Bon Voyage! HOME > PRIVATE DIARY > 1999年1月下旬

迷狂私酔の日々


1月21日(木)

オフィスから富士山がきれいに見える。ちなみに、一応都内のオフィスである。

Netscapeにためこんだブックマークが、ついに限界に達したようだ。会社でも自宅でも、ブックマークの下の方は、指定しても飛ばないか、グレー表示で指定すらできないようなことになってしまった。って、最近のことではなくって昨年からずっとこうなんだが。よく行くところは上にまとめているから支障ないし、履歴ウィンドウを開けば、そこから行けるのではあるが。いったい、いくつブックマークしてるんか、数えるのが怖い。たぶん、1000はあるぞ。

解決策として、よく見るところ、データとして残すところ、もういらないところと3つくらいにブックマークのファイルを分割してやる手なんだろうが「面倒くさい」ので、たぶんやらない。

1月22日(金)

Palm3に、KDIC、KDIC DAを入れる。また、英和とスラング辞書を入れる。これは、要するに辞書。日本語を扱える辞書ソフトと、そのDA版、そして辞書データなのだが、こうして利用できるようになるためには、いろいろな方の努力があったのである。

というわけで、いくらなんでもそろそろ、お世話になっているソフト作者への登録、シェアウェア支払い、メールなどの仁義をきる時期であろう。Palm3を使い始めて2か月、だんだん「おもちゃ」の段階から「便利」に移行している感じだ。そろそろ、「実用」へのステップとして、アドレスのデータ入力、旅行時に活用できるようなソフトとデータなんかをまとめることかも。ほら、携行品リストとか、メール取り込みとか。

例によって某所と某所へ。ご洋行されていたマスターの相方も、「とってもよかった」そうである。まあ、彼女の場合には素直にうなずける。「ちゃんとお湯出たよ」って、そりゃあ、普通は出るの。私が泊まるようなところでは、お湯がいつも出ると幸せなんだけど。さらに、ビーチサンダルまで持っていったそうだ。だから、シャワー共同じゃないんだから、いらないってば。なんか、私の貧乏旅行の印象が無茶苦茶につお〜いような気がする。

1月23日(土)

名目としては、ソウルツアーの研究。そろそろお尻に火がついている。みんな、安いツアーの最低価格で考えてるみたいだし。土日にかけて、午後の早い時間のソウル着にすると、そうそう激安にはならんよ。今から釘を刺しておく。でも、きっと私の力不足ってことになるんだろうな。

1月24日(日)その1

暗いと思ったら雨だった。ただそれだけで出かけるのをやめる。いちおう、病み上がりだし。

神戸製鋼が、またもや同点なのにトライ差で決勝に行けず。相手はまたサントリー。実に残念ではあるが、以前のようなすごみが感じられないんだよなあ。ところで、スタンドオフはミラーより岩渕の方がいいんじゃないだろうか。

とりあえず、wineに第31回をアップロード。他にも、いろいろ準備しつつあります。2月はMac&Palm、3月は史奈、4月〜5月はソウル、ってテーマも決めてたりはするのだ。やるとは、言ってないけど。それから、「哀愁のヨーロッパ」も定期的になんとかするぞ。そして、またまたサイト構成のリニューアルも検討中。とにかく、やりかけが多すぎるので。

1月24日(日)その2

ユヴェントス対ペルージャ。負けたのは予想通りだが、意外にもちゃんと攻撃していた。けっこう惜しいチャンスも多かったし。アウェイでしかも相手がユーヴェなのに、なかなか前に出る。フォーメーションも4-5-1。ゴールキーパーにはドカーボ(だったっけ?)。ユーヴェはインザーギがケガ、ペルッツィもだめで、苦しい。エスパニョールから来たエスナイデルと、フォンセカの2トップでスタート。モナコから引っ張ってきたアンリも見たいが。

中田もいくつかチャンスをつくる。右からすばやく流したパスをテデスコが空振り、スルーしたような格好からラパイッチがシュート、カヴィエデスがコースを変えるもはずれる。もちろん、ユーヴェが攻めこむ回数も多いが、ペルージャの攻守の切り替えも早く、左右からのフォローもある。

そしてなんと、ペトラッキからのアーリークロスをフェッラーラとせりあったカヴィエデスが見事なループシュートで先制

ユーヴェ、リッピ監督が今期限りでやめちゃうせいでやる気がないのか? 点を取られても必死さが感じられない。

ラパイッチの左からのフリーキックにカヴィエデスが合わせたヘッドも惜しかった。さらに右からのラパイッチのフリーキックをカヴィエデスが頭で折り返してメッザーノが押し込んでゴールインしたがオフサイドの判定。もしかしたら、アウェイ初勝利かも?、なんて思ったりしたのだが。

しかし後半早々、コンテのすばらしいクロスをフォンセカがヘディングで入れて同点。さらにジダンまでヘディングで逆転。これはフォンセカのアシスト。やっぱりユヴェントスは強い。ジダンの雄叫びが凄かった。彼は、広告板の上に立とうとしてコケた前科があるだけに、その手前でガッツポーズしていたが。20世紀のスポック博士には熱い血が流れているぞ。

