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迷狂私酔の日々


7月11日(日)

今日こそ「八月のクリスマス」を1000円で観よう! と思っていたのだ。先週は10時に出かけて立ち見だったので、今日は9時50分に出かけた。はい、阿呆です>自分。しかも銀行に寄り、新居に自転車を置いて傘を持って。はい、起きるのが遅れたんです、すみません。

しかし、結論としては1000円で観られたのでよかった。前から3列目ではあったが。今のところ、今年のベスト3に入ること間違いなしの感動作。

<天下一品>歌舞伎町店で久しぶりに濃厚こってりスープのラーメンを食す。京都に住んでいたころは自転車で3分だったのでよく食べに行ったのだ。あれは中毒になりますね。好き嫌いは極端に分かれると思うけど。

3日連続で東急ハンズへ。名目は梱包材の購入なのだが、2時間もいて飽きないというのはビョーキかもしれん。低めで奥行きが浅くて段数が多いガラス棚(サイドボード代わり)と、ハーブか観葉植物の当たりをつける。問題は書類・写真の整理ファイル用の棚で、組み立て式の設計をしなければいけない。それにフローリングのキズ防止のフェルトやら、クッションカバーやら、郵便受けプレートやら、いろいろあるが、別に東急ハンズでなくってもいいのである。

帰って、昼寝をする。冷蔵庫の整理という名目で「牛肉とナスの韓国風」と「シンプル冷やし中華」という手抜き料理をして、おなか一杯になったので寝る。「アナコンダ」は見なかったが「電波少年」を見て寝る。やることはたくさんあるのに。

7月12日(月)

本当は、引っ越し作業を始めているはずなのであるが、6時にはブラジル対アルゼンチンが始まったので「仕方なく」観る。ハーフタイムにはメールチェックをして返信を書き、ブラジルがロナウドのゴールで2-1とリードすると歯磨き、シャワー、ひげ剃りをして、アルゼンチンのPKをジダが止めたところで、着替え、出社の準備をしてゲーム終了を見届けて出かけた。なかなか内容の濃い試合だったが、全部キチンと観たわけではないので論評は差し控えたい>って本当に「仕方なく」観たのかよ?>自分。

仕事も引っ越しも切羽詰まっているのに、どうもエンジンがかからない。締め切り間際にようやく書き始める作家の気分。まだ、締め切りを過ぎているわけではないので罪は軽い、と自分を慰める。

movieに「八月のクリスマス」、bookに『天才数学者たちが挑んだ最大の難問』『AV女優』をアップ。

7月12日(月)つづき

とるものもとりあえず帰宅したら、来ているはずの梱包用段ボールが届いていなかった。おかしいなと思いつつ、ドアにはさまれていたチラシを捨てる前に見たら業者のものだった。もしかしたら・・・とよく見たら、下の方に「18時に配達したが不在のため持ち帰り・・・」阿呆か! そんな早い時間に来るんだったらあらかじめ連絡せんかい! ドア脇に置いといてくれるはずやろが。しかも、留守電には「連絡くれ」と入っていたのだが、肝心の電話番号を言い淀んでいるうちに録音が切れていた。なんてドジな。伝言が書かれたパンフにはフリーダイヤルしかなく、それは営業時間外でアウト。

不在時の配達物の処理についての判断の誤り(情報が伝わっていない)、不在時用のメモがないのでパンフで代用(ただのチラシかと危うく捨てるところだった)、しかもそこにある電話では連絡がつかない、肝心の連絡先の電話番号をすぐに言えない、だいたい留守電に録音するときに慌てる、といったありさまではいったい配送業を何年やってるんだか。

これでまた準備が1日遅れた。

7月13日(火)

ようやく業者に連絡が取れて、今晩7時のデリバリーになった。「昨日は雨で外に置けなくて」って、昨日のメモにも留守電にもそんなことはなかったぞ。昨晩は早い時間はしっかり晴れていたのだ。雨のせいにするなら、昨日からそうしろよなあ。プンプン。やっぱり、法人相手においしい商売をしている大手は、現場が個人客に慣れていないのだな。

青山の打ち合わせから新居に帰ってフローリング工事の立ち会い。6時の約束に30分も遅刻してしまった。それでも渋谷から30分である。う〜ん、なんと便利な。で、これで、すべての部屋がフローリングに。よかったぞなもし。

急いで現住所に帰るも、段ボールが来たのは7時半。半端じゃない量である。大型20個、中型20個、小型100個。布団袋、布ガムテープ10本、梱包用緩衝材の「ぷちぷち」(これ、ほんとはなんて言うの?)が幅1メートルがひと巻き。あっという間に部屋の真ん中にタワーができてしまった。これで否応なく臨戦体制である。

さあ、やるぞ! の前に雨の中を外出して飯食ってマジックを買って(段ボールに内容を書くため)帰って寝た。明日早朝からの勝負なんである(←本当にやる気あんのかね?)

