Bon Voyage! HOME > PRIVATE DIARY > 2002年5月下旬 5月21日(火)
昨日買ったピロウカバーをかけようとして気がついた。すでに、私の枕にはカバーが二重にかかっていたのであった。どーも私はカバーを重ねるのが大好きなようである。ううむ。とにかく、使っていたカバーを洗濯して新しいものに交換する。
さて、もちろん二日酔いなのであるが、風呂入って洗濯して回復を図る。しかし、時はすでに夕方なのであった。
ナスタチウムの発芽は1本だけだが順調。
1日の所要エネルギーの計算式を見つけたので身長と体重から割り出すと2478Kcalであるらしい。これは多いのか少ないのか?
5月22日(水)
6時に目覚めた。目覚まし代わりのJ-waveでニュースのヘッドラインを確認して起き出し、窓を開けてまずは水やり。気持ちのいい朝だ。ついにスペアミントの鉢に、極小だが芽をひとつ見つけた。
お湯を沸かして朝食とお茶の準備をする。ひじきと切り干し大根をぬるま湯に漬けて戻す。熱湯でお茶を3回淹れて1.5リットルのポットを一杯にする。今日はジャスミン茶にしよう。
目玉焼きにニンニク炒め、炊きたての麦飯にごまと海苔、キムチと味噌汁。野菜ジュースと食後のヨーグルト。そして淹れたてのジャスミン茶で朝食。7時のNHKニュースを見ながら、iBookをリビングに持ち出してメールチェックといくつかのサイトをサーフィンする。ケーブル回線とAirMacによる無線LANなので、家中どこでも(トイレでも!)インターネット三昧。
天気のいい日だ。家中の窓を開けておいて、仕事部屋にこもる。目の前には植裁の緑。隣家で鳥寄せしているのか、小鳥の鳴き声がする。アロマポットからは、柔らかなろうそくの炎と、さわやかなオレンジの香り。ポットには熱いジャスミン茶。
疲れたらオットマン代わりのスツールに足を乗せて、iTunesでお気に入りの音楽をかけながら休息をとる。今朝は「Riverdance」にしようか。
・・というような理想の朝が過ごせたら、いいなあ。
M.Z.リューイン『表と裏』読了。
机と円筒ラックに乗せた天板とがわずか14ミリ高さがずれているのが気になってきた。コースター6枚を4分割して重ね、14ミリくらいの下駄を履かせることにして自作。
午後、映画を観に出かける。大久保駅で下車してシネマスクウェアとうきゅうへ。「KT」では拉致の決行日が水曜日だった、という理由で水曜は1000円というキャンペーンをいくつかのハコでやっているのだ。
映画を見終えてもまだ外は明るい。当初からの計画で、歌舞伎町から戸山公園の南側を抜けて神楽坂まで歩く。しかも地図も磁石もなしで、記憶と勘でどーにか45分ほどで到着。
で、もちろんそこで飲むわけである。帰りに<天下一品>でラーメンとチャーシュー飯を食って飯田橋駅から帰る。
5月23日(木)
いつものようにJ-waveで目が覚めた。その最初のニュースで覚醒した。「亡命北朝鮮家族が韓国に到着」の報。「フィリピン経由で韓国へ向かう」というニュースは昨晩からやっていたらしいのだが、なにしろ飲んだくれていたので知らなかったのだ。とにもかくにも、よかった。命がかかっているときに、メンツに拘っている場合ではないのだ。
リビングのベランダにほったらかしていたベンジャミンとユッカ(の残骸)を引き上げる。鉢と土を再活用する算段なのだが、いやまあ昔の不始末を見せつけられているようで反省する。
夕刻、渋谷にて打ち合わせ。
終わって松濤方面のエスニック美術系のショップでアフリカ系のものを見せてもらう。狙いは「ドゴンの梯子」。
「アザーズ」の夜の回1300円を観て帰る。
落札したVCDが着いていた。夜は録画で「ドイツ対アルゼンチン」(このあいだの親善試合)を観る。
5月24日(金)
