☆ 山中湖の近況報告20 ☆ 更新日: 2004年05月05日 *** DELETE PICTURES (2010.11.08) *** |
☆ 鳴沢の農園: 2004年04月29日
GWの初日の29日(木)、仕事の合間を縫って?、富士山の麓、鳴沢の農園でトウモロコシとジャガイモの種蒔きをしました。初めから農協によって畝が作られており、我々は単に種を蒔くだけで、汗をかきながら農作業をしたいと思っていたので、ちょっとがっかりしました。でも、すばらしい青空のもとで、富士山に見守られながらの種まきは楽しい体験でした。夏にはきっとたくさんの収穫があることを!!!。 夜は、昨年TV放映された、I.S.さんの「まんだ」で開催された「くつろぎコンサート」に参加しました。ギターリストICHIROの演奏を楽しみました。なお、この日は「まんだ」の二周年になる日とのことでした。今後も頑張ってください。 |
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山中湖は、フジザクラが終り、ようやく木々が薄緑色を帯びてきました。家の前のカラマツがすてきな新緑をみせてくれます。庭には昨年植えた黄色のカタクリ(左写真)が咲きました。とてもかわいらしいです。今年もこうやって新緑の季節を迎えられたことが、とてもうれしくてたまりません。 恒例の恩賜林組合の「庭木まつ」りでたくさんの草花を買い、庭にいっぱい植えました。寂しかった庭が少し華やいで見えるようになりました。 夜は、昨年TV放映された、I.S.さんの「まんだ」で開催された「くつろぎコンサート」に参加しました。ギターリストICHIROのギター演奏を楽しみました。なお、この日は「まんだ」の二周年になる日とのことでした。今後も頑張ってください。 |
☆ 冬日の春?春爛漫?: 2004年04月24-25日
先週まで、週末は天候に恵まれ暖かな日であったのですが、今週末は一転して冬のような寒さになりました。24日(土)の日中は肌寒いといった感じでしたが、3時過ぎから黒雲が出てきて、雪、あられが降り、車のガラスやボンネットは雪で覆われるほどになりました。ブルブル・・・夜はマイナス1度まで下がり、冬の寒さに戻ってしまいました。翌朝破壊性に恵まれましたが、風が冷たく、気温は上がりませんでした。 24日(土)は、中の茶屋のフジザクラまつりに行ったのですが、茶屋付近ではサクラはほとんど終っていました。登山道を少し登ったところに満開のフジザクラが残っていたので、スケッチをしました(後日紹介予定)。山中湖畔やその周辺ではヤマザクラやアンズが満開に近くなってきました。カラマツもすっかり新緑になりました。ヤマウツボやシロバナエンレイソウなども見られました。春爛漫といったところです。 |
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満開のフジザクラ | ヤマザクラとカラマツ | ヤマウツボ | シロバナエンレイソウ |
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25日は、スケッチ・ハイクの仲間と、紅葉台、三湖台をハイキングし、スケッチを楽しみました(後日紹介予定)。風邪がやや冷たかったのですが、眼前には富士山が大きく迫り、眼下には青木が原樹海が広がり、その向こうには南アルプスの白い峰々が続く、大パノラマを楽しむことができました。 |
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ミツバツツジ | 本栖湖と南アルプス |
☆ 夏日の春: 2004年04月17-18日
今年の春の天気は絶好調?ですね。25度を越える夏日です。山中湖もようやくサクラが咲き始め、カラマツの芽吹きが見られるようになりました。家にはシロバナショウジョウバカマが咲きました。来週はきっと春満開になるかもしれません。17日(土)は、山麓探偵団に参加し、下吉田浅間神社の裏山?を散策しました。サクラはまだ咲いており、家族連れが散策していました。林床にはヒトリシズカ、モミジイチゴ、ヒゴスミレ、キジムシロ、フデリンドウなどが咲いていました。解散後は杓子山の中腹にある「不動の湯」に行きました。ちょっと観光客が来るようなところではなく、谷あいのなかなかのよい湯でした。 |
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カラマツの新芽 | シロバナショウジョウバカマ | ヒゴスミレ | キジムシロ |
18日(日)は、富士山自然学校に参加し(土日は大忙しです!)、三つ峠の麓を散策しました。