7月14日(水)

そういえばパリ祭であるが、そんなことは関係なく忙しいのである、珍しく。本当は早退して引っ越し準備をするはずが、結局残業してしまい、9時に某所に行ってビールを飲み、誘われるままに最近できた焼肉屋に行ってたらふく食べる。ハングル仲間を略して「グル」というらしい。雨だったので、拉致されるがままにお茶をごちそうになり、クロをからかって歩いて大雨だったので近くの新居の方に帰る。そのまま倒れてしまい、気がついたら雨がやんでいたので現住所に帰ったのは朝の3時であった。ああ、何をしているんだか。

7月15日(木)

早起きするはずもなく、しかしとにかく家具のサイズを計測してメモする。新居はすでに計測ずみなので、これで引っ越し後のレイアウトを設計できる。こいつを作らないと引っ越し業者も私も困るのである。

今日こそ早退するはずが、頑強な抵抗に会う。しかし、無理矢理定時にひけてあとは来週の水曜日まではお休み(夏休みだぞ〜)なんだが、ほとんど全部が引っ越し関連で埋まっているのだ。やれやれ。とりあえず、20日に予定されているバドミントンと引っ越し祝いパーティのレシピを作成。引っ越し関連の連絡やら手続きやら買い物やらゴミ捨てやらを確認していたら、ついに忘れていたものを思い出した。新聞屋に何も言ってなかった。

無印良品でクッションカバー、ハウジングフロアで厚手のゴム(防振・キズ防止)などを購入する。そういえば、私は無印良品も好きだったのだ。やっと思い出したが。とにかく生成り無地の飾りなし、いつ行っても同じデザイン、同じサイズがあるというのがいいのだ。ただし、弱いというか壊れやすいという丈夫じゃないというか(←全部同じ意味だろうが)。

しかしだな、こんな日記を書いている場合ではないのだ。引っ越し開始まであと12時間。

7月16日(金)

というわけで、今は午後4時半である。ぜいぜい。果たしてほんとうに終わるのか、希望の見えない日々からようやく新居でPB G3と対面する幸せ。ただし、私の回りはいたるところ段ボールの山なんである。これから、どうやって整理するんだろう?

さて、鬼門である引っ越しにもかかわらず、現場の方々によりどうにか移動はできた。ありがとうございます。手伝いに来てくれたぼっこりちゃん、ありがとうね。それにしても7年間、どうもどうもなのである。本もCDも半分も箱詰めできないまま朝9時を迎えたときには、どうしようかと思ったが、とにかくやるしかないんである。

お任せになったためにいろいろ計画が狂う。本来は、家具や電気製品を置く場所に防振ゴムやキズ防止フェルトを用意しておくはずがぽしゃった。配線にもガムテープにメモ書きするはずができなかった。最大の失敗は自転車の鍵を入れたまま書類箱を運び出してしまったことだ。

とにもかくにも、本の山を黙々と箱詰めしていく。足腰背中が痛み出す。のどが渇く。晴れたら晴れたで暑いんである。さらに、掃除も平行してやっていく。とにかく汚い。油汚れ、ちりほこり。さすがに学生時代からの机やタンスは相当ガタが来ているので、替え時かも。

新居へはさっそうと自転車で行くはずが歩きになってしまった。まあ10分ぐらいなのだが、Tシャツ短パンにエプロン、リュックとショルダーバッグとウェストポーチという珍妙な格好でこの晴れた昼下がりに・・・。ま、いいか。

新居に搬入する段には、いかに効率的に入れるかではなく、とにかくこの数をどうやって処理するのか? が問題なのであった。いやはや。雑巾がなくて拭けず、組み立てや箱出しができない。とにかもかくにも、終わったのは4時に近かった。休憩と昼食をはさんだにしろ、ほぼ丸一日、4人がかり(それに本人とぼっこりちゃん)であった。疲れたというより筋肉が痛くなりそうだ。

あれだけ罵倒した業者ではあったが、実際のメンツはとってもよかった。まあ、いろいろドジはあったが。椅子を壊すわ、風呂とトイレを忘れるわ。こんな惨状でもとにかくブツが移動したということだけでもすごい。人間は偉大だ。というわけで、おつりはチップにするという気前のよさである。

ところで、地元では、というか、みなさんに今日から真相を明らかにすることにした。うわっはっはっは。みんな、驚くな。

しかし、電話がどこに埋もれているのか不明。実はこのPBをルータにつないだのだが、なぜかインターネット接続できない。どうして?