中田にはデシャンがマッチアップ。緒戦の中田は驚きの対象だったが、いまや当然のように厳しいマークがつく。ここで、正確にいいプレーをすれば、ビッグクラブでもいけるだろう。安心して見ていられる中盤のプレーはともかく、最後の局面での勝負パスがなかなかない。これは、中田のせいというよりは、回りとのコンビネーションだしなあ。

お、アンリ登場か? フォンセカと交代。アンリ、いくつもシュートチャンス。一度はDFからボールを奪ってGKと1対1になってかわしたのに、シュートを走り込んだコロンネッロに防がれた。ああ、実は、私アンリが好きなのね、ごめん

ロスタイムには中田が左に切れ込んで深いところから左足でセンタリング。速く正確な弾道にブッキがどんぴしゃのヘッド! なのにGKにナイスセーブされた。直後にはアンリにシュートまで行かれた。なかなか、このカードにしては面白かったぞい。最後に絶叫のシチュエーションなんて持ってくるあたり。

つづいてボローニャ対ミランだったが、悪いけど寝た。だって眠かったんだもん。

1月25日(月)

暗いと思ったら雨だった。ただそれだけで、会社に行くのをやめた。というわけには行かないサラリーマン。傘をさして歩き出すのだった。

書くのを忘れていたがTomokoとWataruが死んだ。Aquazoneの話だけど。21日に、久しぶりにのぞいたら、2匹しか泳いでいない。ああ、またもや。調べたら、死亡日は21日だった。なんと、昨日なら間に合ったのか! しかも、死因が「餓死」。なぜだ? オートフィードで十分以上に餌はやっているはずなのに。考えるに、幼いRikaとMikaと、すでに成体だったTomokoとWataruとでは、必要な栄養素が違ったのかもしれん。まあ、食われてしまうよりはいいか。やっぱり、こまめに見てあげないといかんね。ちゃんと健康状態もチェックして。それにしても、飼育関係にはやっぱり不向きである私だ。ベンジャミンもとっくに枯れたし。それにしても、これだけ見捨てていても、ちゃんと卵から孵って生き延びているというもすごいかも。

某所にて、ゴジラはゴリラ+クジラか? という疑問から、ガメラ、モスラ、ギャオス、ビオランテの名前の構造について考察する。しかしだな、坂口良子と沢口靖子では、「口」と「子」しか合っとらんがな。わけがわからんうちにかなり酔ってしまったので帰る。

路上で私の名を呼ぶうら若い女性の声がする。いかん、いかん、ついに幻聴か? と思ったら、なんとゆうこちゃんが24時間スーパーへ向かうところだった。それにしても、「脂肪をとるスープ」(なんか、もっとインパクトのある名前だったような気もする)をまだ続けているらしい。そんなことせんでも、駅から家まで歩いたら立派な運動だがや。彼女は「あ〜、おなか空いた」と言いながら、道の向こうに消えていった。

1月26日(火)

久しぶりにスリリングな出勤をする。単にトイレをガマンしていただけだが。こういうときに「おさるのかごや」を心の中で唄うと、緊急事態が緩和されるのは私だけだろうか? 会社に着いてもエレベーター待ちの行列だし、19階までは各階停車だし、机に鞄を置いて、Macを起動させておいてからすぐにダッシュして間に合った。一瞬、至福を感じちゃうところが小市民である。

へた字フォントを導入。柳澤さんによるフリーウェアである。まず、会社のMacに入れてみた。単にダウンロードした丸漢へた字ファイルをシステムフォルダのフォントフォルダにドラッグするだけ。そしてリスタートすると、画面がみ〜んなへた字。私はあらゆる表示をデフォルトのOsakaのままにしているので、メニューバーもファイル名やフォルダ名も、Netscapeでのブラウジングもぜーんぶへた字。たとえば、こんな感じね。

へた字フォント

さすがに、仕事の書類は平成明朝と平成角ゴシックなのだが、メールもへた字でなんか嬉しい。さて、これから本筋のPalm3のJ-OSへの移植。ダウンロードしといたJ-Font Maker(これもフリーウェア、Macのフォントを編集してJ-OSで使えるフォントにできる)で、「ファイル」メニューから「新規」を選び、デフォルトでOsaka、8ドットが選択されているので、そのまま「製作」すると、あれれっという間に新しいファイルができちゃう。名前を「Osaka.PRC」にして保存。すでに私のMacではOsakaフォントのうち、かなや英数字はへた字フォントに置き換わっているので、この「Osaka.PRC」こそ、へた字フォント。これをPalm3に入れてやればいい。

注意通り、いったんJ-OSを英語モードに切り替えてHotSync。終わって、「Prefs.」→「J-OS」から、「Enable J-OS」を選ぶとソフトリセットされて、晴れて私のPalm3はへた字フォントになったのだ! さあ、お昼ごはんを食べに行こうっと。