医者に行って先日(すでに1か月前だ)の血液検査の結果を聞く。コレステロールは基準内で、善玉コレステロール値が増加。しかし、中性脂肪も増加。まだまだ運動不足、動物性脂肪が過多、ということか。しかし一番考えられるのはアルコール摂取過剰ということだ(←わかっているのなら、なんとかしなさい)。
またもや大久保駅から歩いて歌舞伎町にて「スパイダーマン」を観て、<天下一品>でラーメンと餃子を食う。
本日はパソコンショップ巡り。PowerLab、Sofmap、ヨドバシカメラ、そしてビックカメラ。昨日開店したのは知っていたが、入り口がひとつに規制されていた。しかも、すでに明日朝の開店を待つ行列ができていた。おおおおおお。
しかし、どちらかといえば家電系に力を入れたようである。とくに何も買わなかった。あ、ヨドバシで『マックなひと7』を買ったか。
帰りは新宿で電車に乗って荻窪で降りて、本屋を回って歩いて帰った。
風呂入ってネットサーフィンしてWindowsMediaPlayer7.1をダウンロードする。以前にもダウンロードした気がするが、アラートが出たので素直にDL。ブロードバンドだと20MB以内なら気軽に落とせるのが昔とは大きな違い。
夕食はトムヤムスープ。というか、いつもの味噌汁の具に、トムヤムの素を入れただかだが。
夜になって、ワールドカップのチケットの誘いがふたつ。メールでひとつ、飲みに行ってひとつ。持つべきものはよき友である。
どーも、譲渡についての規定が緩和されたらしい。緩和、というか、会場での身分証チェックなんてえのはもともと実行可能性も実際の効果も疑問視されていたわけだが。しかも印刷は遅れる、韓国では売れ残る、と「それみたことか」と思う。
5月25日(土)
昨日のトムヤムスープを流用してトムヤムラーメンで朝食。どーも体が重い。しかも、まるで花粉症のようにくしゃみと鼻水が止まらない。
仕方なく、久しぶりに鼻炎薬を服用したら、あっという間に睡魔に襲われた。ううむ、本当は遠出するはずだったのに。しかもいい天気なのに。
そういうわけで、ダービーの馬券も買えずに日が暮れた。
トイレマットを丸洗いしてみる。蚊取り線香を今年初めて点ける。昨晩、3箇所ほど蚊に刺されたようなのだ。
サッポロポテトバーベQあじを一気食い。これだけで500Kcal近くあるというのに。
【日本対スウェーデン】
それにつけても松田と中田浩二はポジショニングと判断が甘い。いい素材だとは思うが、観ていてまったく安心できない。
さて、私のひいきはラーション(グラスゴー・セルティックス)なので、松田の足元を見事に抜いたアシストにはしびれた。
あまりに選手交代が多すぎて「顔見世興行」みたいではあったがアレックスや小笠原が有効なオプションになることが見えたのは収穫だろう。ただ、全体にコンディションがよく見えないのが気になる。
あとは、中田ヒデが実質的なキャプテンシーを発揮しているようすが、頼もしい。キャプテンマークはおそらく森岡か服部か中山が巻くのかもしれないが、苦しいときに本当に頼りになる存在はヒデだろう。
セリエAで何度も残留を果たし、不遇の時期を乗り越え、タイトル(ローマでスクデット、パルマでコッパ・イタリア)を獲ってきた経験の重みとは、そういうものだ。
5月26日(日)
午前中に排水口清掃というのがあって在宅している必要があるらしい。夕方からは結婚式のパーティに行かないといけない。しかも、今日は日本ダービーがある。
そういう、非常に珍しく予定が詰まった日なので、8時過ぎに家を出て後楽園へ馬券を買いに行く。すでに清掃業者がスタンバイしていた。
無事に5点の馬連を買い(9時の開場直後なら楽勝)、とって返して清掃業者を待つも、予定は10時〜12時なのに午後1時を過ぎてもやって来ない。
その間、懐かしい「JamSession」をダウンロードしたり、いろんなスクリーンセーバーをダウンロードし、ワールドカップの選手名簿をネットから印刷して遊ぶ。
しびれを切らして管理人に聞いたら、なんと9時前には始めてしまい、不在の部屋が後回しになっているという。聞いてないよー!
