキノトウ フクジュソウ オニシバリ(ナツボウズ)

☆ 「春」を探してきました : 2007年03月04日−05日 

 4日(土)は、朝は快晴で、とても暖かな一日となりました。山中湖でも4月の暖かさで、とても3月の気候とは思えませんでした。当然山歩きに行ってきました。最初は青木が原樹海か御坂山あたりに行こうと車を走らせたのですが、途中で考えを変え(マンサクを探そうと考えた)、河口湖の近くの母の白滝から三つ峠登山口まで行ってみることにしました。
 河口湖浅間神社の駐車場に車を置いて、登りはじめます。ここの浅間神社のスギの大木(複数)はとてもすばらしいものです。是非一度ご覧になって欲しいとおもいます。ここから母の白滝までは30分もかかりません。以前2月ころに来たときはスノーシューを履いて歩き、滝は氷で覆われていたのですが、今年は周りはおだやかな雰囲気で、信じられないくらいでした。
 ここからおよそ1時間くらいかけて西川林道まで登りました(三つ峠登山口の近くです)。春先一番に咲くマンサクが今回の目当てだったのですが、谷筋に黄色の花をたくさん咲かせている大きなマンサクを見つけることが出来ました。まだ早いかなと思っていたのが、「春」を見つけることが出来てとても感激でした。
 それから、驚くべきことにチョウを見かけました。名前が分からないのですが、茶系のチョウ2匹、黒とコバルト色の模様のチョウ1匹、それに黄色のチョウ2匹が舞っておりました。異常気象のせいでしょうか?
 山道の途中は誰にも会いませんでした。一足早くすばらしい春を満喫することができました。
 5日(月)は一転して大雨と強風の一日でした。朝方は曇り空だったので、チェンソーで薪つくりを始めたのですが、すぐに雨が降り始め、中止となりました。庭にはフクジュソウが1輪咲きました。本当はたくさん咲くはずだったのですが、例のイノ君に庭が掘り返されたため、ほぼ全滅とあきらめていたところでした。とにかく1輪だけでも咲いてくれてほっとしました。
 *今回写真を撮ったのですが、電池切れで、メモリー故障となり、写真が読み取れませんでした。ということで、写真掲載は無しです。

☆ 山中湖に降雪? : 2007年02月17日−18日 

 土曜日の天気は下り坂で、日中は曇り空でした。お昼は、Pまりもさんのランチを食べに行きました。とても美味しいですよ。そこで、Mさんの家のはなしが出たので、忍野のスーパーへ行く途中、久し振りにMさんの建物を見に行ってきました。急な斜面に明るい茶色の家が聳え立っているようでした(右写真)。休日は不在なので、Mさんとはお会いしたことがありません。
 夕方から霙交じりの雪が降り始めましたが、翌朝には雨となり、雪が積もることはありませんでした。先週の春一番の日(14日)には相当な風が吹いたようで、庭の薪のシートカバーが飛ばされたり、重石がわりの板などが吹き飛ばされていました。きちんとカバー等をしておかないと危険ですね!

☆ 篭坂峠墓地の散策 : 2007年02月10日−11日 

 暖冬です。東京が異常に暖かいのですから、当然山中湖も異常な暖かさです。庭の雪はまだ残っておりますが、日中なら外に出て日向ぼっこといった感じです。
 11日(日)は、その暖かさにつられて、スケッチを兼ねて篭坂峠まで軽く歩きました。篭坂峠の公園墓地で食事をしながらスケッチにトライ。写真に見られるような雄大な富士山をばっちりと描くことが出来ました?写真の右サイドの低木はアセビで、クリーム色の花が咲いていました。本当に春ですね。
 帰りは道なき林の中をまっすぐ北に向けて一気に下ってしまいました。林の中は少し雪が残っていましたが、快適な散歩?でした。

☆ 春うらら?山中湖 : 2007年01月27日−28日 

 東京の前日夜の雨は、山中湖では雪だったようです。27日(土)の朝、山伏峠超えで山中湖に向かいましたが、峠に差し掛かる頃から道路の雪がやや多くなり、車が1台立ち往生していました。家の庭はおよそ5cmくらい積もっていました。1月はじめの雪がようやく融けかかったと思ったのに、また一面真っ白となってしまいました(右写真:左上の白い部分は富士山です)。
 まあ冬らしくてよいかなと思ってはいますが、それでも気温は高めで、日中は本当に過ごしやすいです。28日(日)の朝でも、ようやくマイナス5度といったところでしょうか。
 庭での薪割りも出来ないので、ストーブの日を見ながら一日中のんびりと過ごすだけでした。