解明。ルータに電源を入れていなかった。う〜む。なんて初歩的なミス。やり直し。しかし、やっぱりつながらない。ようやく電話機を掘り出して、ルータをかませずにつなげても、通話できない。ということは、回線がまだつながっていないのか?

しかも、引っ越しが長引いた上に自転車でなく歩いて移動したために、ガス開栓の立ち会いが5分の差で「不在票」になってしまっていた。もちろん慌てて電話したのだが。搬入のあいだには来るかなあ、と思ったら来ない。ずっと待ち。今日は「菊次郎の夏」が最終日なので、せっかく買った前売券がもったいない。なんとか7時からの最終回には間に合いたいのだが。ぶひぶひ。

あまりの疲れにベッドの上に載せた荷物をどけ、枕を発掘して寝る。しかし、東京ガスは来ない。5時。6時。出かけるわけにもいかず、シャワーもできない(なにしろガスが使えない)。荷ほどきする気力もなく、電話もかけられず。おなかは空くし。朝からなんにも食べていないのだ。ぼっこりちゃんが買ってきてくれた「きりり」だけ。

ついに、水シャワーで体を洗う。夏でよかった。身支度を整えて外へ出る。今ならまだ「菊次郎の夏」最終回に間に合う。いちおうもう1回東京ガスに電話。「まだなんですけど」「2回目の不在票は入ってましたか?」「いいえ」「じゃあ、まだですね」アホ! そんなことを聞いているのではない!「そんなことはわかってます。いつまで待てばいいんですか?」「順番で回ってますから。7時くらいじゃないですかね」ああ、そう。じゃ、待つか。トボトボと戻る。これで「菊次郎の夏」1500円は泡と消えた。しかしたぶん、7時までに来るような予感はしない。引っ越しの準備をさぼったのに、こんな晴天といいスタッフに恵まれたのだ。神様はどこかでバランスを取っているのに違いない。明日こそ、電話の開通とガスの開栓をめざそう。だいたい、引っ越し当日に映画を観ようなんていう発想が甘いのだ。

く〜ん。それにしても、20日にパーティなんてできるのだろうか? あ、もう7時だぞ。

結局8時にあきらめて某所と某所と某所を行脚する。真相を告白したら某所1では腰が抜けるくらい驚いてくれた。某所2では、「あら、そう」。某所3では「わかってたわよ」。う〜ん、歴史的告白だったのにな。

7月17日(土)

NTTに電話したのだが休みだった。東京ガスに電話して午後に開栓を依頼する。「昨日は遅くまで待ってたのに来なかったじゃないか」というようなクレームはしないのが大人というか弱気というか。

旧居に行って軽く掃除して大家さんに立ち会いしてもらう。7年も住んでいたので、壁紙、床のリノリウムやカーペットの張り替え、ハウスクリーニングというのは、大家さんのやるべきことなのである。しかし、それを退去する店子に費用を持たせるのが日本の悪しき習慣なのである。というわけで、大家さん夫妻は「これは汚い」「あそこに穴がある」「これも取って」とか、日本人の習性に反して言いにくいことをバンバン言って敷金をできるだけ返さずに済むように持っていくわけである。

一応「通常の生活で生じた損耗については、責任はないですよね」と軽く押しておき、「まあ半額で」という線に落ち着く。基本的にはいい大家さんなのだが、東京の住宅事情は住む方だけでなく、貸す方にもけっこう厳しいのだ。

収納や掃除関係のものを買い足し、ガスを開けてもらい、テーブルやら椅子やらが届いて、また足りないものを買い出しに行き、片付けを進める。しかし、段ボールの山はいまだにすべての部屋を覆っているのであった。

電話はつながらない。でも、とりあえずお風呂を湧かして初湯につかって脚をマッサージしたら気持ちよかった。

7月18日(日)

起きたら右顎が腫れて痛い。完璧に風邪である。しかし、今日もやらねばならぬことがある。

洗濯機の下に防振ゴムをかませて初洗濯、初浴室乾燥。マクドナルドまで新聞を持って行って朝食。帰りにまた買い物。台所にいろいろぶらさげるフックを取り付けたが、粘着テープが弱いため、両面テープを買い出しに行って取り付ける。ようやく台所関係の段ボールをほぼ終えて、衣類関係に取りかかる。で、今さらながら「捨てる」作業に入る。ネクタイも半分くらいは捨ててしまった。再利用できないことはないかもしれないが、ある意味では象徴的な行為でもある。もう、わざわざ自分の首を締めることはもうしたくないものだ。

いまだに大部分の段ボールが積み上がったまま。徹夜するつもりで真夜中頃に横になったら、そのまま寝てしまった。いかん、いかん。で、暗い中、燃えるゴミをピストン往復で運び出す。ぜいぜい。

7月19日(月)