「出かけないといけないんだ」ということで、すでに2階にホースを上げていた業者に頼んで割り込みでやってもらう。ううむ、それなら馬券を買いに出かけるときに「10時にやってくれ、それまでに帰るから」と言っておけばよかった。
さて、そういうわけで出かけた先は善福寺公園。ここで結婚式をやるわけではなく、今日までのイベントで現代アートのインスタレーションがあるのだ。
3つの作品があり、なかでも風車を回して殺されたカラスを悼む(という意味かな、と思う)ものは面白かった。もうひとつは池の中の小島に竹か葦でアーチ通路を作ったらしいが、それで「アート」と言うのはいかがなものか。じつはもうひとつ、池に浮かんでいたらしいのだが、壊れて浮遊しちゃったらしく、撤去されていた。野外ってのは、そういうプロセスも含めてアクシデントが面白いんだが、なくなってしまっては評価外。
と、気持ちよく散歩していたら雨が降ってきた。こんな快晴で雨、ということは夕立、やがて豪雨になる。傘を持っていないぞ。だって、パーティ会場へはここから歩くつもりだったし。
とにかく会場に向かうが、予想通り途中で土砂降りになり、どっかの学校のポーチで雨宿りしてタクシーを拾う。
平服でやる2次会のつもりで行ったら、下駄履きのヒトからスーツ、ドレスのヒトまでいた。新郎新婦入場の前にすぐに酒が飲めるのが嬉しい。というか、このメンバーだと勝手にビールを取ってきて飲みかねないので、順当な措置と思われる。
途中、招き猫の着ぐるみが乱入したり、空手で瓦がなかなか割れなかったり、なぜか私までステージに上がらされたり、いろいろあったが、結局さらに2次会まで延々8時間ほど飲み続けて愉しんだのであった。
5月27日(月)
今日も快晴。バジルやスペアミントやイタリアンパセリなどが発芽しつつあるのだが、蒔いた種の数からいうと非常に少ない。やっぱり1年前の種ではムリだったのか? それでも、なんとか芽を出した個体は大切にしてあげよう。
<はつね>でワンタンメンを食い、近所の喫茶店で作業。昨日撮影した結婚パーティ写真の整理である。取り込み、タテ位置の修正、ファイル名の修正までやってからPhotoJam2Proで写真を展開して遊ぶ。しかし、大きい写真のままだと負荷が大きすぎるので、1600*1200のものを640*480に縮小して別フォルダにまとめておく。
帰宅してから、あまりの天気の良さにバスマットを洗濯して干す。
iBookの容量が限界に近いため、ずいぶん前に作ったiMovie2のアイルランド篇をQuickTimeに出力したものをCDに焼く。HDDから関連ファイルを削除して容量を4GBほど空ける。
つづいて、新郎新婦用に写真とPhotoJamをCD-Rに焼き、CD-Rのラベルをプリントする。新婦の名前を間違えたり(印刷してから気づいてやり直した)、途中で赤目を修正したり、またもCD-Rを1枚無駄にしたりといろいろあったが、なんとかこれは完了。
つづいて写真印刷にとりかかるが、157枚もあるのだ。プリンタの性能からいくと、時間より品質重視では1枚に2分弱かかる。おおよそ5時間。これは、プリンタで刷るだけの時間であって、セッティングとか読み込みとか乾燥とかカットとかクセ取りなんて作業をその他にしないといけない。
覚悟を決めて、ロール紙をセットして印刷開始。延々と紙が吐き出されるので、印刷面がなにかに触れないように保持する仕掛けに追われる。結局、適当なところでカットして床に並べて乾燥させた。ふう。
で、本来は24時間かけて自然乾燥させるのがいいらしいのだが、それほど気が長くないので、普通紙を当てて水分を取る。それからカットするのだが、ロール紙は丸まっているクセがかなり強くついているため、切ってから紙をはさんで重しを載せておくことに。はあはあ。