☆ 暖かい山中湖 : 2007年01月19日−20日 

 先週は冬らしい山中湖と書きましたが、今年は昨年に比べたらとても暖かな冬です。1月はじめに降った雪は、まだ残ってはいますが、日中は外へ出てもぜんぜん寒くありません。19日(土)は曇り空で、夜は雨が降りましたが、雪にはなりませんでした。20日(日)の朝の温度は0度でした。最近はよくエナガの群れが庭にやってきます。とてもきれいな鳥ですよ。
 久し振りのギャラリーです。悪ふざけとは思わないでください。でも上達しませんね!!
小笠原父島 ベースキャンプ&ブルーポピー 冬のログハウス

☆ 冬らしい山中湖 : 2007年01月13日−14日 

 ”ザッ、ザッ、ザッ”、深い静かな森の中で、軽く凍った雪の上を歩く足音だけが心地よく響きます。他にはまったく音が聞こえません。静寂そのものでした。
 14日(日)、別荘地の上からアザミ平まで直登して来ました。もちろん登山道がありません。尾根筋を、南に向けてひたすら登るだけです。鹿やイノシシ、ウサギなどの足跡があちこちに走っています。シカの黒いフンも落ちていました。クマのものかとも思われる大きな足跡もありました。時々右に富士山も見えました。すばらしい雪の森の散策?でした。
 アザミ平に着くと、そこも誰一人いませんでした。大洞山、三国山が大きく見えました(写真左)。また、御殿場の市街地、箱根の山々、愛鷹山がきれいに見渡せました(写真右)。そこでコーヒータイム!!こんな近場で、すばらしいトレッキングを楽しむことができました。
 5日か6日に、山中湖は大雪になったようで、庭は真っ白になっていました。今年はそれでもまだ暖かく、湖はまったく凍りそうもありません。14日(日)の朝でようやくマイナス5度くらいで、日中は1、2度まで上がります。庭にはシジュウカラとヤマガラがヒマワリの種を食べにやってきます。
 夜は例のイノ君がやってきたようで、大きな足跡と掘り起こされた黒い土が目立ちました。家内とは、かわいいウリ坊やウリ嬢?なら歓迎するのにと話し合っていますが、子供は来ないのでしょうかね。久々に、運動代わりに斧を取り出し、薪割りもやりました。穏やかな冬の一日でした。

☆ 明けましておめでとうございます : 2007年01月01日−02日 

 明けましておめでとうございます。旧年中は、「わんだふる山中湖」をご愛読?頂きありがとうございます。本年も引き続きお付き合い頂きますようお願いします。
 昨年の30日の午後から山中湖に入ったのですが、1日の朝までとてもよい天気でした。朝はマイナス5度くらいまで下がり、霜が降りますが、日中は風もなく、とても暖かく、穏やかな日が続きました。昨年は大寒波到来で、大雪も降り、とても寒かったことを思い出しますが、今年は以上といってよいくらい暖かいようです。暖かいのはよいのですが、地球温暖化が心配ですね。適当な寒さが到来することを期待します。
 元旦の朝は快晴で、窓から紅富士が見えたのですが、昨日の肉体労働(延々と続く薪割りです)のため疲れが残っており、外へ出て写真を撮る元気もなありませんでした。それでも何を思ったか、初詣にでも行ってみようと思い立ち、富士吉田の浅間神社へ行ってきました(本当は深夜に行こうと思っていたのですが、睡魔が襲ってきたため、断念しました)。初詣はここしばらく行ったことがなかったのですが、初めての浅間神社は大きな杉木立に囲まれて、なかなかすばらしい神社でした(信仰心がないので、ありがたさといったようなものは感じませんでしたが)。
 午後から雲が出てきたのですが、富士山は一日中顔を出していてくれました。写真は、久し振りに平野の湖岸から撮ったものです。いい顔でしたよ。
 2日は曇り空でしたが、雨も降らず、かえって暖かな日でした。1日も2日も薪割りは欠かすことはありませんでした。薪ストーブで暖かく冬を過ごそうとすることは大変なことだとやっとわかってきました。

浅間神社参道 浅間神社本殿? 富士山(昼頃)



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