Bon Voyage! HOME > PRIVATE DIARY > 2002年6月上旬

迷狂私酔の日々


6月1日(土)

ワールドカップ特別モードに入ったため、生活は激変。なお、ワールドカップ関連の予想はここ。ひいはあ。すでに青息吐息。

マイブームの甜茶を淹れて飲む。鼻炎に効くらしい。私には効くような気がする。要はヒスタミンを抑えてくれればいいのだが・・。市販薬が非常によく効くタイプである私は、鼻炎カプセルを飲むと効き過ぎて昏倒といっていいくらい、あっという間に寝るのだ。

ワールドカップの合間にアジの開き、ピーマン肉詰め、もずく酢、じゃがいもの味噌汁などで食事する。1日3試合だと、迂闊に席を立てないのである。

夜半、某所に顔を出したら「イングランド・サポが3人来ていた」という話題で沸騰していた。こんなところまでついに。で、「フーリガン?」と警戒し過ぎたせいか、ビール1本で帰ったらしい。

話題はやっぱりワールドカップ。予想が当たった、当たらない、って話が始まり、それならMLで事前予想を長そうかと思いつく。

6月2日(日)

テレビ中継でも変だと思ったが、新潟でもウルサンでも札幌でも大量の空席が出ていた。人気カードではないとはいえ、「完売した」はずではないのか? と思ったら、やっぱり追加発売のニュース。しかし、あのサイトはあまりも出来が悪すぎる。試したが、ログインすらできなかった。

なお、この時期だけ朝刊を毎日購入することに決定。しかし、契約はせずに毎朝、駅まで出かけるのだ。いやはや。なお、目的はテレビ放映のスケジュール確認と、試合データの入手のため。ちなみに、地上波のみながら、全試合のビデオ録画も敢行中。ああ、忙しい。

「ワールドカップを毎日予想」をクローズドのMLで勝手に始める。別にサッカー関係ではないのだが、まあよかろう。本当に毎日、事前に予想を流せるのか、自分でも大変に不安。

今日は4試合あり、うち地上波の中継は3試合。1430、1630、1830、2030・・って、休みなしではないか! その合間を縫って、高円寺に行きタクちゃんの店で飲む。直前に鼻炎薬を服用したため、イングランドの試合が始まったときにはすでに夢うつつ。点が入ったのもわからずにカウンターで寝ていた。失礼しました。

しょうがないので帰って録画をセットし直してから真剣に寝直す。夜半に起きて風呂入って髪切ってまた寝た。

6月3日(月)

実家の新築工事の上棟式のため、6時に起きる。で、ちゃんと3試合分の予想をMLに流し、録画をセッティングしてから朝9時の新幹線に乗って行く。

施主なのでいちおう挨拶もしなければならないし、現地打ち合わせも兼ねているので事前に車中で予行演習。

着いてみればなぜか甥がいて(創立記念日に運動会をした代休らしい)、家に入る前に通せんぼをされた。もちろん、実力で排除したが。

上棟式をやるということは、家の骨組みが出来ている、ということだ。スケルトン状態の家、というのもなかなか風情がある。棟梁とはここで初対面、という不義理はなはだしいさまではあるが、いい雰囲気である。

暖炉設置関係の打ち合わせ、契約とか、組上がった家の階上に上がっての神事(「高砂」をみんなで唱和する!)、餅まきとか、直会というのか宴会での挨拶、歓談とか無事に終了。

その日の内に帰京する。ワラビをおみやげにもらったが、やけに重い。他に何がはいっているかと思って開けたら全量わらびだった。大量の見事なわらび。しかもアク抜きのための灰まで付いていた。

6月4日(火)

午前4時40分。あまりに早起きしたので、戯れにジョギングしたが、あっというまに「速歩」へペースダウンし、次いで「散歩」になる。ぜいぜい。筋肉が悲鳴を上げる前に心臓と肺から救難信号が出る感じ。なぜだ?

今日も予想をMLに流して、ワラビの下ゆでに取りかかる。わが家で最大容量の寸胴鍋でも、2回に分けてゆでるしかない。あくまで下ゆでなので、アク抜きは軽めにする。熱湯をかけるやり方もあるのだが、自分で食べられる量ではないので、お裾分けを前提に丁寧に土を洗い、長めに切り分け、ゆでてからさらに重曹水につけておく。

で、持っていく段になって容器がないことに気づいた。タッパーに収まる長さでも量でもない。仕方なく、タッパーに山盛りにはみ出した状態にラップをかけて仕込み中の某所に持参する。

空席問題はついに「あらたに前日に電話販売」ということに。そらみたことか。チケットを売るなら日本のシステム以上のものはない。いまごろチケットぴあの力を借りるから問題の多い電話販売になるのであって、事前受付・抽選でもっと不公平感のない方法があったろうに。バイロム社があれほど仕事ができないとは思っていなかったんだろうが、そういうアホな発注がまかり通るのがFIFAの体質なのだ。

さて、私も電話かけました。まったく通じませんでした。これから毎日、これをやるのかなあ?