そこまでやっても終わらなかった。なんと、途中でロール紙のストックがなくなったのだ。カラーのインクも途中で切れたのだが、こちらはカートリッジのストックがあったので大丈夫であった。
5月28日(火)
朝6時、いきなり目が覚める事件。J-waveで日本対ベルギー戦のチケットプレゼント! そのキーワードを聞くために6時から10時過ぎまでラジオを文字通り抱えて過ごす。トイレにまで持ち込んだ。これが今日から4日続くらしい。
外出し、クリーニングに出して吉祥寺まで歩く。Laoxでロール紙を3本とCDケース、MUJIでティシュペーパーと葉書ホルダー(ロール紙が100mm幅なので普通の写真用アルバムには入らないのだ)3冊などを買って帰る。
午後はずーーーーーーっと印刷作業。ロール紙をセットし、印刷し、インクカートリッジを取り替え、3時にはプリンタでの作業は終了。ふううう。
とりあえず、イワシのつみれのトムヤムスープで昼食にする。その間は乾燥。
片っ端から紙を当てて水分を取り、カットして、重しを載せてクセを取る。テレビでニュース観て一息ついていたら、印刷漏れが2枚ほどあることに気づいた。慌てて追加で印刷。印刷順と撮影順が異なるため、ナンバリングして葉書ホルダー3冊に収めて、昨日ミスしたCD-Rラベルを使って表紙にする。
昨日作ったCD-Rと合わせて某所に持っていって回覧に。幸い評判がよくてほっとする。時間をかけた甲斐はあったかな?
5月29日(水)
6月中は映画を見に行く時間が限られる(というか、そんな時間はとれないかも)ので、5月中に観ておこうかとも思っていたのだが、忘れないウチに写真の焼き増し(つまりは参加者向け)をしようと思う。えらいぞ、私。
二日酔いの頭を抱えたまま9時過ぎから印刷開始。およそ100枚ほど。
で、39枚刷った時点でまたまたインク切れ。すでにストックはないので近所のスーパーの家電コーナーに走る。あった。1500円。ゲッ! 量販店ならこの4割引きで買えるぞ。しかし、そういうことを言っている場合ではないので、速攻で買って帰り、プリンタにセットして印刷再開。
印刷中に池田香代子『哲学のしずく』読了。ベストセラーになった『ソフィーの世界』訳者による哲学をめぐるエッセイ集だが、個人的にはこちらの方がはるかに興味深い。『ソフィー〜』は、哲学の入門書として面白い工夫を凝らした好著だとは思うが、いちおう哲学をかじった者には「そういう解釈は乱暴では?」「そんなに割り切っていいのか?」という疑問(というかケチをつけているだけか)がふつふっと沸いてきてしまうのだ。
対して、『〜しずく』は、「考える」ことの意味を問い続けているのがよい。非専門家と謙遜されてはいるが、だいたいが19世紀以降の「専門家」自体が非常にうさんくさい。
およそ、哲「学」という学問になった時点ですでに哲学は堕落しているのだ。本来の哲人たちは、誰も学者ではなくて、ただ自分で考え続けた生活者であったのだから。
午後1時過ぎ、印刷は終了。乾燥作業の後、昨日と手順を変えて巻き癖を取るために逆に巻いて固定しておく。この方がたぶん早い。
その間に冷やし中華で昼食。具にカニカマ、キムチ、きゅうり、ニラ、ゆで卵、小ネギ、ゴマ、海苔などなど。
さらに30枚の追加印刷にかかる。しかし、またまた用紙切れ。ロール紙を3巻も買い置きしたのに。近所のスーパーや文房具屋を回るもロール紙を置いているところはなく、仕方なく葉書サイズの写真用紙を使う。こっちの方が印刷はラクなのだが、縁無し印刷ができない。
印刷して乾燥させて巻いたり切ったり仕分けしたり。その間にカレーを作って食ってシャワーを浴びる。ついでに人参やジャガイモの下煮や肉みそを作っておく。
印刷したばっかりの分は広げて乾かしておく。配布は明日だな。
