西丹沢

檜洞丸

2000年のゴールデンウィーク中日、wakwak山歩会は 第8回定例登山として西丹沢の檜洞丸(ひのきぼらまる、1,601メートル)日帰り登山に挑戦した。

ルートはピンク色

8:13小田急線新松田駅集合。西丹沢箒沢キャンプ場までタクシー(9,000円)。箒沢では有名な箒杉の巨木(根回り18メートル)を見た。9:00登山開始。きりたち山荘(廃止)経由。12:00山腹にて昼食。14:00檜洞丸山頂到着。石棚経由、18:00箒沢山荘到着。前夜駐車しておいた車で帰宅。グリーンウッド氏にとって丹沢は若い時に登った大山に続いて2度目。西丹沢箒沢キャンプ場から檜洞丸山頂までの高低差は約1,000メートルだが、石棚からの急斜面の下山は登山路が荒れているため、膝に来るかなりきつい下山となった。体重を携帯荷物分減らさないと膝痛に悩まされそう。

丹沢山塊は御影石によく似た石英閃緑岩でできている。東京の西、檜原村の三頭山や秋川も同じ岩石でできている。この岩は大変風化されやすく、急斜面と崩壊地が多く、谷は深い。崩壊地は石英閃緑岩が白砂のようになって白いガレ場を作っている。壮年期の山であるため、侵食を免れている山稜部は比較的平坦面を残している。檜洞丸山頂とその周辺も例外ではなく、ここに「ばいけいそう」の群落がある。

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檜洞丸山頂付近のばいけいそう群落

丹沢はブナを主体とした落葉広葉樹林で檜洞丸山頂から石棚のかけての山稜付近はブナの純林に近い。しかし最近は大気汚染の影響かブナの巨木の立ち枯れが目立つ。

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檜洞丸山頂

石棚から箒沢山荘への登山路は昭和40年に開かれたツツジコースといわれているが、ちょうどミツバツツジが満開であった。野鳥のなぎ声も多く、ウグイスツグミアオバト、ロビン(コマドリ)、ヤマガラなどが聞き分けられた。

マー氏宅で反省会。

2000年5月4日

Rev. February 1, 2006


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