日本対ベルギー戦の感想は別項であらためて。要は「きれいでなくても、勝てなくてもいいから勝ち点を取りにいった」ということだと思います。批判は多々巻き起こるでしょうが、日本がこういう戦略も取れるようになった、という「成長」を評価したい。と同時に、このチームは相手によって、また時間帯によって柔軟に戦い方を変えられる「大人のチーム」に変貌していた。私、日本チームへの評価を2段階ほど上げました。

夜半、某所その1と、某所その2へわらびを配達。さらに某所その3でくだを巻く。それでもワラビが山盛り残っているので、とりあえずお浸しにしておく。

6月5日(水)

鹿島でのドイツ対アイルランド戦へ、チケットなしで出撃する計画を立てる。スタジアムへのアクセス、「市場」が立ちそうな場所、帰りの臨時電車・・。2時過ぎにでかければ、行ける。しかし、最後の最後に私の肩を一押しするものがなかった。というか、いまは慢性金欠病なので、理性的にはそんなことは考えてもいけないのだ・・。今回はテレビ観戦、と3次販売にはずれた時点で決心したじゃないか・・。ということで、結局行かずじまい。

実は映画の日である。そういう場合でもないような気がするが、日中は地上波の中継がないため、<はつね>でワンタンメンを食ってから渋谷へ出かける。「ノー・マンズ・ランド」の整理券をゲットしてからレコファン、HANDS、ブックファーストを巡回。

夕方に帰ったら、駅から自宅までの5分間で小雨が豪雨になる夕立に遭遇。雨宿りするよりも走ることを選んだ結果、熱帯のスコール的びしょ濡れ状態。なにか非常に現在の境遇を象徴している気がした。

本日も某所へ。先日の結婚式CD-ROMが好評のようでひと安心。

6月6日(木)

今後の食生活のため、カレーのルーを作り置きし、じゃがいもやにんじんもまとめて下煮しておく。

チケットのネット購入にチャレンジするも結果変わらず。

さて、つてあって埼玉のカメルーン対サウジ戦のチケットを譲ってもらえることになったので、午後から出撃。計6名のメンバーでスタジアムへ。

なにもないところに突然できたスタジアムだが、なかなかキレイではある。笑えるのは、ビールの販売が「キックオフの1時間半前からハーフタイムまで、1人1杯に限る」という規制があることだ。私が並んだ時がちょうど「解禁」1分前で、売り子が「10秒前! 5、4、3、2、1、はいどーぞ!」とカウントダウンしていた。1人に何杯でも売るし、チェックなんかするわけないので1人1杯というアホな規制は当然ながら有名無実化。

帰途は駅での入場規制もあって時間はかかったが、無事帰還。中央線の車中でフランス対ウルグアイのラジオ実況を聞いていたら、悪夢のように点が入らない展開でまさかのスコアレス・ドロー。むむむむ。

こんな日にも某所で痛飲。

6月7日(金)

快晴。暑い。眠い。

午後は仮眠。どーせ、地上波の中継はない。

札幌はフーリガンに過剰反応。その警備に、悪乗りしたがる悪質日本人ばかりが引っかかる。

夜半、某所へ。3時まで思い切りサッカー蘊蓄系バカ話をして吹っ切れる。某氏から、酎ハイを2杯おごってもらうも、1杯は次回へ持ち越し。

6月8日(土)

<肥後もんず>でラーメンの後、吉祥寺へいつもの徒歩で。パルコ地下のカンピオーネで日本代表ユニ2002年ヴァージョンを購入。アレックスの14番にする。その下のブックセンターでいくつか本を買う。

帰ってすぐ風呂。テレビ、冷やし中華、テレビ、うどん、テレビ、冷たくした甜茶、テレビ、手製ラッシー・・という展開で忙しいのかなんなのか。

座るのもしんどいので、バランスチェア風にクッションを工夫して背骨を伸ばすようにすると快適。おお、そうか! と膝を打ってネットオークションでバランスチェアに入札。1,170円っていう開始価格に惹かれたので。2万とか3万とかするものか1万円以下で買えたらいいな、と思ったのだが・・。あっという間に最高額で抜かれていく。HAGなどのブランドものは、やはりそれなりの値が付くようであった。もう少し長い目で考えよう。

で、今晩も某所へ。さらにカラオケへ。

6月9日(日)

新聞買ってスーパー寄って観戦に備える。

そうめん、ニラのおひたし、ほうれんそうのおひたし、肉もやし、ニラ玉、キムチ、ゴマ、イワシのフライ・・という昼食。

予想通りに日本が勝ったのを見届ける。ちなみに、本日は某所は「客が来そうにない」という理由で臨時休業。実はやっている方もテレビを見たかったのではないのだろうか。

6月10日(月)

電話購入、またも不発。

ラジオで韓国対アメリカ聞きながら、高円寺のタクちゃんのところへ。

19時過ぎに帰宅。

オークションの締め切りを忘れていた。バランスチェアに、9250円という落札価格。私の指し値など、遠く及ばない。

どーも、梅雨入りらしい。


最新の「迷狂私酔の日々」へ
2002年5月下旬の「迷狂私酔の日々」へ戻る
2002年6月中旬の「迷狂私酔の日々」へ進む
過去の「What's New」という名の日記へ

All Rights reserved by (C) Takashi Kaneyama 2002