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最初に行ったところは”宝鏡寺”というお寺で、その境内の裏山にみごとなヤマブキソウの群落がありました。その他にもミミガタテンナンショウ、イカリソウ、ヒトリシズカ、ニリンソウなどが咲き誇っていました。続いて、金峰山(キンポウサン)を散策しました。ここは昨年も行ったところでしたが、ヒメハギなどいろんな草花が目を楽しませてくれました。 |
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ヤマブキソウ | ミミガタテンナンショウ | イカリソウ |
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ヒメハギ | キランソウ | ジュウニヒトエ | ウグイスカグラ |
☆ 今週は春の始まり: 2004年04月10-11日
ここのところ、週末は毎週好天に恵まれているようで、今週も暖かなハイキング日和となりました。こんな日を逃すわけには行きません。もうこの年になると、春を迎えることが出きるのは後何階だろうかなどと考えてばかりいます。したがって、最善?を尽くして春と遊ぼうと考えています。 ということで、10日(土)は、先週の三方分山の続きにある、王岳と五湖山の縦走(約7時間)しました。9時過ぎに西湖畔を出発、鍵掛峠(1485m)を経て12時に王岳(1623m)に到着しました。湖畔の標高が約905mですから、およそ700mの急登でした。頂上には10名くらいのハイカーがおりました。富士山と青木が原樹海、西湖、精進湖の展望が素敵でした。遠くは山中湖まで見渡すことが出来ました。ここから五湖山(1340m)1時間半の尾根歩きが続き、女坂峠を通って精進湖畔に着いたのが3時過ぎでした。とても疲れました。 |
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山はまだ春には早いですが、立派なブナの林に感動しました。麓ではアブラチャン、フサザクラ、キブシが咲いていました。 エイザンスミレやハシリドコロ、ヨゴレネコノメソウなども発見でき、とてもハッピーでした。 |
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王岳(1623m) | エイザンスミレ | ヨゴレネコノメソウ |
11日はやや薄曇り空でしたが、たいへん暖かい日でした。昨日の山歩きで疲れたので、いつもの文学の森へ花が咲いているか見に行きました。咲いていたのは、いわゆるスプリング・エフェメラルの花、カタクリ、キクザキイチゲ、それにショウジョウバカマの3種でした。 |
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春の女王カタクリ | キクザキイチゲ | ショウジョウバカマ |
折角なので、カタクリのスケッチを試みました(後日掲載予定)。 ようやく山中湖にも本格的な春がやってきたようです。家の近くでは、アブラチャン、コブシが咲き始めています。ニワトコも葉を展開し始めました。本当に毎週が楽しみな春です。 |
☆ 昨日は春、今日は冬: 2004年04月03-04日
3日(土)、先週と同じく、絶好のハイキング日よりでした。精進湖畔から三方分山を登ってみました。標高は1442mですが、湖畔からの標高差は500mあり、急登の連続で、相当手応えのあるハイキングでした。 |
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山はまだ春には遠い様子でしたが、それでも麓近くではキブシやアブラチャンが咲いていました。そして一生懸命捜していたマンサクの花も見つけることができました。三方分山の頂上付近は、大きなブナの森になっており、驚きました(三国山のような感じです)。 |
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三方分山 | マンサク | 子抱き富士(精進湖) |
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忍野 04.03.14 | 西丹沢 04.03.28 | 富士吉田 04.04.29 | サクラ 04.03.30 |
☆ 春は一歩後退二歩前進: 2004年03月26-29日
25日(木)、山中湖に入ったのですが、4、5日前に雪が降ったようで(東京でも日中雪が舞った)、道路の脇や林の中に雪が残っていました。富士山も前に比べ白い部分が大分下がっていました。朝は零度近くまで下がり、霜が降りました。前回の報告の時は雪はなく、暖かかったのですが、また寒さが戻ってきたようです。春は一歩後退、二歩前進です。
