Bon Voyage! HOME > PRIVATE DIARY > 1999年11月上旬

迷狂私酔の日々


11月1日(月)

ようやく、歯医者通いが終了。

11月2日(火)

ようやく、お片付けに取りかかる気になる。しかし、気持ちになっただけだった。

QT-Qという画像圧縮ソフトをダウンロードして試す。JPEGの圧縮率を、プレビューしながら試せるのが素晴らしい。サイズ縮小も画像回転も簡単な画像効果もできるので、できのいい画像ならこれで十分。

ウォルター・ペイトンが亡くなった。哀悼。

11月3日(水、祝日)

月に一度の映画の日が祝日に重なるとどうなるか? 初回上映が1回増える分、3本ないし4本は観られるスケジュールが可能なのである。しかし、ヤマザキナビスコカップの決勝と善福寺公園の宴会があるので、「シックス・センス」だけにとどめておく。

鹿島対柏はめったにない好ゲームとなった。北嶋の成長と酒井直樹のスピード。そして、後半ロスタイムも5分になろうという時の同点弾。国立に行けばよかったな。

七輪とか大根おろしとかをかついで、途中でサンマ5本を買って公園へ。正確な場所は知らなくても、この時期に大勢が集まって騒いでいるのはこのグループしかないだろう、ってことであっという間に合流し、ひたすら火を起こしてサンマを焼く。しかも、携帯電話で追加指令が出たらしく、さらに5本のサンマが届く。あまりに暑いのでフリースを脱ぐ。ぜいぜい。

総勢で30人は楽に越える盛会だが、知っている人は一握り。でも、とっても仲良く飲み続ける。基本的に、酒さえあれば幸せな人種なのである。

11月4日(木)

二日酔いにもかかわらず、朝食に「ナスとベーコンのライスグラタン」などというものを作って食す。さらに昨日買ったカモミールの入浴剤を試す。これが快適。昼寝をして「ローストポーク」に取りかかる。ああ、なんて優雅な休日。さらに「鶏と野菜のうま煮」とか「きゅうりとワカメの酢のもの」も作る。で、師匠とバレーボールの日韓戦を観る。う〜む。津雲のレシーブと檄に光明を見い出すのみ。

11月5日(金)

「リトル・ヴォイス」を観る。金曜日の初回だけは1,300円なのである。あまりに早く行き過ぎて、窓口がまだ開いていなかった。

ヨドバシカメラでマウスと充電器を買う。このあいだの999円のキーボード使用時に、トラックパッドでの操作ではきついので。 まだMac対応でADBマウスがあってよかった。携帯できるように小型の2,980円のヤツにした。マウスがキーボードの3倍の値段、というのもどうかと思うが。充電器は旅行時のデジタルカメラ用のニッケル水素電池の充電のため。付属の充電器って、とうてい持ち運びに耐えない重さとかさばり方なので。

夜は某所と某所を巡回。

11月6日(土)

朝食、朝風呂、洗濯、メールチェック。ふにふに。

というわけで、diaryとmovieを更新。「シックス・センス」と「リトル・ヴォイス」。

11月6日(土)つづき

コート掛け(っていうのか?)を某ピアニストにいただく。すっげー立派なヤツを引っ越し祝いに、ということで自転車でもらいに行って片手運転で運ぶ。この格好で事故ったら恥だな、と思いつつ無事に帰る。

日本対カザフスタン。勝てば、いや引き分けでもシドニー決定。負けても、最後のアウェーのタイ戦で勝つか引き分ければいいのである。要するに残り2試合で勝ち点を1稼げばいいという状況。ああ、これってアメリカ大会のフランスと一緒である。そしてフランスはイスラエルとブルガリアにまさかの連敗をしてアメリカに行けなかったのである。そう言えば、12年前、雨の国立で、引き分ければいい試合で日本は中国に完敗したのであった。

師匠は残業なのに、現場から45分で到着。安心しきっている私はキッチンで鶏と帆立とチンゲンサイの煮込みを作っていたら、フリーキックから先制されてしまった。悪い徴候だ。圧倒的にボールを支配し、チャンスを作っているのに得点できない。ついにはヒデが珍しいイージーミスをしたり、リズムがおかしい。

勝負がかかった予選で、これだけ平穏で自信があったはずなのに、初めて胸騒ぎがする。

酒井が入る。本山が入ってヒデをトップに上げ、俊輔を真ん中にする。さらに高原を入れてヒデを中に戻し、俊輔をボランチ気味にする。右ウィングが明神→酒井、左ウィングが俊輔→本山、ボランチが稲本+遠藤→明神+俊輔、フォワードが福田→ヒデ→高原というめまぐるしい展開で、カザフの守備が混乱した。トルシエの采配は、はっきりいって危険な賭けに見えるが、ベンチの意図を汲み取ってそれを確実にピッチで試合中に展開できる度量をこのメンバーは持っている。ああ、日本はここまで進歩したのか。