帰っても寝れなくて、bedsideでネット接続してソフトウェアダウンロード。OSを9.2.2にヴァージョンアップ。
5月30日(木)
掃除して朝食にはイワシのつみれ汁、ニラのおひたし、もずく酢、キムチ、手製のお茶漬け、アロエヨーグルト。
昨晩DLしたMacOS9.2.2をインストールする。というのも久々にiTunesでCDをMP3化しようとしたら、CDを認識してくれなかったのだ。インストール後に再起動したら問題なし。
午後、有楽町にて無印良品のキッチンを見ながら打ち合わせ。ここで発注するかどうかは別としてイメージのすり合わせをしておきたかったのだ。
ついでに、ここの量り売りで鼻炎に効くという「甜茶」を買う。
さて、乾燥もできたので、夜半に某所へできあがった写真を配達。とくに実費徴収はしないつもりなのだが、チューハイを奢っていただいたりして恐縮。
明日から高円寺でタクちゃんが店を開くらしい。
5月31日(金)
甜茶を淹れて飲む。効くといいんだが。昨日のカレーを作り足してキウィでしめる。
J-waveの観戦チケットプレゼントも最終日。胸をわくわくさせて待つが、当然の事ながら落選。どーも倍率は4千倍以上はあったようだ。
あまりに悔しかったので、Yahoo!の懸賞にも応募しておく。
風呂入って散髪して洗濯して干す。散髪というより、剃髪に限りなく近い。いちおう、ワールドカップ開幕の日だし。
夕方、4時過ぎに木下卓也クン(例のタクちゃん)の店<一徳>へ。聞けば、本当の開店は明日からで、今日は試運転らしい。お祝いと手伝いに来ている方2名と、手伝いせずに昼から飲んでいる1名と合流し、ひたすら飲む。モツ焼き中心のはずなんだが、炭がなかなか熾こらずに苦戦。
なお、「有志でお祝いに提灯を贈ろう!」という話になっているので、該当すると自覚している人は何卒よろしく。
で、そのまま閉店間際まで居残って開幕式とフランス対セネガルを観戦。
【フランス対セネガル】
フランス0−1セネガル
ソウル、2002年5月31日(金)0−1でフランス敗戦という結果は、予想外というほどのものでもない。セネガルはアフリカのチームには珍しく組織的戦術が浸透しており、それは現在のブルーノ・メッツ監督が1年半に渡って(中東・アフリカでは希有の長さ)継続して指揮を執っていることとは無縁ではないだろう。
対するフランスは、前線と中盤ではうまく世代交代しているのに対して、バックスの高齢化が目立つ。98年のレギュラーからブランがいなくなってルブフが入っているのだが、そのルブフもすでに34歳。テュラム30歳、デサイー33歳、リザラズー32歳。この錚々たるメンバーの能力とセンスを疑うものではないが、スピードの衰えは隠しきれない。
そして、セネガルの1トップにはったディウフ21歳のスピードを止めきれなかった。失点のきっかけとなったディウフの左サイドの突破でスライディングしたのはルブフで、いとも簡単にかわされてしまっている。慌てて戻ったプティの足に当たり、それがバルテスに当たり、最終的には飛び込んで倒れていたブバ・ディオップに蹴り込まれた。
フランスは終始ボールをキープし、攻め続けたが枠に嫌われた。いや、それだけではなくて気迫が感じられなかった。それは大人の落ち着きというよりも、失われた若さ、がむしゃらさへの哀愁にも見えた。
アンリ、トレセゲ、ウィルトールの3トップと、ヴィエラとプティが並んだボランチは間違いなく世界トップの水準にある。たとえピレスが離脱し、ジダンが出られなくても、それでもまだフランスは強い。
ルメール監督は、ジョルカエフやルブフよりも、ミクーやシルヴェストルのような次の世代を起用すべきであろう。ジダンが出ても、出られなくても。
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