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27日(土)は、富士山麓ではないのですが、沢口山(1,460m、静岡・寸又峡)に登りました。天気は快晴で、たいへん暖かく、山頂からは南アルプスの聖岳、光岳を展望することが出来ました。南アルプス南部に入ったのは初めてで、聖岳、光岳を初めて間近に見ました。今年の目標は南アルプスにしています。また遠くには大沢崩れを真中にした富士山も望めました。 28日(日)も快晴で、足柄峠や丹沢湖まで行ってきました。ここは山中湖からは1時間くらいで行くことが出来ます。平日なので空いており、のんびりと散策したり、スケッチをしたりすることができました。 |
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沢口山からの富士山 | 足柄峠からの富士山 |
29日(月)は、青木が原樹海の”探検”に行きました。樹海の林床はまだ雪が残っておりましたが、日が差しており、林の中はたいへん明るい感じでした。今まで気になっていた山道に狙いをつけて歩いてみたのですが、途中で藪になったり、道が不明であまり成果が得られませんでした。本栖第1、2風穴を見学し、大室山の不もとのブナの林を散策しました。改めて樹海の素晴らしさを実感することができました。 前回に山中湖に来たときは、まだフキノトウがほとんどなかったのですが、今回付近の道端を歩いたところ、たくさんのフキノトウを見つけました。ようやくはるを見つけた思いでした。もちろん、一部頂き、東京で食べる予定です。 |
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上:本栖第1風穴前 | ||||
右:ブナの林(大室山) |
☆ 春が待ち遠しい: 2004年03月13-14日
13日は、山麓探偵団に参加しました。I団長が、1台?百万円もする本物の「ハイビジョン」TVカメラを、それも2台、”あみん”に持ち込み、団員に使わせてくれました。皆、初めは恐る恐るさわっていましたが、だんだん慣れるにつれて、カメラマン気取りでカメラの操作を楽しんでいました。 その後、富士吉田にある”吉田胎内”へ、溶岩樹型の実地観察に行きました。2月の初旬に行ったときはまだ林内には雪があったのですが、もちろん今回は雪はなく、暖かな陽気でした。 |
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TVカメラに挑戦 | ヤマガラ(あみんにて) |
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ヘッドランプをつけて、世界でも最長と言われている5号溶岩樹型の中に入りました。風穴とは違って、樹型内は狭く、這いつくばってやっと通りぬけるところもありました。いい年をしたおじさん、おばさんが、子供のように洞窟探検とは、皆さんいかがですか?面白いですよ!! |
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溶岩樹型の中 | 溶岩樹型内のツララ | ハンノキの雄花序の冬芽 |
14日は、籠坂峠から山中湖のスキー場跡へ行ってみました。皆さん、山中湖に昔スキー場があったなんて知らないでしょう?リフトやロッジ跡などはまったくなく、平で、広い山頂があるだけでした。ネコヤナギ(ズームアップの写真がうまく撮れませんでした)が咲いていただけで、山頂はまだ寒かったです。ハンノキの赤味のある雄花序の冬芽が目立ちました。 その後、忍野へ行って、スケッチにトライしました。暖かかったので、多くの観光客が、忍野八海とその周辺を散策していました。 |
右の2枚目の写真は、Mさんが山中湖・長池に建築中の山小屋です。大分出来上がってきましたが、完成はまだまだとのことです。 最左端の写真は、先週7日、裏高尾山の山道脇で見つけたユリワサビの白い花です。珍しかったので、ご紹介しておきます。 |
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忍野(後ろは杓子山) | Mさんの建築中の山小屋 | ユリワサビ(裏高尾:03.07) |
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山中湖の近況(Back Number List)
1.わんだふる山中湖
2.山中湖ガイドマップ
3.富士山麓トレッキングガイド
4.山中湖と富士山の写真集