|
|
パッチでは、線を格子状に編んで面を構成する事で形状を作ってゆきます。
スプラインパッチは、面を編む線にスプライン曲線を使う方法です。
ベジェ・スプラインパッチはShadeで使用されているます。

ベジェ・スプラインはCP(コントロールポイント)の位置と、コントロールハンドルによって曲線を制御する方法です。
ドロー系のCGソフト(Illustrator等)がベジェ・スプラインを使用しており、曲線の表現方法としては一般的な方法です。
  
データを曲線で持っている為、拡大してもポリゴンモデルのような荒さが出ません。
※Shadeでは滑らかさを保とうとすると膨大なメモリーが必用となるため、実際にはメモリー量と滑らかさのトレードオフになります。

ポリゴンモデルでは、曲面部分を拡大するとポリゴンエッジが見えてしまいますが、スプラインパッチでは元々曲面データで構成されているので拡大しても曲面の滑らかさが変わりません。
反面、曲線を格子状に編んでいる為、一つのCPへの操作が隣接するCPにまで波及し、一部分だけの細かい設定が難しく、そのためにシワが出来てしまう事が多い。
|