道志

今倉山・二十六夜山

天候に恵まれた2007年3月8日、WakWakグループは道志の山を今倉山(いまくらやま1,470m) から二十六夜山(にじゅうろくやさん1,297m)にむけて縦走した。総距離7.4km、累積登り531m、累積下り1,030m。

大月で富士急に乗り換え都留市駅に9:00に集合。タクシーで道坂隧道(1,050m)に向かう。途中御正体山の登山口の前を通過。タクシーの運転手が皇 太子が御正体山(1,682m)に来てくれたおかげで登山道が整備されて、大勢の登山者がくるようになって助かると言っていた。皇太子は御正体山から石割 山に縦走し山中湖に下ったという。

昨年9:20今倉山に向かって登坂開始。加入道山(1,418m)や御正体山が見える気持ちの良い尾根を登る。10:55に東峰の山頂に立つ。右に行くと 菜畠山(なばたけうら1283m)に至るという標識がある。菜畠山とは美しい名前だ。山頂は雑木林に囲まれ て見通しは悪い。赤岩は見晴らしがよさそうなので、記念撮影しただけで二十六夜山に向かい縦走開始。

11:50赤岩着。ここで昼食とする。赤岩からの見晴らしは360度。南東には檜洞丸、南には相模湾と大島、南西に 御正体山と杓子山の間に富士山 を望む。西方に南アルプスは北岳赤石岳、聖岳、 北西に金峰山や雲取山などが見える。 北側眼下には岩殿山が頭を出している。

赤岩から御正体山と杓子山の間に富士山を望む

いくつものピークを越えて二十六夜山には13:55着。二十六夜山の名前は江戸時代に旧暦の正月と7月26日の夜に、人々が寄り合い飲食などを供にしなが ら月の出を待つ二十六夜待ちの行事に由来するという。道志山塊から上がる月を愛でるよき風習があったわけだ。この山は日本の花の百名山に選定されており、 4月下旬から5月上旬にエイザンスミレが咲く。

この季節に懸念された残雪は温暖化のためになく、何事もなく急坂を下って15:36上戸沢着。芭蕉月待ちの湯で一風呂浴 びる。(Hot spring Serial No. 240)17:10のバスで赤坂駅に向かう。赤坂駅前で今日歩いた今倉山から二十六夜山に至る稜線が遠望できた。

赤坂駅前から手前二十六夜山と遠くに赤岩と今倉山を望む

町田で反省会。次回は毛無山に変更した。

March 12, 2007

Rev. November 15, 2017


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