ついに、最後までトップに張っていた平瀬がヘッドで叩き込む。「よっしゃああああああ」と絶叫する。ヒデが、左サイドからまるでビリヤードのワンクッションのように絶妙の回転で平瀬にピンポイントで落としての得点。次は、引いたことでフリーになった俊輔が、ライナーのロングパスを平瀬へ。左腿で大きくトラップしてDFを抜き去って胸で落としてバウンドする前に足を振り抜いた。勝ち越しの2点目。終了間際にはPA左寄りからフリーキック。カザフが明らかにヒデを想定した壁、GKはわざと自分の右サイドをあけていた。その思惑を見すかしたようにヒデが蹴るそぶりから俊輔が左足でゴール右隅へ見事なカーブシュート。右足に体重をかけていたGKは完全に逆をとられて呆然。

ウワハッハッハッハッハ。3-1で逆転してシドニー決定。結局、この予選はホームもアウェーもすべて勝利、それもすべて2点差以上。4年前のサウジアラビアに前園の2ゴールと川口のセーブで2-1と完勝してアトランタを決めた試合と比べてみても、若い日本代表のたくましさが際立つ。

いきおいに任せてバレーボールの日本対イタリア。なんとこれもフルセットで勝ってしまう(録画だけど)。さらにラグビー・ワールドカップの決勝。オーストラリアわずかに優勢だが、点差は開かない。フランス奇跡の優勝はあるのか?

11月7日(日)

というわけで、目が覚めたらオーストラリアが優勝していた。

菊花賞は見送る。だって、検討する時間がないんだもん。自転車で遠征して買い物。マンションの総会。某所でチューハイと日本酒。

あ、ブルースの女王についにiBookが届いたらしい。

11月8日(月)

目覚ましがなる前に、顔に陽光の暖かさを感じて起きた。軽くオレンジとバナナを絞ったフレッシュジュースを口にしてからジョギングに出た。近所の公園で準備運動をしてから、走り出す。気持ちよく汗をかいたら部屋へ戻りがけに新聞を郵便受けから取り、ゴミを出してからシャワーを浴びる。

朝食にはライスグラタンとグリーンサラダ、ミルクティーとヨーグルト。グラタンにはローストポークの角切り、クリームソース、トマトソース、オニオンやピーマンを詰めてオーブンで焼く。和風のときにはアジの干物と白菜漬け(自家製)やのり、卵。作っているあいだに風呂を湧かしておく。新聞に軽く目を通し、テレビのニュースも確認する。テーブルのPowerBook G3もスリープからお目覚め、メールをチェックする。そしてスケジュールソフトで今日の予定を一覧。

食事のあとはバスタイム。カモミールで白濁したバスにつかってJ-WAVEを聞きながら歯茎をブラッシングする。そしてメールの返事を考え、今日の行動計画を立てていく。そのあいだ、洗濯機が快調に回転している。風呂から上がったら、洗濯物を浴室乾燥にかける。身支度をして、さあ出かけよう。

と、日記には書いておこう。

こういう朝を毎日送りたいものだ。あ〜あ。

diaryとbookを更新。

11月9日(火)

衝動的にPB G3用のCD-RWドライブ(拡張ベイドライブ)を注文する。これで、CDを焼ける。しかもRW(Rewritable)である。しかも、スパルタかます付きである。このあいだMacwayのキーボードを買って以来、やっぱり打ちやすいなあ、と欲しくなったのだ、スパルタかますが。ちなみに、スパルタクスではない。カマスの開きでもない。PowerBookを開いたままほぼ垂直に保持する器具である。これで、別キーボードをつないでも画面は顔に近付き、机の上のスペースも少なくてすむのだ。この名前は当時発表されたMacintosh Anniversary versionに由来する(というよりパロディか)。

ブルースの女王から何回か電話。画面が暗くなったくらいでパニックに・・・なるか。単に輝度の問題か。いや、あるいは電源をつないでなくって、バッテリーが切れかけて画面をオフにしたのかも。なにしろ、ダイアログに何が書いてあったか、ずぇんぜん読んどらん。だいたい、バッテリーを充電したのだろうか?

11月10日(水)

「皆月」が水曜日なので1,000円。けっこうな人の入りなのだが、客層が中高年男性に片寄っている。製作が日活だからだろうか?

すっごーーーく久々に紀伊國屋で本を買い込む。まあ、電話注文すれば送料380円らしいので、電車代より安いのだが。疲れて帰って風呂に入って仮眠したらそのまま12時間以上も寝てしまった。う〜む。なぜだ?


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