(中略)

「スモール・ソルジャーズ」を観て、酒でも呑むかと思ったら某所1も某所2も閉めている。風邪、気をつけてね。おとなしく帰宅して、ごはんを炊く。っていうことで、このdiaryのみ更新。

1月27日(水)

自宅にまたPalm3を忘れた。今朝の朝刊にJリーグのスケジュールが出ていたので、そうだ、Palm3に入れておこう、と思ってふと気づいた。ふう。ま、どっかのサイトからテキストを拾ってPRCファイルに変換しておくとこまでは、やっておこう。

こうして、気になる新譜CDや、映画の上映時間なんかをPalm3に入れておくと便利なんだよね。システム手帳に新聞の切り抜きをはさむのもいいんだけど、外出の時にシステム手帳ってかさばるし、なくしたら怖いから休日には持ち歩かないことにしてるんで。システム手帳やメモ帳の難点というのは、バックアップを取りにくいことだ。手書きの住所録のコピーって、まめにコピーを取ったりしてないでしょう? PC上でデータ入力してプリントアウトを日常的に持ち歩く方式がいいとは思うけど、名刺やメモから入力する作業がPC上でしかできない。Palm3なら出先でも入力できるし、手帳よりも小さい。しかも、毎日HotSyncしておけば、データを失っても被害が最小限で済む。長文の入力はPCでやってもいい。検索できるし。

今日も某所1も某所2もお休み。<戎>本店で呑む。なにしろオープンエアだから、コート着込んだままでも寒い。最後は、若い衆が小さな火鉢を足元に置いてくれた。

1月28日(木)

昨日つくっておいたJリーグスケジュールをPalm3に入れる。それに、J-Infoの通貨換算レートを最新レートに変える。

<人妻コピーライター>ゆうこちゃんから、珍しく会社宛にメールをもらった。三谷幸喜の芝居に誘ってもらう。わ〜い。だが、急いで返事のメールを送って打ち合わせを終えて席に戻ったら、なんとメールが送られていなかった。なぜだ? これだから某MS製品は嫌いだ。で、電話しちまったぜい。

今日は、某所が開いていた。よかった。

1月29日(金)

なんと、私は15年以上もこの会社で働いているのだそうだ。自分で気づいていないのも相当アホだが。感状と旅行券をもらってしまった。「換金しちゃあ、いけないよ」とクギをさされたのは理由があって、日銀が追徴課税された項目のなかに、「換金性の高い旅行券の支給は、給与とみなされる」とかで、源泉徴収もれになっちゃうんだそうだ。その対策として、旅行券をちゃんと使ったという証明をしないといけないかもしれない、らしい。

1月30日(土)

午前4時に起きたので『邪馬台国はどこですか?』を読む。あっというまに読み終わる。ふむ。面白いが、きっとうるさいクレームをつける無粋な輩が出るんだろうな。

渋谷に行ったら、映画まで時間があったので、PBC(パルコブックセンター)で、たくさん買う。それでも、分野を限定して旅行・スポーツ・美術関係は避けたのだが。再び映画館に行ったら「立ち見」になっていたので、東急ハンズでCDラックを買い、新宿のヨドバシカメラでいろいろ偵察し、映画の前売り券5本7,600円を買って帰った。

久しぶりに某所と某所をはしごする。

1月31日(日)

飲み過ぎた。苦しい。しかも、米が切れているので、買い出しに行かないとめしが作れない。

トヨタ28-27サントリー。いちおう社会人ラグビーの決勝なのだが、すぐあとに日本選手権があるので、どうも緊迫感に欠ける。得点経過はスリリングなんだけど。でも、SHの大原はいい。それと、トヨタのラインディフェンス。ことごとくセンターあたりで止めてたもんな。

ペルージャ対サンプドリア。絶不調サンプでは、オルテガがスタメン落ち。要注意はモンテッラか。序盤から面白い。コロンネッロのミスから危ないシーンがあったが、ペルージャはそれからコーナーキックふたつ、ラパイッチのフリーキックとチャンスをつくる。ペトラッキが左足で上げてラパイッチのヘッド、惜しい。中田が囲まれてもいいところにパス出し。お、シュート!

なんと、カヴィエデスのミドルシュートが決まってしまう。ボールをコントロールしてすぐのループ気味の弾道、驚き。いいプレスから中田のドリブル。3人につかれてもコーナーキックをとる。ラパイッチのキックがこぼれて中田がすばらしいシュート! やっとGKがはじいたところをマトレカーノが押しこんで2点目。

さらに中田がノーマークのペトラッキへ。少しコントロールがうまくいかずにシュートはGKにとられる。逆にサンプのパルミエリ、GKと1対1になりながら、はじかれる。

後半、ついにオルテガ登場。ふに。ふにゃらら。あれっ? ああ、寝てしまった。どうやら2-0でペルージャが勝ったようで、とにかくよかった。バリ対ラツィオはあきらめて寝る。明日は大事な日であるし。


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