本日もお休みなのだが、ひとつだけ仕事で初台へ行かねばならぬ。

今日も洗濯で朝が始まる。NTTに電話しながら、そこで「あ、ルータを経由せずに直接電話につないだらISDNってダメなんだよな」ってことに気づく。というわけで帰ってルータの配線を再チェックしたがやっぱりダメだった。

転居届を出そうと思ったがサービスセンターではダメで、区役所か出張所でないといけないらしい。そういうのは駅から遠いんだよな。で、あっさり後日にしてそそくさと仕事の挨拶を済ませ、イタリア料理を食べていたら「あ、明日のメニューはイタリアンの方が手抜きできるな」と思いついた。よしよし、と紙ナプキンにコースメニューを書き出した。

新宿の東急ハンズと吉祥寺の西友をはしご。日用品の買い物の鬼と化している。帰ったら疲れて寝てしまった。いかん、いかん。明日のパーティ材料を近所のスーパーで揃える。すでにこの時点で手を抜いている。まあしかし、ズッキーニもバジルもふつうに手に入るあたりは時代も変わったものだ。

仮眠ののち、真夜中に行動開始。

7月20日(火・祝)

バドミントンの日、なんである。そのあとにはずいぶん前から約束していた新居でのパーティなんである。こういう予定を入れないと、私はいつまでも部屋を片付けない危険があるので、わざと厳しい日程を設定したのである。

それにしても。午前零時の時点では、まだ100以上の段ボールが2部屋に渡って山積みであった。作業をするスペースを作ることからやらないといけない。えい。

ということで、一番最初にやったのはパーティのメニューの清書だった。これを冷蔵庫に磁石で貼って、行動開始。段ボールを開け、本を出しては棚に押し込む。ジャンルわけはあとの話、どちらにしろ収納限界をはるかに越えているので、後日古本屋に来てもらうつもりなのだ。

指には無数のキズ。軍手をすればいいのだけれど、どうも細かい作業がしにくいのでやっぱりはずす。OAチェアを組み立てる。空けた段ボールをまとめて縛っていく。結局、リビングにあった段ボールの山を分類の上でスタジオに移し、スタジオ内はかろうじて歩けるようにした。資源ゴミのロッカーまでまとめた段ボールをキャリーカートに載せてピストン輸送するうちに夜が明けた。

かくして、本もVideoもCDも箱詰めのまま、テレビもオーディオも電話もつながっていない、もちろんポスターを貼ったりなんかしていない、という状態ではあるがもう時間である。ヤム・ヌアのために牛肉をタレに漬け込み、ラタトゥイユを煮込むところまでやって出発しようと思ったら腹痛が襲ってきた。あ〜、気持ち悪い。

とにもかくにも遅刻しつつも体育館に行って「先生、今日の授業を見学していいですか?」と聞いたら即座に「ダメ!」と言われた。「え〜、喉が腫れておなかは下痢で昨日は寝てなくておまけに血も吐いたんですよ、見てこの顔色ものすごく悪いでしょ死人みたいでしょ」と訴えたら他のメンバーが本気にしてしまった。す、すまない。単にバドミントンで負けたときの言い訳にしようと思っただけなのだ。

案の定、腰はふらつき目はうつろラケットは空を切る状態。エヘヘヘヘ。

プールで泳ぐという人々を残して自転車に乗り、パーティの準備をして待つことに。なにしろビールは1本もない。メニューなんか・・・見るかい?

1. ラタトゥイユ(地中海風野菜煮込み)

2. ヤム・ヌアのトスカーナ風(タイの牛肉野菜ピリ辛サラダをイタリアの素材で)

3. 帆立・小海老のドライトマトマリネ マッシュルーム添え(バルサミコを隠し味に)

4. 夏野菜とスモークサーモンのサラダ ガーリックオイル風味(ルーコラ、バジル、イタリアンパセリ、レタスなど)

5. ポークソテーのディジョン風 2種のマスタード(フランスみやげの各種辛子を乗せて)

6. ツナのリゾット(トマトソース)

7. マスカルポーネのダブルソース エスプレッソ&オレンジ(ホワイトキュラソー、ラムほかを追加)

実は、材料は全部を一番近所のスーパーで調達しただけと備蓄品のみ、しかも各所に手抜きなのであった。しかしてこういう時が意外に好評だったりするので不思議だ。CDも4箱分は片付いたし、引っ越し祝いもいろいろもらったし、3歳の坊やからはじきじきに「この海老うまいね」とおほめのことばをいただいたし、次々とやってくるセールス3連続も撃退したし、廊下が涼しいといっていびきをかいて寝る人やら庭にテントを張って住むと言い出す人やらもいるし、例によって洗い物はみんなでやってくれたし、何よりもようやくリビングが人間の居住空間のようになったし、今日はいい日であった。


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